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カルロスゴーン曰く「経営者のやるべき最も重要なことは従業員のやる気を起こさせること。彼等のやる気こそ価値創造の源泉だ」。
橋下府知事のやろうとしていること自体は、日本国政府を始めとする多くの公共団体にとっても必要なことで、その進展に関心を持っています。しかしながら、手法が余りにも幼稚すぎます。知事がいくらがんばっても、実際に府行政を推進していくのは大阪府の公務員だし、この人たちのやる気がなければ、改革はうまく進まない。カルロスゴーンさんの日産改革があれだけリストラしてもうまくいったのは、とことん現場と話し合い、それによって社員のモチベーションをあげ、社員が少々大変でも日産復活をやり遂げようという気持ちになったからです。橋下知事はいまだに民間人のメンタリティのままで行政府の内部の人間になったという自覚が足りません。橋下知事にとって大阪府職員は身内であって敵ではないのです。他から呼ばれて社長になり、改革を成功させた人はこの様な無駄な内部対決は生じさせていません。やろうという方向性自体は間違っていないのに、もったいない。 それから、知事に不満を言ったことに対して、「民間では考えられない。」とも発言していますが、これも健全な社長の台詞ではありません。この職員の場合はともかく、部下が上司に対して、反論できないような職場に未来はありません。きちんとコミュニケーションを取って納得させるべきです。 上司に反論できないあなた。出世の望みはありません。よしんばコバンザメのように誰かにくっついて出世できたとしても、会社が傾けばあなたが真っ先にクビとなり、再就職も難しいでしょう。 組織を建設的に改革していくことは地道で大変なことなんです。 気に入らないなら職変えて」大阪府の橋下知事が朝礼で激怒 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000937-san-pol 「知事を人として尊敬できない」「民間では考えられない物言い。上司として注意する」。12日午前、大阪府庁新別館で開かれた朝礼で、職員と橋下徹知事との間でこんなやりとりがあった。知事の改革への姿勢を批判した男性職員に対し、橋下知事は厳しい言葉で応酬。「私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」とやり返した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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