|
カテゴリ:トラヴェル
金曜日の午後4時頃市原市を出発し、館山道~東関道~首都高~常磐道~磐越道~東北道~秋田自動車道等を乗り継いで、土曜日の深夜の1時少し前に大曲に着いた。
途中食事や給油などで3度サービスエリアに立ち寄っただけで、休憩と言う意味で休んだわけではなかった・・・・。 初めて大曲の花火大会に来たのだが、その前にWeb情報で調べると、人の多さで100m歩くのに10分かかるとか、当日や前後の日の交通渋滞がひどく、覚悟して行かねばならないのが解っていた。 我々夫婦はそんなわけで土曜日の早朝に現地の駐車場に入って、土曜の昼間は会場で開演を待つというスケジュールで出かけていった訳だ・・・・。 現地までは首都高が渋滞していた他はスムーズで、何の問題もなく大曲まで片道620kmあまりを平均速度100km/h以下で走破したが、交通量が多いので80kmのエコランは出来なかった。 現地のインターチェンジを出てすぐにコンビニで食料を買い込み、周辺の駐車場や会場の案内の書いてある地図を貰って、どこに車を止めるか思案した・・・。 すでに会場近くの駐車場へ向かう道が混雑しているのが高速道路の橋の上から見て取れたこともあり、また、会場近くの駐車場は花火大会が9:30に終わっても、観客が周辺から歩いて立ち去る時間は動けないように、11:30まで道路が閉鎖されてしまうため、最も会場から遠い駐車場へ行って見た。 入口にいた警備員に状況を聞いたところ、この駐車場は会場から最も遠いが、いつでも出入りできる無料の駐車場であると解って、帰りの時間に制約を受けないことが魅力で此処に止めて、会場まで朝になったら3.5kを歩くことにした。 こんなに早い時間に到着しながら往復7kmを歩くことになるのが、家内には不満であったようだが、花火大会の終了後に自由な時間に出ることが出来るし、初めて来た見知らぬ土地でさらに条件の良い駐車場を見つけられるとも思えず、その駐車場の最も出口に近い場所に止めて夜明けまで仮眠することにした。 ↓深夜に着いて止めた駐車場(朝6:30頃でまだ数十台しか止まっていないが、帰りには殆ど満車になっていた。) ↓広大な河川敷の駐車場だが、それでも此処はまだ狭い方の部類だ。 ↓会場に近づいた場所にある有料のキャンプ駐車場 このオートキャンプ場の様な駐車場では、どこも昨夜はバーベキューで盛り上がったに違いないという感じでした・・・。 こうして年に一度、キャンプを楽しみながら日本一と言う花火大会を楽しみにあちこちから沢山の人たちが集まってくるのだろう・・・・。そしてこの駐車場は23:30分まで車を動かすことを禁じられているから、もう一泊此処で夜を明かし、日曜日に帰ってゆく人たちも多いことだろう・・・。 一時間近かく歩いてようやく会場の外れに到着した、このメーンの会場もかなり広いが、一般の入場者はさらに下流の橋の近くの入場口から9:30から入る事を許され、恐らく家族やグループの代表が朝早くから並んで、9:30の開場と同時になだれ込み、ブルーのシートを自分達の気に入った場所に広げて場所取りを行うのです。 ですから、有料の桟敷席等を購入していない人は、そうして頑張って良い場所を確保するようにしないと、夕刻近くになってから来場しても、もう良い場所に陣取ることは出来なくなります。 私達夫婦はそういうここでのやり方は知らなかったので、10時に全部の入口が空いてから、すでに他の人に依って確保された場所の隙間の様な場所にやっと畳一畳分ほどの席を確保しましたが、その時は狭いなあと思ったのですが、午後になって来た人はかろうじて座れるかどうかと言う場所さえ確保できないほどに混み合うのでした。 河川敷の広いエリアフェンスで仕切り、土手の上は全て警察が封鎖し見られないように目隠しの黒い幕を張ってしまいます。もし土手の上から見ることが出来れば最高に良い場所ではありますが込み合って土手から転落したりしない配慮があるのだろう・・・それほどに混み合う花火大会なのです(一昨年の記録では75万人の来場者があったそうです) ↓朝8:30頃のまだ観客が入っていない観覧席の様子。 ↓午後3時を過ぎて、段々と混みあってきた頃 ↓私達の陣取った場所の周辺の様子 この大曲の花火大会には「昼花火の部」と言うのがあって、煙に色を付けたり工夫していて、昼間でも花火が楽しめるように考えてくれたのだろうが、やっぱり花火は夜暗くなってからが本番だ・・・笑。 ↓夜の部が始まる前の夕焼け空 花火は28社ほどが参加していて、それぞれ課題2発と創作のコンビネーション花火を2分間ほどの間に参加社の選んだ音楽に合せて何十発も打ち上げられるのだが、どれも新しい試みを取り入れ、色や形、発火の仕方や変化、動きなども多く取り入れられさらにそれらのコンビネーションが音楽にマッチしているかなどが採点の基準となるのだろうが、コンテストの結果はには私はあまり興味が湧かなかった。何しろどれもなかなかの出来栄えで素晴らしいのだ。 そのコンテストとは別に大曲市が規格デザインした「武士道」と名づけられた5分を超えるコンビネーション花火が開場の巾一杯を使ってコンテストの作品の5倍の規模で打ち上げられたのだが、それが多くの地元の観客の目当てらしく、此れが見たくて毎年来ているという声が聞かれた・・・。 その動画をアップしよう。 「武士道」サイズ大はこちら100MB 「武士道」サイズ小はこちら45MB 日本一の呼び声が高い大曲の花火大会を一度は見てみたいと思っていたので、今回は頑張って日帰りの様なスケジュールで1240kmを走りましたが、もし我が家の子供達が同じ様なスケジュールで行くと聞いたら、多分危険だからもう少し休憩時間を多く入れた予定にしなさいとアドバイスすると思うので、人に勧められるような計画ではなかったと思います。 金曜の内に往路の大部分を走り、大曲のインターチェンジを出るタイミングを土曜日に入った直後にして、土曜の夜に大曲を出て日曜日の朝に家まで帰ってきたので、高速道路代は首都圏の別料金を除けば2千円で往復できたし、ややエコランには速い速度とエアコン使用で(100km/h平均)走ったけれどデミオ13CVは、約21km/リットルの低燃費で走破してくれたので費用は少なくて済みました。 来年以降大曲の花火大会に行こうと思う方へのアドバイスを・・・。 毎年、非常に多くの人が集まる花火大会なので事前にWebで主催者の発表を良く調べて出かけることをお勧めいたしますが、車で出かける方のためにいくつかのアドバイスをしたいと思います。(もっと良い方法もあるかとは思いますが一度しか行っていない私にはベストな方法は解りません) 花火大会の会場付近は11:30分まで道路が封鎖された今年ですが、例年その様な措置が取られることを想定すれば、その交通規制外に立地する、私達の利用した、雄物川の上流に位置する、開場から最も遠い駐車場に入ることは、帰りの時間帯に制約を受けないと言う点でお勧めできます。 ただし、往復7km程歩かねばならないので、その点は考える必要があります。経験して解ったことですが、この駐車場は帰りも出口で混み合う様子もあまり無かったので、この駐車場に入ったら雄物川の下流に向かって走り、もっと花火会場に近い場所に止めると、往復7kmが6kmで済むのでそのほうが良いと思います。この駐車場は40番の無料駐車場です。そしてこの駐車場を出て横手インターまで一般道を走れば、大曲、湯田間の渋滞も回避できるのでそのほうが快適と感じます。 この駐車場と会場の近くまでを折りたたみ自転車を利用する方法は賢明な方法ですが、会場内には持込が許されていないのと、会場近くの土手の上も自転車の走行が禁止されていたので、会場の少し手前で自転車を止めて、盗まれないようにしっかりとカギを施して置くことが必要です。土手の上には電柱も無いので土手から降りた場所に自転車置き場を探す必要があります。 会場の自由席(無料)を確保するのは早朝から最も下流の橋の入口、8番入口に並んでブルーシートなどを持って長い距離を急がねばならないので、あまりお勧めは出来ませんが、もしそうするのであれば梱包用の紐とッキャンプ用のペグ4本とハンマーを用意し4隅にペグを打ち込み、ヒモで四角く区画を作っておいて、夕刻が近づいた頃に再びその場所へやってくる方法もありますが、その方法で暗くなるまで放置しておくと、席を取れなくなっている人が、来ないものと解釈してそこに陣取ってしまうこともあって(実際にそれでもめているのを目撃した)その方法はややリスクが高い。やはりブルーのシートなどで主張しておく必要があると思われる。 出来ればやや高い料金を払っても有料席のほうが座席を確実に確保できる点と電線等の障害物も無く快適な環境で見られるので、お勧めであるが、桟敷席を購入できるかどうかは、これまた非常に問題かもしれない(今の内から大曲の市役所などに電話して桟敷席の確保にはどうすれば良いか聞いておく必要があるだろう) 私のお勧めは中央付近の土手斜面の区画が良いと思う。 会場近くのコンビニエンスストア等でも無料で配られている周辺の地図は必ず貰う必要があるが。此処に2009年度の交通規制地図の写しをアップしてみよう。 朝から会場に入って夕方になるまでそこで過すのは、有料席、自由席を問わず日射や雨などに対処しなければならないので、テントやシート、クーラーボックスなどの荷物を準備が必要になるが、遠い駐車場に取りに戻るのは辛いので、どうしても荷物が多くなってしまうので、旅行用の簡易なキャリアーをゴロゴロと引っ張っている人を沢山見た。 我々は日傘2本と一人用のシート2枚、飲料2本とコンビニで買ってきたオニギリとサンドイッチ、スナック菓子などだけである。 なを、日よけに使ったテントは花火開始直前にたたむ必要があり、椅子の使用も開演以降は禁止されている。(日焼け止めのクリームなどは必須アイテムだろう・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[トラヴェル] カテゴリの最新記事
|