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前回の続きの前に、私達が公開しているホームページをリニューアルしました。
良ければのぞいてみてください。 http://gijyutsu-keisan.com/ さて、前回は私が属してきた大企業の技術力(というか技術に対する考え方)の違いについて述べました。ちなみに、最後のまとめでは悪いことばかり書いてしまいましたので、少し訂正します。 (1)科学的根拠と、論理的思考によるストーリー展開の重要性=品質保証を重視しているのはA≫B>C。 (2)Aは目新しさだけを追うのではなく、社会的信用(=品質)も重視しているので、新しい製品がなかなか世の中に公開・普及されない。ただし、普及される時点で品質レベルが高い状態にある。 (3)Cは、目新しさをいち早く世間に公開・普及したい、という表れから原理以上に、現物至上主義を貫いている(後発メーカゆえ、戦前からある大企業との違いをアピールするには必要なことかもしれません)。 さて、今回は組織体制について述べたいと思います。 まず最初にプロジェクトの動かし方についてです。A~Cと見てきましたが、プロジェクトリーダの位置づけがAとB、Cでは違いました(事業規模の違いもあるかもしれませんが)。 A のプロジェクトリーダは、部直轄の部長級の人たちが行っており、いろいろな課からそのプロジェクトにチーム(人)を送り出す、という体制をとっていました。当然プロジェクトリーダは部長級ゆえ権限があり、各課長に指示を出す立場にありました。ただ皆さんお年寄りが多く、若くても40代前半、通常は50ぐらいの人たちがやっていました。 それに対し、B、Cは、プロジェクトリーダを規模が小さければ係長級、大きくなれば課長級の人たちが行っていました。当然係長級には裁量などほとんどなく、予算や人工などの見積もりを出しても自分たちで交渉して決めれるわけではなく、その上の課長級の人たちが見えないところでごちょごちょと決め、その結果だけをプロジェクトリーダに丸投げする、といった状態です。そのような中で、予算がオーバーしているだの、スケジュールが遅れているだのと文句を言うのが、それらを丸投げしてきた課長級の人たちです。これでいいの???といった感じです。これはおそらく対外的に、「若い人に責任を任せて仕事をさせている、ものすごくやりがいのある職場だ」ということを言いたいだけのようにしか見えません。 本来プロジェクトリーダは、そのプロジェクトの全体ストーリを作り、その流れにうまく乗っていけるようチームの労働力を配分し、工数や予算などを確保していくのが仕事だと思います。さらにチーム内の意思統一、社内や対外の調整等、対人的な職務を行っていかなければならないため、権限委譲が非常に重要だと思います。 残念ながら、B、Cはプロジェクトリーダに必要なだけの権限委譲が為されていないのが現状です。ですので、傍から見ていると課長級であるマネージメントサイドの人たちの言動や行動が、あまりにも無責任に見えてしかたがありません。 このようにプロジェクトに対する考え方は、会社によって様々なようです。 会社の古さがA≫B≒Cであることも影響しているようで、Aはプロジェクトに対して慎重かつ確実性を重要視し(お年寄りをプロジェクトリーダにしているからというわけではなく)、B、Cは世間に対するアピール重視、といった感じに思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
現在、御社の計算シートの購入を検討しておりますが、
問い合わせフォームにおいてサーバー内エラーが発生し、メールを送信できません。 今一度ホームページの確認を行って頂けませんでしょうか? 社内予算承認の関係で早急にご対応頂けると幸いに存じます。 (2009.12.17 20:43:08)
Personal name様
ご連絡ありがとうございます。 ブログの確認を怠っていたため連絡が遅くなりましたこと、さらには、ホームページの不具合により貴殿にはご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。 また、本不具合に対してご指摘いただき、ありがとうございます。 現在、ホームページの修正を行っているところです。 修正完了次第、再度こちらに書き込みいたします。 もしよろしければ、お手数ですが、再度ご連絡いただければと思います。 今後とも、よろしくお願いいたします。 (2009.12.24 22:32:24) |