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受験者数 209,749人 【合格点34点、合格率17.9%】
日本最大級の国家資格試験である宅建の場合、1点差で落 ちる方は約1万人といわれていますが、昨年の10月試験で は推定約1万2千人もの方が、わずか1点差で涙をのんだも の思われます。 国家資格試験である「宅地建物取引士」試験は、毎年一定 の「試験水準」のもとに、合格基準点が決まります。 「上位15%から17%」の狭いレンジの中で合格点が決まる ので、合格率が18%を超えたことは少なくとも平成元年以 降、一度もありません。 そこで、上表をもう一度確認して下さい。昨年の合格率は 宅建の試験水準ギリギリの上位17.9%で線引され、34点 が合格基準点となりました。しかし、あと175人ほど34点 の人数が多ければ、昨年の合格基準点は35点になったはず です。 つまり、昨年の合格点は限りなく35点 に近い「34点」だということです。 このことを念頭において令和4年度のボーダーを考える場合、 昨年の合格点を単純に34点とみると「上振れ」で外れかも しれませんよ。というのも、ギリギリの34点なのですから、 感覚的には「34.9」ぐらいですよ。 現時点の分析データを整理すると、大手予備校の平均点 は昨年比+2点、中小で+3点。昨年の合格点を「34.0」 点と考えると、+2で「36点」になるのですが、昨年の 合格点を「34.9」点と考えると、+2で「36.9点」にな り、限りなく37点に近い「36点」になります。平均点が 3点アップの某社では、「38点」もありえる状況です。 受験生のデータがないところでは「33点」や「34点」を 予想点にしていますが、各社データリサーチの結果は、驚 くほど上位層は点が取れているので、宅建の試験水準を維 持しながら線引すれば、合格点は何点になるのでしょうか。 昨年の34点が限りなく35点に近い合格点であることを鑑 みれば、37点で決まる可能性も決して低くはないでしょう。 なんせギリギリの「34点決着」なのですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年10月19日 18時18分25秒
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