パタヤ ラビットリゾート一度泊まったリピーターで、とてもホテルの予約がとりづらいという、なんだか「旅館のおもてなし」のような事を心がけているように感じたホテルが、パタヤはジョムティエンビーチにあります。 このホテルの素晴らしいサ―ビスはこちらの日記でお知らせしたとおり。 忘れた携帯電話をすぐにメールで知らせてくれた上に、「バス便」なる、日本人的にはあまりなじみのないシステムで携帯電話をエカマイまで届けてくれただけではなく、受け取るためのバウチャーの出し方、無事にキャッチできたのか?と言う確認まで、細やかに対応してもらった美しい思い出が。 もう10年ほど前から タイに「うさぎ」をテーマにしたタイ人男性&欧米人女性の二人が経営しているホテルがある ということで、場所もわからないうちからとても興味があったんだけど、パタヤにあると知ってから、もう泊まれる日を心待ちにしていたのであります。 でも、ここのホテルとにかく人気。泊まってみてわかったんだけど、こりゃリピートしたくなるわあ、というおもてなし。当然ながらオフシーズン以外では予約サイトでとれないことも多く、公式サイトから申し込むことに。 でも、公式サイトで「満室!」。ぎゃーす! それでもどーしても泊まりたかったので、公式サイトからメールで連絡してみました。 タイのホテルってメールしてもお返事してくれないホテルが多いの。それが5つ星でもお返事がないこともあるんだから! でもここは素早かった。 「何とかその日付にラビットに泊まれないだろうか・・・」とメールして数分、ANさんという女性マネージャーから「1泊ずつお部屋を移ってもらうことになりますが、それでしたらお泊りいただけますよ。その分値段も下げますね」という大変ありがたいお申し出が。 このANさんというマネージャーさんこそ、忘れた携帯電話をバンコクのエカマイまで、とどけル手配をしてくれたすんばらしい人なのです。 この時はバスターミナルからトゥクトゥクでやってきたため、駐車場のある裏のゲートにスタッフさんが迎えに来てくれました。 敷地は広く、ヴィラが点在し、まるで村のよう。 フロントではかわいらしいウサギのキャンドルをプレゼントされ、うきうきのチェックインでございます。 海沿いの細い遊歩道から、バーッと敷地がひろがっているのだけど、私たちの初日のお部屋は、海から一番奥…というかんじ。 まずは祠に挨拶。 煉瓦の小道が続いてお部屋に導いてくれるんだけど、ラビットリゾートってかんじで、不思議の国のアリス的に迷う感じ。 やっと着いたお部屋はココ!2階建てのヴィラの1階部分です。 1泊目は希望していたアンティークルームのエキストラベッドルーム付
キッチン付の広いリビングルームにメインベッドがドカーン!アンティークルームはいわゆる、ファミリーやグループ…2名以上だったり、もしくは2名でもダブルベッドに泊まりたくない方向けです。 アンティークルームも2種類あって、エクストラベッドルームという形でベッドをおいてくれている客室と、ベッドだけでかいのどかん、どかんって2つ置いてあるお部屋。 つまりこのホテルのアンティークルームは、二人でも同じベッドに寝たくない、という人向けです。 本当は2日ともエクストラベッドルームのあるこの部屋にとまりたかったのだけど、どうもこひちらが2泊目によっしぃたちより先に予約していた人がいて、2泊目は移動してねってことだったみたい。
このドアを開放すると2階も使えて、大人数のファミリにも対応できます。
ゆったり食事できそうなダイ二ングテーブルにも、アジアンアンティーク風のやつらが鎮座。 キッチンついてるけどうかつにテーブルで鍋とかできない雰囲気。
お風呂もね、シャワーしかないけどすごいの。
あーん、うまくうとれなかったけど、すごいの。日本のわびさび風。 ベッドにはどちらにもアジアンリゾートに来たよー!ってかんじの花やアジアンなベッドメイキングでお出迎え。これこれ、これがうれしいのよ! 2日目のお部屋はこちら。 最初のお部屋が素晴らしすぎたせいか、レベルは下がりまくり。 狭い部屋にダブルベッドを無理やり入れた感じでシャワー浴びて寝る以外何の楽しみもない感じのお部屋です。 1階、2階ともテラスはあるのですがわれらは1階。 蚊が多いので外でのんびりするには、まだ2階まし? でもそこはきちんと考えてあって、2階は2名用の部屋。要はダブルのベッド二つでファミリーで使う人のことをかんがえ、下に迷惑をかけないよう配慮されているのだ。 むー。細やか。 なのでわれらは1階・・・ このベッドをリビングに使えと言う配慮か、ラグと小さなタイ風ちゃぶ台。 なのでわれらはちびまろ含む3人でここで夜酒盛り(ちびまろはソーダ水(彼女曰くブクブクのお水)。でその後、奥のベッドでよっしぃ睡眠・・・。 ココのシャワールームは前の部屋の素敵なシャワーと違って・・・ THE簡素。 それでも洗面所とシャワー、トイレは別で、使い勝手はよかったな。 で、ラビットはジョムティエンビーチにプライベートビーチならぬプライベートエリアあり。 通りを挟んだ目の前のビーチがそうなのだけど、うさぎマークのオレンジ色のパラソルがずらーり。で、こんなに快適です。 ここは無料でデッキチェアいがつかえるけど他の店のビールやアイスが買えなくて、いちいち申告してホテルの値段のビールやアイスを買うことになるのがちょっと残念。でも誰も見ていなければ・・・パーッと走って買いに行くことも可能! あんまり言えないど! パーッと走って買いに行ったココナッツジュースと、しぶしぶホテル値段で購入したビール。 ちぇ。うさぎちゃん…そこはしっかりしとるの。 ちなみにこのビーチ、夕日がとてもきれいです。欧米人はみんな、日が落ちるまでビーチでくつろいでおります。 ビーチはもちろん、プールもすばらしい。うっそうとした木々の間に2つのプールがあります。 こちら大人用プールで子供遊泳禁止。しずかーです。ファミリー用プールもあったけどこちらは写真を撮り忘れてしまいました。ちぇ。 朝食は小さな歩道を挟んだビーチを臨むかわいらしいレストランで。 品数はそんなに多くないけどきちんと手作りの料理が並ぶビュッフェ。 マッシュポテトやソーセージがことのほか美味しくて、ソーセージはパリッパリの日本人好みじゃないけどふわふわの舌触り。 もちろんカオトムなどタイ料理もあって、おいしかった♪ 何よりも海を眺めての朝食は最高! レストランにもいました。おっちゃんみたいなうさぎちゃん。 よくよく考えたらこの日はバレンタインデーでして(どーりで予約が取れないと思った)…マネージャーのANさんも、そして満を持して登場したオーナーのドイツ人妻も、なんと林家ペー・パーを思い出させるピンクのワンピースでドレスアップ! 「あなたたちなんでバレンタインデーなのにピンク着ないの!?」とテンションフルマックスで話しかけられたけど…ってかバレンタインってピンク着なきゃいけないんすか(爆)? 「ところでどうしてウサギをテーマにしてるんですか?」 ちーさんがここぞとばかりに疑問をぶつける。 「夫がウサギ年なのよ」 激しすぎるキャラクターを覆す、素朴で素敵な答え…あー、ここに泊まろうと思っていた10年の疑問がやっととけた。 で、そのタイ人夫というと、一応バレンタインということお客さんと共にブレックファーストを食べに来ていたけど、挨拶したら 「さわっでぃ、くらーっぷ・・・(語尾聞こえないくらい小さい)」 と 虫の息でつぶやくくらい、張り切りキャラの嫁とのテンションの落差が激しく、一体どんな出会いだったんだろうと、おせっかいながら気になった次第(爆)
ビーチリゾートのだらだら状態に、初日のランチも、最終日のディナーもこのレストランでいただきました。 左は鶏のもも肉を豪快に買ったちょっと変わったゲーンマッサマン。そしてエビのペペロンチーノ。 ワタクシの食べたエビのペペロンチーノは「アルデンテ」とまではいきませんが、程よく聞いたガーリックとぷりぷりのたっぷりエビでまあ、合格! ディナーはライトアップの美しさに茫然でして。 いやーん、夜のラビットリゾートってロマーンティーック(気絶)!!!!!!!!!! 夜はタイ料理にしてみました。 王道にトムヤムクン、そしてソムタムタイ、ムーマナーオ。どれも上品でおいしい味でしたが、このレストランは洋食の方がおいしいです。次は洋食ディナーで終わりたいな。 最後まで素敵な夜をありがとう! このホテルの素晴らしいところ 1.とにかくお客さんのことを一番に考えて、困ったらとことん答えてくれる。 2.ビーチにプライベートエリアがある 3.アジアリゾートが好きな人、アジア雑貨が好きな人にはたまらない室内インテリア 4.広い敷地の緑につつまれた「村風情」がいい! ってかすべてが素晴らしいのではないかと。 唯一残念だったのは、ツインベッドを希望する場合、大きなダブルベッドの部屋で普通のお部屋より高いので、友達同士だと「なんでツインベッドルームの部屋がないんだろう?」って思うはず。恋人同士で来いってこと? あとはパーフェクト!パタヤはジョムティエンビーチにある楽園です。
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