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ぽかぽかとした小春日和、時折強く吹く木枯らしに、秋と冬のないまぜになった不思議な天候の中、永田町の憲政記念館で、教育基本法改正案の三点共同修正を求める緊急集会が開かれた。
10日にも採決という緊迫した状況下、また連日議員会館脇の路上で繰り広げられている日教組系組合の路上集会を尻目に、地下鉄永田町の駅から、まっしぐらに憲政記念館に向かう人の数、およそ700名。 途中、日本会議に批判的なビラを配る勇気あるおばちゃんや、国会見学の小学生の波にもまれると、突然当りに歓声が湧き起こる。見れば、警護車に守られた黒塗りの車が国会正面からこちらに向かってくるではないか。 おお、安倍総理も遂に決断したか、と思うのもつかの間、安倍総理を載せた車列は三宅坂へと走り去った。(むむ。よもや国立劇場で観劇ではあるまいな。) などと、いきなり脱力系の話となってしまったが、集会自体は、いたって真面目、かつ昂揚したもの。国会議員の演説も、徒らに空理空論をもてあそぶのではなく、逆に自民、民主両党とも、党議拘束のかかった中で、禁足令を打ち破って馳せ参じた厳しい情勢下の発言に、かえって厳しさが実感できた。 ![]() 登壇した主催者は、日本会議会長三好達氏。民間教育臨調会長西澤潤一氏。そして日本会議議員懇談会会長偉大なる無所属議員の平沼赳夫氏。 民間からの提言は、民主党支持の保守系最大労組たるUIゼンセン同盟副会長の石田一夫氏と、元国立市教育長で、教基法第十条の「不当な支配」にいつも煮え湯を飲まされた石井昌浩氏など。 次々連帯のアピールを行なう議員諸氏の発言ももっともなものばかり。高揚感みなぎる参加者は、会合終了後再び議員会館へ陳情へ向かった。 さて、写真では、共同修正に賛成する議員署名数は187名とプリントされているが、会合開会までの陳情の結果、事務局公表の暫定的数字では192名まで増加したとのこと。議員席がすかすかのようですが、直前の本会議や、急な理事会、委員会などで、入れ替わり立ち代りのご登場。本人出席の最終的な人数は確認できなかったが、40名程度の議員は来ていた模様。首都圏近郊の地方議会議員の姿も大勢見られた。 議連執行部では、この結果を持って、明くる八日、九日、両党の政調会長、国会対策委員長などに申し入れを行なうという。 (以下は決議文) 共同修正を求める決議案 先の通常国会より、政府提出の「教育基本法改正案」と民主党提出の「日本国教育基本法案」双方について、熱心な議論が交わされてきた。幸いなことに、これまでの議論を通じて政府与党と民主党との間には、あるべき教育基本法改正に対する共通認識が深まってきている。 抜本的な教育改革を進めていくためにも、与野党の幅広い合意のもとに教育基本法改正がなしとげられることが望ましい。そのためにも与党の自由民主党と公明党は、政府案を一言一句修正しないという立場に拘泥することなく、民主党案にも配慮し、修正協議を提案すべきである。また、最大野党の民主党も政府案に民主党案が盛り込まれるよう努力すべきである。 共同修正協議を行う際の焦点は、以下の三点である。 第一は、政府案の「国を愛する…態度を養う」との条項を「国を愛する心」とし、態度に合わせて心も養うよう明記することである。「心」の一文字を盛り込むことは、戦後教育の歪みを是正し、教育現場の課題を解決するために是非とも必要である。 第二に、宗教教育の条項に「宗教的情操教育」の理念を盛り込むことである。「宗教的情操」の理念の大切さは、数十年間、国会及び教育界で叫ばれてきた理念であり、「心の教育」の最大眼目である。子供達の「心の荒廃」を乗り越える鍵は「宗教的情操教育」の実現にかかっている。 第三に、教育行政混乱の最大要因となってきた「不当な支配」の表現について、教育行政をその対象から除外し、行政権を確実に行使出来るよう改めることである。 以上の三点の修正については既に多くの国会議員が支持していることを踏まえ、政府与党及び民主党は共同で修正を協議し、幅広い合意の下、明日の日本を建設し、心身ともに健やかな国民を育てる教育基本法改正を成し遂げるべきである。 右、決議する。 平成十八年十一月七日 教育基本法改正案の共同修正を求める緊急集会 教育基本法改正促進委員会 日本会議国会議員懇談会 民間教育臨調 日本会議 [国内政治]カテゴリの最新記事
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