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社労士試験の選択式「補正」状況を詳細にまとめたものが上表です。 選択式試験の合格基準は各科目3点以上ですが、得点状況に応じて 3種類の「補正」が行われています。補正基準は以下の通り。 ■2点の原則補正・・ 2点以下割合50%以上、かつ、1点以下割合30%以上 ■1点の原則補正・・ 1点以下割合50%以上、かつ、0点以下割合30%以上 ■2点の例外補正・・ 2点以下割合50%以上のみを満たした場合 ■1点の例外補正・・ 1点以下割合50%以上のみを満たした場合 2点の「特例外」補正とは、当ブログ独自の名称ですが、上記のいずれにも 該当しないケースを指します。つまり、「2点以下割合50%以上」も満たせ ず、かつ、「1点以下割合30%以上」も満たせなかった場合。つまり、補正 要件を全くクリアできず、試験実施機関の裁量によって「2点」合格とされ た、特殊な補正です。これに該当するのは平成18年以降では、平成23年の み。この不可解な補正決定が、後の「平成27年社労士試験不合格取り消訴 訟」の間接的要因となっているようです。 平成23年以外の「特殊」なケースは、平成19年と令和3年。 ■平成19年・・・補正が全く行われなかった年 ■令和 3年 ・・・例外補正のみのケースで、過去16年で初 令和3年度の「例外補正のみ」の前例から、 令和4年度試験でも「社一」の例外補正が行わ れても、何ら不思議なことはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年10月01日 09時34分00秒
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