香港・澳門旅行記(8)三年越しの最終回です。
<前回(第7回)からの続きです>早いもので、このマカオ旅行記の更新を最後一回分残したまま、前回更新から一年もたってしまいました・・自分でももはや記憶はおぼろげですが、切が悪いので最後の一回を書かせていただきます。…本来、前回書いたカジノでの夜を最終日に、翌日帰国の途に着く予定でした。しかしながら、なんとこの日の夜から、激しい台風が近づいていたのです。この旅行の一年前、ドバイ旅行のときも、関西空港で台風に見舞われ、大阪で一泊するという憂き目にあいましたがまさか二年連続でこのようなことになるとは…マカオは基本香港経由での空路となるため、翌朝朝、港に向かったのですが、波が高く、船が出る見込みが立ちません。↑そのまま港で数時間立ち往生…数時間を経た後、旅行代理店の方から説明がありました。その方いわく、「マカオの空港から特別便で日本へ飛べるよう手配をするのでこれからマカオの空港に向かいたい。ただ、国交省の許可が必要なので飛行機手配の確約はできないが、徒労に終わっても文句は言わないでほしい」とのこと。どうせ船はこの日は出ないことは確定しているようでしたので、この話に乗る以外選択肢はありません。まあ、その日に何とか日本に帰れるのか?ということより、この非日常的なハプニングになんとなく心が躍りました。一時間以上かけて、マカオの空港につきました。あまり大きな空港ではありません。そして登場予定の飛行機は「VIVAマカオ」と書かれています。いかにも急ごしらえな感じで、むしろこの飛行機で大丈夫か?と少し心配になりました。↑マカオの空港にて。その間も、台風の勢いはあまりおさまりませんでした。ここでまたしばらく時間をおきましたが、結局、国交省の許可が下りなかったらしく、この日の帰国は取りやめに。もっとも、この頃は、もはや延泊でゆっくりしたい気持ちでいっぱいでした。…そして再びマカオの中心街近くに戻ってきました。ホテルは代理店がきちんと確保してくださいました。ただ延泊料はこちらもち。まあ前日カジノで勝ったお金があったのでそれをあてればよいか、と気楽な思いでした。↑「マンダリンオリエンタルマカオ」というホテル。キンキラなカジノホテルに比べると落ち着いたホテルで、これはこれでよい雰囲気でした。↑ホテルのフロントには物々しい彫り物。そして、夕方くらいから、「延泊になったら…」と思っていたことがありました。それはカジノの再チャレンジです。食事もそこそこに、再度カジノに繰り出しました。今回も大小一点張り。が、今回は一進一退を繰り返す展開。この日は時間もあまりなかったので、最後に当初の軍資金分を残し、あり金すべてを一回にかけましたが…残念ながら負けてしまいました。まあ、あまり欲をかきすぎるなということでしょう。…次の日は台風一過で無事に帰国の途につくことができました。↑北京五輪直前(懐かしい・・)の香港での空港にて。空港には、以前このブログでもご紹介した『GIORGIO FEDON』の専門ショップもありました。↑『GIORGIO FEDON』ショップです以上、三年越しになってしまいましたが、香港・マカオ旅行記はこれにて完結です。