テーマ:●食べた物の画像♪(84913)
カテゴリ:レシピ・酒・外食
刀削麺(とうしょうめん)をご存知だろうか。
ご存知だろうかと聞いておいてなんなんだが私は知らなかった。 中国長安の代表料理で、小麦粉と水だけで練ったドゥのかたまりを 片手で持ち上げ、もう一方の手に持った独特の包丁で一本一本、 幅1センチくらいの帯状に削りだし、お湯に飛ばして直接ゆでるという製法。 手でざくざく削るのでその麺の幅はぶっといわけだ。 そんな刀削麺(漢字もまんまだな)を食べに西荻窪に出かけた。 刀削麺の専門店、晏閣(あんかく)ははつねの目の前にある。 レンガ色の壁色に黄色いペンキで文字が書いてあるお店なので一発でわかる。 ツレが頼んだあんかけ風の炸醤刀削麺。800円。 なにやらチャレンジャー精神の必要そうな香りがただよう・・・ 私の注文したノーマルな、葱油刀削麺。680円。 上に一本だけ麺がのっかっているのはわざと麺の太さがわかりやすいように あとから上にのせてみただけでもちろん店側がやったわけじゃない。 で、見たまま、異様に麺がでかい。当然なんだが。 一見ノーマルで安全そうに見えたこの私の注文したほうは、 やたらと味が薄くて醤油やらを足さねば食べられたもんじゃない。 なにか味付けの段階で入れ忘れたものがあるんじゃないか? それともこれが長安での普通の味なの?なにか間違ってない? 食べきるのに一苦労。ツレのは、まだ味が濃いぶん食べることができたらしい。 決して「うめー!」とはいえたもんじゃなかったらしいが。 指と比べてもでかい麺。 きしめんよりもぶっとかった。 昔は刀削麺をやっているお店は都内でも数箇所だけだったらしいが (といっても美味しんぼに書いてあったので事実かは怪しいわけで) いまは検索してみると結構あちこちで食べられるみたいです。 西荻窪のこのお店、味はともかくとして麺に関しては 本場の長安の方を雇っており、実際麺をこねて削ってと、 かなり本格的に作っている数少ない貴重なお店ですので、 麺を味わうだけでも行く価値があったりなかったりどうでもよかったりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[レシピ・酒・外食] カテゴリの最新記事
|
|