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1.始めに
海の不思議いくつもある。南極の厚い氷の下にいくつかの凍っていない湖があることは、以前聞いていた話しだが、地中海の海の底には「塩水湖」があるそうだ。 2.塩水湖の発見 1)発見者 東京大海洋研究所などのグループ 2)海水湖とは 湖(みずうみ)は、地表上の水で覆われた領域の内、規模が大きく、かつ海洋と連続しないものをいう。一方、海水湖(かいすいこ)は、内側を満たす水が海水と同程度かそれ以上の濃い塩分からなる湖のことだ。 今回見つかった「海水湖」は、通常の海水の下方に溜まった非常に塩分の濃い海水で満たされた領域のようだ。 3)発見された海水湖 ギリシャ沖の地中海の深海底で、塩分の濃さが通常の10倍近い巨大な「塩水湖」を東京大海洋研究所などのグループが見つけた。塩水湖は長さ80キロ、幅1キロ、深さ100メートル。グループは今年1月末~2月上旬、海底の様子からギリシャ・クレタ島の南西100キロ沖で調査。水深2920メートル付近の「湖面」を境に、塩分の濃度が急に高くなっているのを確かめた。 塩分濃度は32.8%で海水(3.5%)の10倍近く、アラビア半島の死海(25%)より濃い。ロボットで観察すると、海底から塩水湖に向かって白い筋が伸びている様子も分かった。溶けた岩塩の可能性があるという。 4)成因 近くに岩塩があって、溶け出して濃くなった海水は重く、静かな海底のくぼみに湖のようにたまったらしい。 地中海は600万~500万年前に海水が蒸発し、一度はほぼ干上がったと考えられている。海底に当時の岩塩層があり、こうした塩水湖があちこちにあるとみられていた。 3.今後の予定 「湖水」が周囲と混ざらず安定して存在するには、塩分や水温など様々な条件がかかわる。今後、温度などのデータを分析し、採取した堆積(たいせき)物を調べるそうだ。 4.最後に 今回の発見は、宇宙での星の研究より希少な内容の濃い研究とも受け取れる。海の深部は身近なところにあるようでいて、水圧や無明など困難な条件が多く、これまで研究が進んでいない。推測はされることが多いものの、塩分濃度が死海よりも濃い湖が深海に存在したというのは凄い事実だ。地中海だけでなく、世界の各地にこうした「海水湖」が存在するだろうし、同じようなイメージで「海水川(深海水の流れ)」なんてものの研究にも手が届きそうだ。それらの研究を深めることで、地球の気象現象の全体像がさらに鮮明になっていくのかもしれない。地球温暖化防止へのヒントみたいなものも見出せるかもしれない。さらなる研究の進展を期待したい。 <参考資料> 1)地中海の深海底に巨大な塩水湖 死海より濃い塩分濃度(asahi.com)H19.04.12 紹介 ⇒楽天トラベル ■出張ですか? ■高速バス予約 ■グレードアップシートバス ■東京ディズニーリゾート(R)直行バス ■楽天トラベル 海外航空券予約 [災害・防災・科学]カテゴリの最新記事
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