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カテゴリ:教育
第200号 平成19年 7月11日(水)
藤岡会長が八木秀次氏を名誉毀損で告訴 公安調査庁情報と偽って虚偽情報を流布 「つくる会」はコメントを発表 当会の藤岡信勝会長は7月10日、八木秀次氏を名誉毀損で東京地裁に告訴したことを記者会見で明らかにしました。今回の告訴は、藤岡信勝会長個人によるものですが、当会の活動とも関連しますので、会員の皆様にお知らせします。 藤岡信勝会長が記者会見で発表した概要はつぎの通りです。なお、記者会見には、杉原誠四郎副会長が同席し、「つくる会」のコメントを発表しました。 ●藤岡会長が記者会見で発表した内容(概要) この度、私・藤岡信勝は、本日(7月10日)高崎経済大学教授・八木秀次氏(日本教育再生機構理事長・フジテレビ番組審議委員)を、名誉毀損で東京地方裁判所に民事提訴いたしました。 八木氏は、昨年春、公安調査庁からの情報であるといつわって、私が「新しい歴史教科書をつくる会」の副会長として『新しい歴史教科書』を執筆し採択戦をたたかった平成13年に至るまで日本共産党の党員であったという虚偽の情報を多数の人々に吹聴し、二度にわたって公刊された雑誌に書きました。 これは公安という公的機関の名前を私的目的のために公然と悪用する行為です。これによって私は深刻な精神的打撃を受けたばかりでなく、私が代表執筆者となった『新しい歴史教科書』が同一出版社から継続発行されないという事態の遠因をつくりました。 八木氏はその後も、公安調査庁情報であるという言い分をタテに上記虚偽情報を訂正せず、本年5月、私がつくる会の会長に就任した直後から、再び、一部で私が共産党員ないし共産主義者であるという誹謗・中傷が行われております。 こうしたことから、身の潔白を明らかにして私の名誉を回復するとともに、『新しい歴史教科書』の純粋性を守るために、八木氏を告訴することとしたものです。 ●今回の提訴に関する「つくる会」のコメント(19.7.10) 八木秀次氏が、藤岡信勝氏の名誉を毀損する行為を行ったことについて、当時の理事は事柄を承知しており、許されない行為であると認識しております。八木氏の行為は、藤岡氏の名誉を毀損したばかりか、その行為を通じて、当会の名誉、信用を大きく傷つけました。 このような事実について、理事会として一年もの間沈黙してきたのは、このような不名誉、不道徳な行為が「つくる会」のなかで行われたことを明らかにすることにためらいがあったからです。何よりも、会員の皆さんの浄財によって子供たちに届けられた『新しい歴史教科書』が傷つくことを恐れたからです。それともうひとつ、八木氏がこの行為を恥じて、反省することを待っていたのです。 しかし、八木氏は、一年待っても反省するどころか逆に開き直ってさえいます。これは許されないことだと思います。ことここに至って、藤岡氏が自らの名誉を守るとともに、『新しい歴史教科書』を守るために、今回、個人として告訴されたことはやむを得ないと思います。 今回の提訴は、法的には「つくる会」は当事者ではありませんが、「つくる会」には多くの証人がおり、できるだけの支援を惜しまない所存です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月11日 16時38分14秒
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