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日本大好き、好きです早稲田日記

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2006年07月24日
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カテゴリ:教育
西尾幹二氏(元つくる会名誉会長)が、八木秀次(元つくる会会長)らが新たに発足する「日本教育再生機構」にかみついている。現在までのところは、七月二十七日に開催される八木さんと日本の教育再生を語る夕べの呼びかけ人・発起人に対して手紙を送りつけたものだが、本人自身が内紛の当事者であったという自覚が全くないらしい。

取り合うほどのものでもないとも思うが、西尾派、西尾子飼いの学生ら取り巻きが、例によって応援のエールを送り、「私信を公開した」とか「工作とは何事か」とか八木氏、新田氏らを何処までも蹴落そうという構えを崩さない。日本教育再生機構側は既に「撃ち方やめ」を発令したために、ブログにコメントもできない。

いちいち相手にする文章でもないとも言えるのだが、西尾氏のまるで地の果てまでも追いかけていくというストーカーのような書きぶりは放っておけない。

突っ込みどころ満載の西尾氏の手紙、疑問点を指摘する。

(以下引用)
拝啓
 その後ご健勝のこととお喜び申し上げます。
 八木秀次氏の新プロジェクトの賛同発起人リストにご尊名を発見し、おそらくこれまでに起こった事柄の歴史と背景の事情を失礼ながらあまりご存知ないせいではないかと、考え「諸君」8月号の拙論をお読みいただくわけには参らぬか、などともお願いしたい気持ちでおります。
 それはともかく、彼が公安情報を持ちまわり、怪文書をとばすなどした不正に頬かむりして、綺麗事を語り続けることを放置することは許されないように考えています。
 「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛は時間とともに次第に正体がはっきりしてきました。かつてホリエモンがフジサンケイグループに仕掛けたのと同じような「乗っとり」がその正体で、八木一派によってつくる会本体にそれが仕掛けられ、失敗におわった出来事と判定できます。
 私は内紛の当事者ではありませんが、しかし発端から立ち会ってきた目撃証人としてそう申し上げるほかありません。
 八木一派による会の制圧の目的は年輩者を排除し、つくる会をいま彼らがやろうとしている運動体に切り替え、歴史教科書を作るとしても中国の意向にあわせ、朝日新聞に迎合する内容にしようとするプランにあります。AERA(7月3日号)で八木氏自身が次のように語っています。
 「南京事件や慰安婦など論争的な問題にこだわるのではなく、もっと歴史を大局的に見たものにしたい。朝日新聞に批判されるようなものにはならないはずですよ」
 とうとう本音を語り、正体を現したのです。八木氏が理事会に一言の相談もなく昨年暮れ独断で中国社会科学院を訪問し、今後の連携を約束し、いわば中国の国家工作にはまった危うい帰結から、つくる会はかろうじて離れることができたわけですが、八木氏や新田氏がやろうとしている新しい会はこの罠にますますはまっていくでしょう。
 八木一派の怪しげな策謀を疑い、これと戦ったのは西尾、藤岡の二人なのではなく、ことに臨んで結束し、沈着冷静に判断した良識派の理事諸氏、田久保忠衛、福地惇、高池勝彦、工藤美代子、遠藤浩一、福田逸、九里幾久男、吉永潤の各氏であります。彼らが動揺せず、八木氏たちの言動はおかしい、と強い懐疑の心を持し、評決をもって一貫して排除行動をしたことこそ会を救った壮挙として賞賛されねばなりません。
 このような全体の動きにどうか公平に目を向けていただきたく、よろしくご賢察ください。
 生き残った「新しい歴史教科書をつくる会」をこれからも旧に倍してご支援賜りたく、この点もお願い申しあげます。
 雨の多い季節柄ご自愛くださいませ。
                   敬具

                  西尾幹二  自署
(引用終わり)
 
 
 新田氏に確認したわけではないのだが、西尾氏は「語る夕べ」の複数の呼びかけ人・発起人に送りつけたものと思われる。現物を見ていないので、コピーか自筆かはわからないが、つくる会の賛同者が加わっていると見て、慌てて筆を取ったのだろう。ま、あくまでも推測だが、相手の名前を書いていないことからも想像されるので、転載して検討する。

>彼が公安情報を持ちまわり、怪文書をとばすなどした不正に頬かむりして

 これについては、八木氏が実行したと断言できる証拠は上がっていないはずだ。どうすれば八木主犯説に立てるのか。その根拠を示さないと逆に名誉毀損を指摘されよう。

>綺麗事を語り続けることを放置することは許されないように考え

 既につくる会を離れた八木氏が何を語り、何をしようと勝手なはずで、どうしてもことの成否を明らかにしたいというのならば、法廷に持ち込むべきであり、これでは私憤と見られても仕方ない。西尾氏個人が許さないというのも本人の自由だが、それを他人に対して「あいつはけしからんやつだ。俺を誹謗中傷した。謀略を使うけしからんやつだ。だから貴方も関わるな」というのは、余計なお世話であり、呼びかけ人・発起人に名を貸した人を子ども扱いするこバカにした態度である。

>「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛は時間とともに次第に正体がはっきりしてきました。

 時間の経過とともに、問題の論点がずれてくるということは組織が人間関係で成り立つ以上、往々にしてあることである。八木氏らつくる会脱退組みが、新しい教育運動組織を作る計画を公表したからといって、それが内紛の当初からの思惑としてあったわけではない。
 問題の出発点は、10%とというとてつもない採択目標を掲げて、それが惨敗した結果を宮崎事務局長一人に押し付け、彼の解任をもって西尾、藤岡氏ら執行部の責任を不問にしようとした無責任さにあるのではないのか。それとも「つくる会」に所属している(していた)人間は、他の運動団体に所属してはならんのか。

>「乗っとり」がその正体で、八木一派によってつくる会本体にそれが仕掛けられ、失敗におわった出来事と判定できます。

 会の代表にあるものが、決められた権限を行使しようと試みることは「乗っ取り」とは言わない。また八木氏以外の新田氏、勝岡氏、内田氏、松浦氏らは、格段会の「乗っ取り」を策動した事実はない。
 むしろ通常、一般社会においては実質的権限を持たないはずの名誉会長が、会の運営、判断を取り仕切ることが常態化していた「つくる会」の不健全さこそが問題であり、仮に八木氏が西尾氏を排除しようとした事実があったと仮定しても、それは健全な組織運営を行おうとした、正常化しようとしただけの話ではないか。名誉会長が現会長を指弾して来た昨年末から今年初頭にかけての組織運営は、組織に所属している人間からすればそれぞ非常識である。

>私は内紛の当事者ではありませんが、しかし発端から立ち会ってきた目撃証人としてそう申し上げるほかありません。

 西尾氏自身が内紛の当事者である。決して「目撃証人」ではない。裁判でいえば、それぞれが原告か被告の立場であり、今更「目撃証人」とは聞いてあきれる。自ら会を去り役職を返上したにもかかわらず、内部の理事と策動し、八木氏及びいわゆる「四人組」排除を指揮し、檄を飛ばしたのではないのか。これまで新田氏らが公開した文書には、西尾氏が藤岡氏、福地氏らを指揮する様子が描かれている。

>AERA(7月3日号)で八木氏自身が次のように語っています。
 「南京事件や慰安婦など論争的な問題にこだわるのではなく、もっと歴史を大局的に見たものにしたい。朝日新聞に批判されるようなものにはならないはずですよ」
 とうとう本音を語り、正体を現したのです。

 繰り返すが、つくる会の役職を離れた八木氏がどんな運動をしようと、どんな発言をしようと八木氏の自由である。西尾氏はこれまで偏向、歪曲報道と批判してきた朝日系列の雑誌の紙面構成を、過去の自身の主張とは裏腹にここでは一転鵜呑みにするのだろうか。記者が面白おかしく脚色した眉唾記事だと思うことはなく信じるのか。

>八木氏が理事会に一言の相談もなく昨年暮れ独断で中国社会科学院を訪問し、今後の連携を約束し、いわば中国の国家工作にはまった危うい帰結から、つくる会はかろうじて離れることができた

 八木氏の中国訪問は、事前に藤岡氏らに報告があったのではないか。最も会務として訪問するなら報告すべきは義務だろうが。この件の落ち度はむしろ「正論」編集部側にあり、八木氏が受けるべき批判はつくる会内部での厳重注意程度で済むべきはずで、大げさにする方こそ八木のすることは何でも利用しよう、何でも叩こうと言う腹が見え隠れしている。

>八木氏や新田氏がやろうとしている新しい会はこの罠にますますはまっていくでしょう。

 中国行って論戦することがいけないのなら、中国との歴史論争をどうすべきかこの場で言うべきですね。 内紛を繰り返し、会の分裂を招き、有力団体の離反を招いた西尾氏は、中国の罠にはまっていないのか。
 西尾氏に中国訪問や、対談の話があっても断ったんですね。(後知恵はいけませんよ。今なら何とでも言えますから。)

>八木一派の怪しげな策謀を疑い、これと戦ったのは西尾、藤岡の二人なのではなく、ことに臨んで結束し、沈着冷静に判断した良識派の理事諸氏、田久保忠衛、福地惇、高池勝彦、工藤美代子、遠藤浩一、福田逸、九里幾久男、吉永潤の各氏であります。彼らが動揺せず、八木氏たちの言動はおかしい、と強い懐疑の心を持し、評決をもって一貫して排除行動をしたことこそ会を救った壮挙として賞賛されねばなりません。

 「怪しげな策謀」とは何を意味しているのでしょうか。何だかオカルトじみていますね。お決まりの「宗教右翼」ですか。それから、評決を持って一致して排除行動を取ったなんて事実があるんですか。初めて聞きました。
 で、会の運営とは一切関わらないと西尾先生は公言したはずですが、一体どうやってお知りになったのですか。一切関わらないと公言した先生にご注進した人物を先生は「忠臣」として「ウイ奴ウイ奴」と愛でられるのでしょうか。

>このような全体の動きにどうか公平に目を向けていただきたく、よろしくご賢察ください。

 会を離れた西尾氏が言っていることは、百万言費やしても「全体の動き」など語れようはずがないのではないですか。既に二月以降の理事会については、伝聞でしか知りえないにもかかわらず、バイアスがかかった理事や子飼いの事務局員の情報を頼りに「全体」と言い得ることこそ、仮にも「歴史検証」を語ろうとする研究者なら、ここはぐっと戒めるべきことなのではないですか。

>生き残った「新しい歴史教科書をつくる会」をこれからも旧に倍してご支援賜りたく、この点もお願い申しあげます。

 呼びかけ人や発起人に名を連ねた人たちも、別に「生き残ったつくる会」か「八木新組織」かなんて天秤にかけてる人たちはいませんよ。
 むしろこれまで熱心に支援してくれた団体、組織が「つくる会」の内紛に愛想をつかして、西尾氏や藤岡氏から気持ちが離れたことについて、西尾氏自身のもう少し謙虚な姿勢が文面に出ていれば、手紙をもらった人たちの対応も変わるかもしれませんが、「悪いのは八木とその一味だ。俺は悪くない。残った理事も悪くない。これからもよろしく」という書きぶりでは、却って「ああ、西尾先生は何もわかっていないんだな。だから八木さんたちは止めざるを得なかったんだな。しばらく様子見しようか」というようになりますよ。新田氏にこの手紙が知れ渡ったということが、西尾先生への理解者が少なくなっていることの証左でしょう。西尾氏が自身の影響力を残そうとすればするほど、つくる会の会員が減るということにそろそろ気がついてくださいよ。
 
 最後に、西尾先生がこの手紙を複数の文化人に送付された際、個人の住所などをつくる会事務局に一切問い合わせたりしていませんよね。ご自身のアドレス帳面や公開情報だけを手がかりに宛名書きされたことを、最低限の組織とのかかわり方(一切関わらないと言ったのに変な言い回しですが)として節は守られたと思いたいです。





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最終更新日  2006年07月24日 21時18分14秒
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