23731801 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

★銀次郎の合格ブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2022年11月20日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
令和4年度宅建試験
問48は正解なしの没問か?
(平成23年も問48は没問)


    令和4年度宅建試験の問48について、宅建みやざき塾の宮嵜先生
    は、「没問」にすべきだと提言されています。

    合格発表直前での指摘には「合格点が上がるおそれがあるから」
    とされていますが、資格スクール4社のデータでは正解率は81%
    から87%とかなり高い数値となっているので、たとえ全員正解と
    なっても、ボーダーが1点上がる可能性は極めて低いといえます。


    さて、問48の件ですが、平成23年にも問48が全員正解となって
    います。当時の問題(肢2)は以下の通り。

    平成23年版土地白書(平成23年6月公表)によれば、平成22年
    の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で115.4万件とな
    っており、対前年度比2.2%減とここ数年減少が続いている。


    試験実施団体は合格発表の8日前に、「問48の選択肢2の記述中
    で「対前年度比」は「対前年比」の誤記であり、問48は、正解
    肢のない問題であることが判明しました。このため、問48につ
    いては、すべての受験者の解答を正解として取り扱うことといた
    します。」と発表しています。


    ポイントは明らかな「誤記」だということ。



    一方、令和4年の「問48」肢4の問題は以下の通り。

    国土交通省の公表する不動産価格指数のうち、全国の商業用不動
    産総合の季節調整値は、2021年(令和3年)においては第1四半
    期から第4四半期まで連続で対前期比増となった。


    問題文に誤記はありません。しかし、第2四半期においては、速
    報値では増加であったが、その後、その数値は訂正され減少とな
    っています。肢4については、いつのデータで判別するのか、速
    報値なのか確定値なのか、そのあたりを明記していない。


    法令については令和4年4月1日時点での判断になりますが、統計
    に関する問題は別と考えられるため、受験者や関係者からのクレ
    ームを抑えるためにも、データの判別時期をしっかり明記すべき
    だったといえます。統計の問題なのですから。

    その点、出題者側に「落ち度」があるので、没問指摘を受ければ、
    完全スルーすることは難しいでしょう。



    長くなりそうなので、続きは次のエントリーで。



いよいよ明日深夜
運命の合格点判明





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年11月20日 09時07分30秒


PR

フリーページ

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.