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先般、「第三の時効」に関する記事を書いたが、同じく横山秀夫の「半落ち」(講談社)を読んだ。これもまた、なかなか考えさせられる作品である。 W県警現職警部の梶聡一郎が、アルツハイマーの妻を殺したとして自主してきた。梶は、その他の部分は素直に供述するのだが、殺害から自首するまでの2日間の行動だけはどうしても明かそうとしないのである。彼の書斎の座り机にあった「人間五十年」という書。彼は50歳で死を覚悟しているようだ。 この作品は、6つの章から成り立っており、各章は、それぞれ、担当刑事、担当検察官、新聞記者、担当弁護士、担当判事、刑務官の立場から書かれている。そして、全体で一つの物語を構成している。 事件を巡る、それぞれの思惑。そして、いわゆる組織の論理との葛藤。なぜ、梶は、2日間の行動を明らかにしようとしないのか。 最後に明かされた、梶の空白の2日間の真相には、ただ感動。 ○応援クリックしてね。 ○第3の時効の記事はこちら 「半落ち」(横山秀夫:集英社) 風と雲の郷 別館「文理両道」(gooブログ)はこちら この記事のトラックバックURL:
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/gigeiten/diary/200711090000/aa685/
★DVDにもなっていたんですね。
2日間の秘密とは・・・ぜひ原作を読んでみてください。 tora1947さん >こんにちは〜! > >DVDを観たいと思って、後手になっています。 >とても気になります・・その2日間が。 ----- (2007.11.09 20:02:49)
この作品が、直木賞の選考で物議をかもしたんですってね。私は説明を聞いても、まあいいんじゃないって思っちゃいましたけど。(2007.11.09 22:05:17)
★そうなんですか?
物議というからには、何か審査員のセンセがたには、気に入らないところがあったのでしょうね。 浪漫的狼さん >この作品が、直木賞の選考で物議をかもしたんですってね。私は説明を聞いても、まあいいんじゃないって思っちゃいましたけど。 ----- (2007.11.09 22:15:42)
★ふ〜ん、そうなんですか
そんなに曖昧な感じはしませんでしたが。 直木賞って、その作家の、一番面白くない作品に対して、与える賞だったりして・・・ 審査のセンセの感覚は、我々、一般庶民とは違うのかもしれませんね。(笑) たなぽん99さん >曖昧な感じが駄目だって言われたみたいです。 >直木賞もなんだかね〜(^^; >映画もなかなか良かったですよ、原作本とは >違った良さがありました。 ----- (2007.11.10 12:21:38)
風竜胆さん、こんにちは。
ああ、素敵なブログですね……って言うか、凄すぎっ! 毎日、UPしているのですか?凄いな〜見習わないとな〜どうでしょう、風竜胆さんの爪の垢でも頂けませんか?できれば、煎じて送っていただければ有難いです(^^) 「半落ち」私も大好きな一冊です。横山さんの作品はどれも凄いけど、これは傑作ですね。林真理子さんが何と言おうとも今作は傑作です。(2007.11.10 23:17:59)
★ありがとうございます。
修行(苦行?)のつもりで、毎日更新を心がけています。ただ、多少のバッファがないと苦しいので、休日などに、ネタを書き溜めたりと工夫はしています。 ただ、忙しいと、てきめんに、記事の内容が落ちたり、わんこの記事がでてきたりと、お恥ずかしい限りです。(汗) ところで、爪のアカですが、お送りしても良いのですが、食中毒の恐れもありますので・・・ 今後ともよろしくお願いします。 phinさん >風竜胆さん、こんにちは。 >ああ、素敵なブログですね……って言うか、凄すぎっ! >毎日、UPしているのですか?凄いな〜見習わないとな〜どうでしょう、風竜胆さんの爪の垢でも頂けませんか?できれば、煎じて送っていただければ有難いです(^^) > >「半落ち」私も大好きな一冊です。横山さんの作品はどれも凄いけど、これは傑作ですね。林真理子さんが何と言おうとも今作は傑作です。 ----- (2007.11.10 23:51:57) ■トラックバック(1)
これも映画化されてアカデミー賞を総なめした話題作の原作本ですね。横山秀夫さんの『半落ち』です。横山作品は、これまで3冊ほど読んでいるのですが、すべて短編集だったので、初の長編かと思いきや、6つの短編集と言っても過言ではない感じの作りになっていました。ア...(2007.11.10 12:19:24)
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