既に主権回復の会の方たちのブログなどで明らかにされていますが、5月9日午前、天皇皇后両陛下が、宿泊中の胡主席を訪問するようです。
この点について、ネット上では朝貢外交とか、暴力団の組長が天皇陛下を呼びつけるといった激しい意見が出されています。
今回、胡主席は、10年ぶりの国賓として日本を訪問しますが、外交儀礼上、国賓として宮中晩餐会にお招きした賓客に対して、離日の際、天皇皇后両陛下がお見送りをするというのが通例のようです。
宿泊先のホテルニューオータニを訪問されるというのも、通常なら国賓は迎賓館にお招きするところ、平成18年からの改修工事が、予定の3月末を超過し、6月末までかかるということによるもので、工事終了ならば迎賓館でお見送りとなるようです。
また東京から離日の際は、羽田空港でお見送りということもこれまでありましたが、関西方面を訪問した上での離日ということで、ホテルということなのでしょう。
例えば、昨年11月のベトナム国家主席の来日の場合はニューオータニでお見送りされていますし、昭和天皇がサウジアラビアの国王陛下を羽田空港の飛行機までお見送りされた例なども、ネット上での検索で分かります。
この問題は、宿泊先を訪問されることよりも、やはりこの時期に国賓として迎える事を推進した官邸及び日中外交当局の姿勢にあるでしょう。中国の狙いは一体どこにあるのか。
パンダばかりに関心がいっているようですが、7月のサミットにゲストとしてやってくるのか、そのあたりが私の関心事です。
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