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■読了本録(4月)■
『仮面山荘殺人事件』東野圭吾 4月6日 『殺人方程式』綾辻行人 4月21日 過去の読了本はFreepage List『過去之読了本録』へ 閉ざされた書斎で [全132件]
『亜愛一郎の逃亡』泡坂妻夫 購入 取りあえずシリーズはそろえておこうと思って購入。
『御手洗潔の挨拶』島田荘司 収録『数字錠』 読了 刑事から持ち込まれた事件。容疑者は二人で、どちらも決め手にかけるという。他愛ない事件に思えたが、家の裏手門にかけられていた数字錠により進入経路もわからないという。始めは興味を示さなかった御手洗も事件の捜査に乗り出した。 再読。トリックは、まあ他愛ないものだが、何より物語が良い。終盤にかけての物語はとても切なくやるせない。
『亜愛一郎の狼狽』泡坂妻夫 購入 『亜愛一郎の転倒』泡坂妻夫 購入 読んだことのない作家の本を読もうかな・・・と思った時に、ふと、ミステリを読むならこれは読んどけみたいなことをどこかで観たような気がしていたので購入。シリーズをそろえようと思ったが、置いていなかったのでこの2冊だけ購入。いずれも短編集のようだ。
『殺人方程式』綾辻行人 読了 新興宗教団体の教主が列車事故で死んだ。疑問の残る教主の事故死の後に、その夫が新しき教主となるべく儀式としてビル内に籠もることに。しかしその教主も建物から姿を消し、頭部と左腕を切断され、別の建物の屋上で発見された。偶然が重なりいよいよもって不可能性を増す事件。いかにして犯行をなしえたのか? 魅力的なタイトルのわりに頭部切断(左腕も)というだけでは横溝作品を読みなれているせいか、御手洗物を読みつくしたせいかたいして事件に魅力を感じなかった。トリックも・・・ 普通。ものすごく面白いわけではないが、別段面白くないわけでもない。普通という感想。2も買って読むべきだろうか・・・。 巻末の言葉に『この作品を看破できる確立は0.5パーセントだろう』見たいな事を書いてあった。この作品に限ることではないが、『すべての謎を解いた人は0.01パーセントしかいない!』とかよく低解答率で、いわゆる犯人とトリックを当てる挑戦意欲を煽る作品があるが、そんな低確率の回答では正直推理作品としては破綻していると思う。要するにいかに一般的な思考からずれているということではないだろうか。まあ、その辺のさじ加減が書く側には難しいのだろうが。 そういえば、今日から『富豪刑事』がまた始まった。お金の力によって事件を解決するというモチーフはすごいと思うんだが、お金の使い方が普通に考えて思いつく範囲内なのはちょっと悲しい。まあ、観るわけだが。
『殺人方程式』綾辻行人 購入 東野作品のいずれかを買おうと思っていたが、綾辻氏の『殺人方程式2』が目に留まったので、久しぶりに綾辻作品でもと思い直し、『殺人方程式』を買った。
『仮面山荘殺人事件』東野圭吾 読了 恋人が死んだ。それもありえないはずの自動車事故で。 そしてその彼女の関係者男女8人が、避暑地の仮面山荘に一同に集まった。否が応にも話題となる彼女の事故の話。そんな中、そこに強盗犯が転がり込んできた。何度か脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。何者可の手によって。そして、緊迫した監禁状態が続く中、一人の犠牲者が出てしまった。しかし、状況から考えて強盗犯が犯人であるはずはなかった。誰もが疑心暗鬼になる中で時間は一刻一刻と過ぎていく。 強盗犯に監禁されてる状況下で、恋人の死が、事故か殺人かを語る場面は、はっきり言ってかなりヘンテコなシチュエーンだ。何度かその状況があまり不自然ではないですよぉ~と説明されるがそれでもぬぐいきれないぐらい変なシチュエーションだ。 トリックも、ほとんどあってないようなもので、結局は人間ドラマの方におもきを置いている感じがする。 が、しかしラストはそんなこともぶっ飛ぶほど最高! これはいい作品だ。いやぁ読んでよかったと思える作品だと思う。
『電子の星』石田衣良 収録『電子の星』 読了 都会に出て行った友人は、親に300万円振り込んで消えた。友人を救うためテルは、マコトを頼って上京した。友人の住んでいた部屋の中で見つけた友人の映像と黒いDVD。それを手がかりに友人を救うため行動を開始する。 物語のベース的には今までの物語と変わりない感じだが、今までであった仲間たちが協力しあってくれる感じはとても読んでいて心地よい。 ただ、物語の素材が今までの『池袋ウエストゲートパーク』で書かれた中で一番凄惨だと思われるものとなっている。 まあ、それを差し引いても物語のよさはゆるぎないけど。 この『電子の星』は人を選ぶかもしれないが、短編集としてはすばらしいものだと思う。 ・・・・・・そういえば、この物語『少年マガジン』(だったか?)で、漫画化されてた様に思うが、少年誌で耐えうる内容だとは思わないのだが、どう漫画で表現したのだろう? |一覧| |
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