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 楽天「あす楽」開始 壮大な事業「地産地消」の第一歩 ☆ 時代の変化を感じますか !☆!★!☆!★!☆(2428)」
[ 政治・経済・ビジネス ]    

 1.始めに
 楽天は、今年5月に台湾で合弁企業による同事業をスタートさせ、国内では支社の展開を強化してきた。9月に入るとネットで注文を受けた食材の宅配サービスを強化すると発表していた。そして本日、生鮮食料品や日用品、家電製品などの商品を集め、翌日に全国配送するサービス「あす楽」を開始した。つまり、地方への展開は「地産地消」を睨んで地方企業や農家・漁師をも抱きこんで壮大な将来像を実現するための第一歩であることが窺える。

 キーワード:関東エリア 東海エリア 近畿・関西エリア    

 2.台湾⇒中国⇒アジア、欧州へ
1)台湾・中国
 楽天の三木谷浩史社長は8月6日、インターネット商店街「楽天市場」事業を、早ければ来年から中国で始める考えを明らかにした。今年5月に台湾で合弁企業による同事業をスタートさせており、海外進出を本格化させようとしている。5月から始めた台湾では、すでに約200店以上が出店し、国内の地方展開で培った店舗支援が、海外でも通用しているようだ。
2)今後の海外展開
 楽天は13年までにアジア、欧州など計27カ国・地域に進出する計画でいる。欧州でも3月にルクセンブルクに拠点を設けており、3年以内に英、仏など6カ国に展開する予定という。台湾の成功が試金石といえ、今年中に見える形にして中国に出たい意向だ。

 3.国内地方への展開
1)方針
 地方ならではの特産品の発掘に加え、販売支援にも、きめ細かく対応できるように、地方での支社展開を強化した。
2)狙い
 小売業の先行きが厳しいなか、出店する地方の企業側も、工夫次第で全国に販路を伸ばせるネット販売へ関心を高めているためだ。
3)展開
 ネット市場を活性化し続けるには、豊富な特産品などが数多く眠る地方展開が有効とみて、00年の大阪以降、相次ぎ支社を開いてきた。開設12年目の「楽天市場」への出店数は現在、約2万3千店。関東、近畿以外からの出店は07年1月に前年同月比32.0%増となり、「地方」が「都市圏」を上回った。
 地方企業の情報発信や商品づくりへの助言も、支社の重要任務だ。本社からの人員を含むコンサルタント約200人が、全国の店舗を手分けして訪問する。
4)具体的内容
 1892年創業の福島市の老舗(しにせ)スーパー「いちい」は、「珠玉のワインと世界のお酒」を看板に、楽天で創業2周年の「ワイン紀行」を運営する。楽天から宣伝文句や売れ筋商品を助言され、メールマガジンの発行も始めた。県外顧客が増え、月間のネット販売額は、開店当初の約7万円から昨年12月に約1200万円に達した。
 07年の福島県内の大型小売店販売額は、10年前の75%。小売業の先行きは厳しい。いちいの年間売上高は約180億円で、08年のネット販売目標は約2億円とまだ小さいが、ネット店担当の伊藤祐后さんは「ネット上の品ぞろえを広げたい」と話す。

 

 4.最近の動き
1)ネット注文の食材宅配
(1)方針
 楽天は9月に入り、ネットで注文を受けた食材の宅配サービスを強化すると発表した。取扱商品数を9月末までに現在の約2.5倍の1万点強に増やす。肉や魚、野菜といった全国各地の特産品に加え、総菜や飲料、調味料などの品ぞろえを拡充する。
(2)狙い
 中堅スーパー並みの商品をそろえることで、共働きの家庭や高齢者の利用増を狙う。
(3)グルメスピード便
 仮想商店街「楽天市場」で展開する「グルメスピード便」の取扱商品数を月内に現在の4000点から1万点以上に拡大する。同サービスは日常生活で必要な食材をネットで正午までに注文すると翌日に品物が届く仕組み。6月中旬に運営を開始したが、現在は1日平均 3000人以上が活用するなど予想を上回る利用があり商品数拡充に乗り出としていた。
2)新サービス「あす楽」
(1)サービスの見直し
 「グルメスピード便」という路線では、対象範囲が狭く受け取られかねない。もっと太く長くイメージ作りをするためには分かりやすいコンセプトで望むべきだとして、新サービス「あす楽」を始めることにして早速開始した。
(2)「あす楽」とは
 生鮮食料品や日用品、家電製品などの商品を集め、翌日に全国配送するサービスで、購入者が思い描く予定通りに確実に商品が届くという安心感が購買意欲を広げると確信したようだ。
(3)工夫
 従来は一部商品が対象だったが、全国600店の5万3千点を集約。ネット通販では最大規模となるという。全国10地域に分け、配達地域に登録された商品を午前中に購入すれば、翌日に届く。配送料は各店舗ごとの設定で一部は無料になる。
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 5.最後に
 楽天は、ガソリンが高くなっている今が狙い目とみて、展開を加速している。これは、楽天にとって裾野を広げることになる。スーパー各社が強化し始めているネットスーパーの先を行く展開であると私は読んでいる。ちょっと解説すると、その延長線上には地方企業や農家や猟師をも巻き込んで「地産地消の仕組み⇒まち楽」を根付かせようとしているように見える。つまり、日本の津々浦々まで楽天のサービスを展開しようというのだろう。実に良い考えだと思う。そうすれば、地方の企業や農家や猟師が生き残れることになるからだ。大手スーパーも同じ方向を向いて展開しているようなので、生産者の取り合いが表面化してくることだろう。

<参考資料>
1)「楽天市場」、来年にも中国で展開(asahi.com)よりH20.08.07
2)楽天、地方展開を強化 「宝は特産品」新潟に8支社目(asahi.com)よりH20.06.18
3)ネット注文の食材宅配、楽天が商品数を2.5倍に(NIKKEI NET)よりH20.09.15
4)楽天が新サービス「あす楽」 食品・日用品など翌日配送(asahi.com)よりH20.10.24

  
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最終更新日  2008.10.24 19:04:45
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タグ: 楽天 , 地産地消 , 宅配
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