テーマ:アニメあれこれ(26155)
カテゴリ:アニメ
古来日本には、退魔の概念は無く。
穢れを祓い、海へ流すことこそ、宗教の役割だった。 映像は確かに美しいのですが、原作から受ける印象と余りに違い過ぎ、笑うしかありませんでした。 『和テイスト』を楽しみたい方は、ぜひ原作におけるクライマックス・シーンをご覧ください。 原作の描写はとても静かで、それゆえに映像にすると迫力に欠けるものがあります。アニメでの改変も止むを得ないところもあるでしょう。 原作の描写がいいか、アニメの描写がいいかは、受け取り手の好みの問題だけでしょう。 しかし、その『見た目にはほとんど変化のない、静と聖の儀礼』にこそ、日本人の精神性の源もあるのだと私は感じます。 私にとって、原作は日本の神話や儀礼を見直すきっかけの一つになりました。 今回初登場になる『影崎』。 …アニメでは突然美形になっていて、驚きました(笑)。 …いや、確かに『美形とはその時代におけるもっとも平均的な顔立ちのことである』という説もあり。それに従うなら、原作での『特徴というものをすべて削ぎ落とした異形の顔』の描写はこうなるのでしょうが…。 『どこを見ているのか分からない』という部分においては、アニメでもしっかり描写されているのですが…。 いかんせん、原作とのギャップにはぶっとびました。 アニメから入って原作を読む人も、かなりの衝撃を受けると思われます(原作のイラストも、化けものじみてますし)。 ちなみに、私が原作を読んで元ネタにしたWeb小説はこちら。 ・『”さにわ”』(前半)(後半) ・『裏祭り』(第一章。以下、全14章) 『レンタルマギカ』とはまったく違う世界のお話ですが、『レンタルマギカ』を参考にこんな話も書けたという意味でリンクを残しておきます。 二つの相対する御霊、かくて眠りにつく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/10/24 12:43:13 PM
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