ボスオ


2003年度、最もマイブームだったものと言えば
やはりボスオをおいて他にないでしょう。
うるせほっとけっつの。

軽快なビッグバンドジャズに手を引かれ
次々現るアルファベットモンスターたち。
展開の読めないドタドタなストーリー。
「彼女は残る同僚を指差し」time out
指差して、何なんだ~と叫び続けて幾霜月。

毎日地道で不毛な練習を続け
諦めかけた時にようやく一行進み
「この人あたしのカレシ」を見たときは
本当にウレシかったつか。

先がちょっとでもわかると
また挑戦しようという気が
ミョーに湧いてしまって
逆に困ったつか。

ま、あれからだいぶん時間も経ったので
ここに全文を掲載しときます。

実はこんなオハナシでした。

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ボスオはサラリーマン、二児の父。
最近オフィスにちょっと/気になる娘が。
実はその彼女から/ふたりでお食事しません?と
誘われたのはいいのだが、
予定が結婚記念日と重なり/ボスオは悩んでいる。
結局苦渋の選択で/日帰り出張と偽ることに。
最終電車で帰るから、/帰宅は零時を回る予定。
結婚記念日の埋め合わせは、/あらためてするからさ、と。
そして/待ちに待った夜、/彼女と出かけたレストラン。
が、なんとそこには妻と、/ボスオの同僚が!
互いに狼狽する夫婦。/そこへ彼女から提案。
そうだ、相席にしましょうよ。
おどろくボスオ。/ひるむ妻。
彼女は残る同僚を指さし、
だって、この人あたしのカレシ。
カレシは逃げた/彼女は追った
ウエイターはグラスを落とした
夫婦が残った。
長い/沈黙のあと、
意を決したように/ふたりは笑った。
まったく最近の若い子は/何を考えているんだか。
ほんと、理解不能ね。
かくして結婚記念日は/無事に暗礁を避けたのだった。
共通の敵こそ/夫婦円満の秘薬。
ってホントかよ。

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ちなみに最後まで行くと、アタマに戻ります。
それがちとサミシかったつか。

余談ですが、オレがクリアした時
junjunさんに

「100回教えてと書いたメールをくれたら
 全文を教えますよ」

と言ったんですが
律儀にも彼女のくれたメールはこんなでした。
全文そのまま掲載しときます。

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junjunさんのメール

それでは、これから教えてを百回書かせてもらいます。

教えて教えて教えて教えて×24回=100教えて

いかがでしょうか?

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うん、良いセンいってますが
何か違う。

オキナワは数え方が違うのでしょうか。




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