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2007/01/17
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 父、祖父の影に惑い。息子、祖父らの後を追わん。
 げに不可思議は、血の証。
 想いは絡み合いて、破滅へと走り出さん。


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 『華麗なる一族』、開始しましたね。

 “SMAP×地元ネタ”という状況に、私のテンションも多少おかしくなっています。
 『三○住○銀行』に行くだけで、思わず立ち止まってしまうほど。
ネタバレになるかもしれないフローチャートを参考)
『ああ、鉄平達が生きた世界と、今の私達の生活は地続きになってるんだな』
 と、しみじみと思ってしまうんです。

 また、『ドラマで出てくる光景』と、『現在保存されている神戸の建物や、芦屋の借景』が似ていたりして、ドキッとしてしまうんです。

 その雰囲気に触れられる場所はいくつか、後述しますね。

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 今回のドラマのキーポイントは、『父世代からの因縁』。
 個人的にも、すっごく好きな題材です(←待て)。

 木村君の年齢だと、『父親の影を追う』役柄って無理だろうな…と思っていました。だから、今回はすごく意外です。


 鉄平は父親と祖父を追い、大介は息子に祖父の影を見る。
 血の濃さゆえに苦悩する彼らと、母にすごくドキドキしてしまいます。
 ネタバレを知っているので、それを明かすのはしません。でも鍵となるのは『将軍』と『祖父似』であること。そこが後で効いてきますよ。
 …惜しいのは、肖像画かな(苦笑)。もう少し凝ってくれると、後半の山場でドキドキできたのですから。
 もう少しキャンバス地や油絵の具の質感とか、技巧が伝わってくる感じにして欲しかったです。ちゃんとした絵描きを抱え込んで、わざわざ書かせるぐらいはしたはずなんですから。あれじゃ、ペンキ屋が書いた映画看板に見えちゃいます(汗)。


 大介の、祖父へのコンプレックスが伝わってくるんですよね。だから、必要以上に冷たいとは感じられないんです。
 鉄平を否定することで、鉄平の向こうに見える祖父から解放されようと足掻く姿が見えるんです。

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 大介の裏工作や政略結婚も、嫌らしさは感じませんでした。
 やはり当時の空気が映像で再現されているから、その中に入り込むと違和感が無くなるんでしょうか。
 様々なコネクションを築き、情報を集める姿は確かに非合法(機密漏洩)ではあります。しかし財閥の総帥としての責任を持ち、彼なりの信念と正義を持って行動する姿は、すごく魅力的でした。

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 鉄平の熱さ、日本が世界で駆け上ろうとする高度成長期の情熱も伝わってきました。
 素人なりに、耐久度テストの回数のすごさも伝わってきましたしね。

 そういえば芦屋市の隣、西宮市のニテコ池(『ホタルの墓』で有名な場所ですね)周辺には当時、某電荷製品会社の重役やTOPが集まっていたりしたんですよね。
 やっぱりかつての兵庫県は熱かったんだなぁ…(しみじみ)。

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 『華麗なる一族』、縁の地めぐりの私的ポイント。

1.神戸市元町~三宮間、臨港線

 高速道路の高架とポートタワーを覗くと、ドラマの映像と重なりあいます。
 この辺りは建物の外観が保存されていて、雰囲気がそのままです。
 他にも、三宮市内には石造りの外観を保存している建物や店舗が非常に多いです。ショッピングや喫茶を兼ねて散策するのにも向いていますね。
 
 また、阪神銀行に一番似ているのは、神戸市の裁判所の建物でしょうか?


2.芦屋市六麓荘

 よく誤解されるのですが、芦屋市内でも『超高級住宅街』なのは六麓荘と呼ばれる一角のみです。
 ここからは関西空港から淡路島、神戸市須磨区までを望める素晴らしい眺望(別名・百万ドルの夜景)を望むことができます。
 ドラマほど広い庭がある家はめったにありません(ドラマで映っている範囲だと、六麓荘がまるまる収まってしまいます)が、意匠を凝らした家々を外から眺めるのも楽しいかもしれませんね。
 
 ただ、交通の便は非常に悪いので、徒歩では登れません(きっぱり)。
 ひたすら坂だらけなので、まず難しいでしょう。かと言って、車だと確実に迷います。
(↑B'zの稲葉氏の硝子御殿を観に行った人間の感想)

 オススメはバスを利用することです。
 六麓荘を通り抜ける路線もありますので、そこから外をみるのはでしょうか。

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 今回は顔見せ。
 これから知謀・策謀・陰謀・謀略が渦巻いていくのでしょうか。
 仕事上のドロドロ劇も楽しみです(邪笑)。

 ホテルの内装も、家具の一つ一つも、当時の車(フォルクスワーゲンに通ずるあの流線型がかわいい)も見ごたえがあります(眼福)。
 古い三宮や芦屋の風景、そして役者達を堪能したいと思います。

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 時流に逆らって生きる父と、時流を生み出そうとした息子。
 それは、すれ違う想いによる悲劇。





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Last updated  2007/01/17 05:17:24 PM
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