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テーマ:猫のいる生活(138971)
カテゴリ:スペシャルにゃー子
にゃんにゃんにゃん 2003年2月22日(土)、 にゃー子は私達の子供になりました♪ 『にゃー子記念日』にちなんで、 にゃー子を子供として迎えるまでのお話をしましょう。 その前に先ずは2こにゃんクリックを~♪ ↓ ↓ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 生後1ヶ月のにゃー子。 見事なショボ顔ベイビーです。 この写真を見て、夫がこの子を飼うことを決意しました。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 1.愛しのキャンディー 数年前、下北沢のマンションで一人暮らしをしていた夫の 地元唯一のお友達が近所の飼い猫のキャンディーちゃんでした。 帰ってくると、キャンディーちゃんが迎えにきてくれたり、 お出かけの時にお見送りしてくれたり、ちゃんとお返事してくれたり…。 私と出会ってから夫がそこを引っ越す日、 キャンディーちゃんは、外から窓に手をかけて ぐーっと伸びをしながらお部屋をのぞきにきました。 その姿を見て、じ~ん♪ キャンディーちゃんにとっても夫は大事なお友達だったみたいです。 キャンディーちゃんに食べるものもあげたことがないし、 猫を飼ったことのない彼になぜそこまでなついたのかは不思議です。 それから、パパはキャンディーちゃんみたいな猫を飼うのが夢になりました。 キャンディーという名前だけでも使っていたいのか、 すでにいい年だった私の事を「キャンディー」って呼んでいました(苦笑: そうなんです!! 私のハンドルネーム「Candy-cat」はそこからきているんですよー。 2.にゃー子、出生の秘密 さて、この衝撃のトホホ顔の猫ちゃんですが、 私の職場の後輩の実家で生まれた猫ちゃんでした。 2002年12月9日生まれ。 この時何匹か生まれた中、一匹生き残った子でした。 にゃー子のママはアメショの花子さん。 そう!!にゃー子はアメショのハーフなんです。 花子さんのグリーンの目はにゃー子と同じです。 花子ママは、にゃー子の前にも後にも何回も子供を生んでいるので パワフル母ちゃんなんです。 毎回、脱走して子供を作っては帰ってくるので、 パパは誰だかわかりません。 もちろん、にゃー子のパパもわかりません。 写真:にゃー子の後に生まれた四兄弟。 2匹の三毛がいますが(1匹は寝てる)、 後ろの子はにゃー子によく似た三毛ちゃんです。 この子もちょっとショボンちゃんしてますねー。 花子ママは、何回も子供を生んでるにも関わらず、 子育て放棄していました。 だからにゃー子は、日中お留守番のおばあちゃんと一緒。 他にも猫ちゃんや犬やうさぎも飼っているお家でしたが、 にゃー子も他の猫ちゃん達にはなつかずおばあちゃん子だったようです。 3.名前はにゃー子 私達の所に来るまでに名前を決めて、 少しその名前に慣れさることに。 夫はすでに「にゃー子」って決めていました。 ベタすぎて、私はちょっと引いたんですが、 愛しのキャンディーちゃんのように、 にゃー♪ってお返事をしてくれる猫ちゃんを夢見ていたのです。 ちなみに私が憧れているミニ豚を飼うとしたら、 名前は「ぶー子」だそうです。 って、そのままじゃん!!Boo~!! 生後2ヶ月も過ぎて、おぴっこ&うんぴーのしつけもでき、 にゃー子という名前も決まったので 2月22日が丁度土曜日ということもあり この日に来ることに決まりました。 生後3週間のベイビーにゃー子 4.夫の寝言 夫はうれしくて待ち遠しくてたまりません。 あの愛しのキャンディーちゃんみたいな子が来るんだなぁーって、 毎日、キャンディーちゃんの事を思い出しては 飼ったことがなくても大丈夫かなーっていう不安も抱きつつ まるで、生まれる子供を待つパパ状態でした。 そんなある日の夫の寝言。 私が寝ようと思ったその時、 「ボクは猫ちゃん。かわいがってにゃー…」 ・・・・・??? ね、猫語をしゃべってる?? しかも、ボクは猫ちゃんってか?? ん?ボクの猫ちゃんの間違いか?? 「猫ちゃんどうしたの?」ってのぞいたら、 寝ながらにこ~♪って微笑んで、 ちょっと甘えたようにカラダを丸めたではありませんか!! 夫の口から聞いたこともない猫語を使われちゃー、 ボクが猫なのか、ボクの猫なのかもうどちらかわからない。 私には、ボクは猫ちゃんに聞こえたのでした。 キャンディーにしても、後のにゃー子にしても パパのこと大好きってことは、 夫は猫だったのかもしれないって思うわけです。 前世が猫なのか、現在猫が化けているのかどちらかわけで…。 翌日、夫に話したら、 えええーっ?!、オレが~っ??? ってめちゃくちゃ驚いていましたが、 自分でも微笑ましくなったのか、受けていました。 生後3週間のベイビーにゃー子 4.ついににゃー子が!! そんな待ち遠しい日々を待って、 奇しくもその年の猫の日、2月22日(土)。 銀座数寄屋橋交差点のSビルにデスクがあったので、 そこでにゃー子とご対面。 後輩と後輩のお母様がバスに乗って一緒に連れてきてくれました。 はやる心でキャリーを開けてみたら、 ああああ・・・ だ、だ、だいじょうぶかぁぁ~?? 一緒にいた職場仲間達の目も点状態。 出てきたにゃー子は 想像以上にか細く、小っちゃく、 なによりもショボショボ… 情けな~いお顔でした。とほほ。 生にゃー子を目の当たりにした私達は、 あまりのショボ顔に驚きが隠せません。 そして誰ともなく、にゃー子になぐさめの言葉をかけるのでした。 にゃー子、そんな申し訳なさそうにしなくていいだよー。 にゃー子、どうしたの、何が悲しいの? 等等・・・ そして私は少しでも早く夫に見せたいので、 すぐににゃー子を連れて、 銀座から地下鉄、小田急線に乗り換えて家まで連れてきました。 途中、地下鉄の音が怖くて鳴いていましたが、 蚊の鳴くようなか細い声なので、誰も気が付かないほどでした。 生後1ヶ月のベイビーにゃー子 5.パパとご対面~♪ 部屋ではパパがドキドキしながら待っていました。 玄関まで飛んできたパパ。 キャリーを開けて出てきたにゃー子。 パパの目は点!! 出すつもりの声も引っ込んだような一瞬が・・・!! しょ、しょ、しょぼすぎる~!! 写真以上にしょぼい!!し、し、失敗したかも~!! パパは内心そう叫んでいたそうです。 何もわからないにゃー子は、 突然しっぽを立てて、縦にぶるぶる震わせながら そして体全身を尺取虫のようにうにうにとくねらせるのです。 ええ?けいれん?? 私は少しびっくりしてしまいました。 写真:しっぽを震わせ、体全身をうにうにとさせているところ。 私はかつて飼っていた猫に8匹ほど仔猫を産ませたことがあるので、 仔猫をよく知っているつもりでしたが、 にゃー子のように、体全身を尺取虫の様にうにうにと くねらせるのを見たのは初めてでした。 くねらせるっていうより、 全身の筋肉を前後に波立たせているっていう感じなのです。 (もちろん、今でもそうします) どうもその動きがアピールして甘えているのではというのがわかり、 いつも食べていたという仔猫用の猫缶を与えました。 何の警戒心もなくおいしそうに食べました。 6.初めての夜 その後、とりあえず、私達は初めて来たにゃー子にあまり構わないでおいて 自然に慣れてくるまでそっとしておくことに。 すると、にゃー子は、 今にも倒れそうなしょぼさで、よろよろと、パパの方へ。 そしてそのままパパのあぐらの中にちょこんて入ってきたのです。 感動したパパ。 涙を流すのではと思わせんばかりのうれしそう。 この瞬間、しょぼくて失敗した~と思った気持ちから、 かわいさに変わったのでした。 こうして、にゃー子は無事私達の子供になりました。 そしてその夜、私達が寝ているお布団に パパと私の間の枕元から入ってきたのです。 つぶしたら死んでしまうだろう細いにゃー子。 2人で大事に気をつかいながら、 親子3人川の字の生活が始まりました。 お~っと!! この日、パパはまだ にゃー子が全く鳴いていないことに気づいていませんでした。 ―つづく― ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 『にゃー子記念日』 忘れないでね、2こにゃんクリック~♪ ↓ ↓ 急激ダウン中、応援よろしくにゃん(=^ω゚=)/-☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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