★銀次郎の合格ブログ

令和3年度社労士試験 選択式「国年」の救済予想 （クレアールデータ）<

上段はクレアールの復元データ、下段は本試験データ

年	科目名	基準	平均点	2点以下	1点以下	0点
30	国年	2	2.9 （1.8）	39.1 （70.0）	16.6 （46.7）	８.0 （19.3）
27	国年	3	3.4 （2.3）	24.4 （56.8）	9.5 （28.5）	3.2 （7.2）
R3	国年	?	3.3 （？）	21.6 （？）	5.0 （？）	0.7 （？）
R2	国年	3	3.6 （2.5）	20.8 （49.5）	10.1 （24.2）	7.2 （6.2）
29	国年	3	3.6 （2.7）	15.5 （44.0）	7.5 （21.3）	2.0 （5.3）
28	国年	3	4.0 （2.6）	13.6 （50.9）	6.6 （26.0）	4.5 （3.6）

　　　　　　　　

　　　　過去10年で選択式「国年」の2点救済が行われたのは、H23と
　　　　H30の2回のみ。選択式試験の救済を予想する上で決め手となる
　　　　のは、ユーキャンとTACの2大データですが、前者は9月6日、後
　　　　者は9月10日公開予定ですので、まずはクレアールと辰巳法律研
　　　　究所（佐藤塾）のデータを用いて、令和3年度の「選択・国年」
　　　　の救済予想をしていきます。


　　　　救済可否の判断となるのが、2点救済のH30年と、1点以下割合が
　　　　あと少し届かなかったH27,28 とH29,R2年のデータ。

　　　　上記のクレアールデータを比較すると、2点以下割合においては
　　　　何とか全体で50％以上をクリアしそうですが、2点救済の第2要件
　　　　である「1点以下割合、30％以上」をクリアするのは非常に厳し
　　　　いといえます。


　　　　1点以下割合の比較でみると、以下のようになります。

　　　　　H27（クレアール）9.5％→（本試験）28.5％
　　　　　H28（クレアール）6.6％→（本試験）26.0％
　　　　　H29（クレアール）7.5％→（本試験）21.3％
　　　　　R03 (クレアール）5.0％→（本試験）　？ ％


　　　　　上記のクレアールデータだけをみれば、1点以下割合は全体
　　　　　で「20％」にも届かない計算になります。

↓
令和3年度 選択式「国年」 本試験結果予測
（クレアールデータ限定）

2点以下	1点以下
51.1％ （50％要件クリア）	18.7％ （30％要件✗）

【結論】
　　　　クレアールデータ限定でみると、選択式「国年」の2点救済
　　　 　は「10％程度」の確率でかなり厳しいといえます。


しかし
　　　　辰巳法律研究所（佐藤塾）のデータではどうか？

　　　　　【2点以下割合】
　　　　　H30（辰巳法律）39.9％ →（本試験）70.0％
　　　　　H27（辰巳法律）36.8％ →（本試験）56.8％
　　　　　R03 (辰巳法律）31.1％→（本試験）　？ ％
　　　　　R02（辰巳法律）20.2％ →（本試験）49.5％

　　　　　※クレアールデータ同様、全体で50％ラインはクリアしそう。



　　　　　【1点以下割合】
　　　　　H30（辰巳法律）21.3％ →（本試験）46.7％
　　　　　H27（辰巳法律）19.3％ →（本試験）28.5％
　　　　　R03 (辰巳法律）12.4％→（本試験）　？ ％
　　　　　R02（辰巳法律） 6.4％ →（本試験） 24.2％


　　　　　H30とH27の比較では「30％」ラインをクリアするのはかなり
　　　　　厳しいですが、R2年比較では、難なくクリアしそうです。やは
　　　　　り、最終予想はユーキャンとTACの2大データ待ちになります。