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2006/06/07
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 自分では彼を満たせない。
 だからこそ彼女達は互いに託す──。


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「ちょい待て。なんでそーなんねん!(裏拳ツッコミ)」
を連発してしまう回でしたね。
 …別に『ツッコミ・ドラマ』は嫌いでは無いのですが(むしろ好物)、これまでの『感情リアル』を守ってきた回の後では違和感がありすぎでした。

 この回だけを取り出すなら、『面白いコメディ』でいいんですけれど(悩)。

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 『MIYU』の正体が“あの人”とほぼ確定したり(…『ミィウ』という発音ではピンと来ないかも知れませんが、ローマ字を見れば…?)。
 斉藤Pが汚れ役まっしぐらだったり。
 美幸の友人達が、美也子の為に奔走したり。
 ラーメン屋のバイト君が、常識人ゆえに困惑していたり。
 ラストの美也子が、『美幸』の名前まで出してしまったり。
 何より美幸の暴走が凄まじかったり(あの『丸文字フォント』こそ、昭和テイストだと思う…)。

 今回の展開はとんでも無い状況ばっかりでしたね。

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 最も驚いたのは『美幸が他人の恋愛にここまで暴走する』こと。…もっと落ち着いて、一歩引いて接するタイプだと思っていました。
 それだけに一連の行動には、怒涛のツッコミをいれずにはいられませんでしたね。

 ただこれらの行動は全て『おさむへの未練』の裏返しなんですよね。
 諦めきれず、だけど恨むこともできない。だからその思いを昇華する為に、相手を応援し、『おさむ』の幸せを願ってしまう。
 自虐的ですが、彼女なりの『気持ちの整理』なんでしょうね。それが『暴走』とも思えるのは、それだけ強く思っていたからだと思います。
 不器用で素直になれない、美幸らしい行動かもしれません。

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「おさむはずるい」
 この台詞を言っていたときから、もう別れる事を想定していたんですね。
 確かに男女関係を女性側から整理させてしまう辺り、とんでもない男でありますが。

『好きな人には、理想の姿でいて欲しい。
 自分がいる為に変わってしまうぐらいなら、自分から身を引きたい』
 恋愛音痴の私の言うべきことではありませんが、それって私がSMAPやケディやチェヨンに感じる感情に近いかもしれませんね。迷惑や悪影響を与えたくないという思いは、すごくあります。
 多分、彼女は『おさむ』を恋愛対象として理想化しすぎていると思うんです。

 美也子は『おさむ』のことがすべて好きなんでしょうね。
 彼女は『おさむ』に自分自身を合わせることは無理で、かといって彼から妥協もしてほしくない。そんな状態で恋愛関係を継続できないから、別れたい。

 …ここまで相手を理想化し、完結してしまう恋愛も珍しいと思います。
 しかもアイドルなどの偶像化した相手ではなく、生身の人間です。それはひょっとしたら、“自分に無いものを持っている相手だからこそ、理想化できた”のかもしれませんね。
 そう考えると、この破綻も自然の成り行きなのかもしれません。

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 友美は破局が見え始めてからが、すごく魅力的に見えてきました。
 この破局が彼女の人生や仕事に磨きを掛けていくことになりそうです。 

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 『ズバズバ』後番組騒動について。

 まだ番組の打ち切りも決まる前から、後釜を争う姿はすごく嫌な感じがしましたね。

 もし『終了して欲しくなかったバラエティは何ですか』と聞かれたならば、私は迷うことなく日テレ系列の『ウッチャンナンチャンのウリナリ』と答えます。
 “歌手グループを応援した”り、“バラエティの構成作家やディレクターを本気で恨んだ”り、“企画のネタやそれを出す時期にダメ出しした”り、“出演者の代わりに悔しがり、何日も号泣した”始めての番組だからです。
 構成作家という職業を意識し始めたのも、このバラエティがきっかけでした(…『ケディのブラビ脱退』騒動の時のエンディング・テロップに並んだ名前だけは忘れられない)。

 『ウリナリ』が終了したがゆえに、『番組が連れてきた外国女性タレント達の日本での活動』に責任を取りきれなかったこと。
 番組終了を受け、内村照良さんがTV各局を走り回り、『チェヨンの歌手になる夢』の手段として、『ウルトラキャッツ』を辛うじて存続させたこと。
 番組の終了前後、通っていた日本語学校が潰れ、タレント復帰の前にOLにならざるを得なかったケディ。
 『番組終了における悲喜交々』を、嫌というほど覚えています。

 確かに『ウリナリ』の末期は、企画の華を失って失速していきました。
 その当時のことと、『ズバズバ』スタッフに漂う末期ムードを重ね、私は胸が痛くなりました。

 たとえ架空のバラエティであっても、スタッフや出演者やファンが沈む姿は見たくないです。
 『バラエティ』が潰れて苦しむ人間は、確かに存在するんです。

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 今回はツッコミ的ドラマとしてはすごく面白かったです。
 でもこの路線で突き進まれると、ちょっと不安だったりもします。

 次回はどうなるのか、とにかく見守りたいと思います。
 …って、その前に主演2人が共演する『SMAP×SMAP特別編 小さな恋のメロディ』が再放送されますね。そちらも楽しみです。

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 幸せな結末。
 そう信じるからこそ、彼女達は破局を選ぶ。





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Last updated  2006/06/07 08:08:02 PM
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