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1.始めに
いつの頃からだろう、すっかり世間に浸透した「加齢臭」。この言葉に怯えぱなしの親父たち。洋服や靴と同じようにクリーニングとして保管までしてくれるサービスが登場した。そして、これを避けようとするように加齢臭を減少させる下着が登場した。さらには、30代の若さでニオイを気にする男性が増えて、これを取り込む商品が人気だとか。 2.加齢臭とは 1)定義 加齢臭(かれいしゅう)は、中高年特有の体臭の俗称。 2000年12月11日に、資生堂の研究所により、中高年特有の体臭の原因が不飽和アルデヒドの2-ノネナール(C9H16O)であることが発見された。この体臭は、資生堂により「加齢臭」と言う名称が付けられた。 2)特徴 この体臭成分は青臭さと脂臭さを併せ持つ。男性のみとの誤解も多いが、男女ともに40歳代以降にその傾向が見られる。皮脂腺内に長年かけてこびりついてきた脂肪酸であるパルミトオレイン酸が分解され、ノネナールとなる。これは、脂肪酸蝋燭(ろうそく)・チーズ・古本のような臭いがする。喫煙者の場合、非喫煙者に比べて悪臭が強くなる傾向がある。 3)対策 ノネナールの抑制には、ノネナールの基質となる脂肪酸である9-ヘキサデセン酸の分解を抑える抗酸化剤と抗菌剤が有効である。加齢臭自体は機能性香料またはミョウバン溶液で抑えることができる。 3.クサい父のクリーニング 洋服や靴などのクリーニングと保管のサービスを行っていた会社が、「洋服よりもうちの主人の方が場所を取る」「加齢臭が気になる亭主を、キレイに洗って保管してほしい」「今の夫には飽きたから、しばらく預かってほしい」と要望を多数聞き、始めることになったようだ。 汗を流して働いてくるお父さんにとってはショッキングな言葉が並んでいるが、なんとこれに応える形で、実際に亭主を預かり、クリーニングして”保管”するという。怖い時代になったものだ。そのまま、堆肥場に持って行かれるかもしれない? 4.加齢臭軽減下着 ゴールドウインは、加齢臭を減少させる新素材を使ったアンダーウエアを開発。4月下旬から全国のスポーツウエア専門店などで販売する。特殊加工することで、加齢臭 の原因となるノネナールや汗のにおいのもとのアンモニアを減らす。男性用アンダーシャツが3990円、ブリーフが2940円など。 5.30代男性のケア 1)30代特有の体臭 30代特有の体臭は体から出た皮脂がペラルゴン酸という物質に変化し発せられることが分かった。 30代男性を対象にした調査で、72%の方が体のニオイの変化が気になると考えていることがわかりました。 2)30代男性のニオイ抑制 自分の体臭を意識するビジネスマンが格段に増えた。ニオイで相手を不快にしていないか、不安を感じるのは中高年のオジサンだけでなく、若い世代も同様。そこで、ライオンが3月に発売したのが、30代男性のニオイを抑える商品「プロテックスタイル」だ。 3)狙いとツボ 育毛剤のような40代以上を対象とした商品や、20代を対象にしたいわゆる『モテ系』の商品は出ていますが、30代になると、対象の商品がほとんど見当たらない。 プロテックスタイルは、年齢別に市場を細分化して、スキマを狙うという古くからあるマーケティング手法を踏襲。加えて、30代でもニオイのもととなる物質は存在すると指摘し、消費者にニオイを意識させることで、新たな需要を創出した。 6.最後に どうも、メーカーの狙いに嵌められているのが消費者のようだ。少し前だと、男が化粧する? ニオイを気にする? と疑問視された。また、気にしない人が多く、商品だって限られたものしか売れなかった。ところが、女性の意識が代わり、男性へ注文を付けるようになると、男性も無視できなくなった。次第に、女性と同じようにニオイを気にするし、化粧や香水を用いるようになってきた。それが当たり前のようになってきた。私は、形振り構わずにいた昔が懐かしくさえある。 <参考資料> 1)クサい父をクリーニングに。後は倉庫に保管!?ショッキングなサービスとは?(Techinsight japan)よりH21.04.02 2)加齢臭、着てカット 新素材使った下着販売へ(asahi.com)よりH21.04.07 3)業界初!30代男性の臭いを抑える新商品を誕生させたライオンの手法(ダイアモンド・オンライン)よりH21.04.05 ■楽天トラベル ■出張ですか? ■高速バス予約 ■海外航空券予約 [健康・美容]カテゴリの最新記事
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