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川内倫子が好きだということを覚えてくれていた友達からいただいたプレゼント。 「あの頃のこと Every day as a child」は、映画「誰も知らない」にも描かれる「子供の世界」「子供の記憶」をテーマにして綴られる。 前半はこの映画を記録した川内倫子の写真が置かれて、後半は是枝裕和、中村航、湯本香樹実、佐藤さとる、やまだないと、中村一義、島本理生、堀江敏幸、しりあがり寿による小説やエッセイが。 まだ全部読んでないけど、とりあえず川内倫子の詩がよかったです。 日なたに干した ふかふかのふとんにくるまって眠る夜 うとうとしながら となりの部屋の大人たちが立てる音を聞く 昼間に感じたぬるい風 土の匂いをくりかえし思い出す なんでもない、とても幸福な一日の終わりがあった そうだった 映画は見ようと思っているうちに終わってしまっていた・・・ でも評判はとてもいいし(ていうか好き嫌いはあるとしても悪い評価をほとんど聞いたことがない。)ビデオが出たら絶対見ようと思う。 「誰も知らない」以外にも最近のいくつかの邦画では写真家が同じような形で映画に参加している。 川内倫子はこれ以外にもは「blue」で同じタイトルの写真集を出していたし、「ジョゼと虎と魚たち」では佐内正史が、最近書いたばかりの「きょうのできごと」では野口里佳・森山大道・野村佐紀子・吉永マサユキらが、そして「ドラッグ・ストア・ガール」では蜷川実花が、映画とは別に写真集などを出版したりしている。 映画にとっても写真家にとってもよいプロモーションになるのだろうなー。私もうっかりのっかってるしねー。だってやっぱ気になるもん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.24 15:50:07
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