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カテゴリ:映画(日本映画)
ずっと前に、地元のテレビ局で深夜に放映していたものをビデオに録画していたのだが、やっと観ることができた。「ガメラ2 レギオン襲来」である。1996年の放映であり、平成ガメラシリーズの第2作目にあたる。
出だしは、いきなり宇宙から隕石が降ってくる。これが実は、未知の宇宙生物の襲来であったというのは、この手の作品には良くあるパターンだが、この作品では、レギオンというとんでもない敵を登場させる。このレギオン、シリコンを食べて育つため、体の組成が、半導体そっくりであり、電磁波でコミュニケーションするため、電波の溢れる都会で繁殖をするというやっかいなやつだ。 レギオンは、でっかいやつが1体と、小さいやつが無数にいる。形はシラミを大きくしたようなものを連想させるが、足がたくさんついていて、不気味だ。私は、足の多いものは苦手なので(10本以内なら大丈夫なのだが)、小さいやつが、ガメラを多い尽くした場面は、まるでフナムシの大群を見ている様で、気持ちが悪かった。 今回は、さすがのガメラも、相当苦戦している。ギャオスを一発で倒す威力のあるプラズマ火球も通用しないのだから。一度は、死んだかと思われたガメラも、子供達の祈りで復活し、レギオンとの最後の戦いに挑む。でも、さすがはガメラ、究極の必殺技を隠し持っていた。この必殺技は、これまで見た覚えがないので、たぶんこの作品で初めて出すのである。もっとも、プラズマ火球も、怪力も通用しなかったと言う設定なので、何か新技を出さざるを得なかったのだろうが。 懐かしさも手伝って、面白く観る事ができた。 (監督) ・金子修介 (特撮監督) ・樋口真嗣 (出演) ・永島敏行(渡良瀬裕介) ・水野美紀(穂波碧) ・藤谷文子(草薙浅) ほか ★「ガメラ 大怪獣空中決戦」の記事はこちら 「ガメラ2 レギオン襲来」DVD ○応援してね。 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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