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Travel & Stationery

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インドその2

 
 
インド・列車とらくだの旅   その弐
 


タージマハール
タージマハールはムガル皇帝シャー・ジャーハンが、熱愛した妃ムムターズ・マハルの為に建てたお墓である 世界各地から貴石が取り寄せられ、22年の歳月と天文学的な費用をかけて完成。シャー・ジャーハンはこの後、ヤムナー川の対岸に黒大理石で自分の墓を建て、それを橋でつなごうという計画を抱いていたがかなわなかった。 タージマハルが建立されたのは1632~55年。時代的にはベルサイユ宮殿や、京都の桂離宮、日光の東照宮などとほぼ同じ頃。

結婚パレード
3月3日(土)  アグラ
今日は朝からひどい下痢で体がだるい。でもタージマハルが見たくて6時半ごろから見に行った。朝日に輝くタージマハルはほれぼれするぐらい美しい。思わずため息が出てしまうほどの幻想的な美しさ。

2月28日(水)  アグラ→デリー
今日はデリーに移動。

3月1日(木)  デリー
今日はバスつきのところに移動しようと思ったけど、結局面倒になって連泊することにする。実はこの部屋、雨漏りがするのだ。でも明日にはまた移動するんだし、あと1泊ぐらいどうでもいいや。

今日はニューデリーの散策。ニューデリーはごちゃごちゃしたオールドデリーとは全く違う雰囲気。整然としていて建物も近代的だ。国立博物館を見た後、バスに乗ってみることにする。バス停らしきところで待っていると、インド人が、「お前はネパール人か?」と声をかけてくる。えー、一応日本人なんですけど・・・。確かにネパール人は日本人によく似ているのだ。

とりあえず、来たバスに乗り込むがお金は一体いつ誰に渡したらいいんだろう?きょろきょろ見回していると、近くにいたおじさんが、後ろだと指さして教えてくれた。50P硬貨をもっていなかったので、1Rp渡す。1Rp=約9円。おつりはもらわなくてもいいやと思っていたんだけど、このおじさんあとでわざわざ50P(約5円)もって来てくれた。インドにもこういう律儀な人がいるのかと感激。


3月2日(金)  アグラ
アグラに移動。駅に着くと、いつものごとくリクシャマンに取り囲まれる。私が泊まろうと思っている宿は駅から歩けそうな距離だったので歩いて行くつもりだったが、しつこく客引きをする1人のリクシャマン、必ずそのホテルに連れて行くからとずっと着いてくるので、値段の交渉をして乗ることにした。しばらくはよかっったんだけど、やはりその前にみやげ物やに寄ると言い出すので、頭に来て途中で降りる。いくら連れて行くとマージンをもらえるというみやげ物屋やホテルがあるといえ、ちゃんと目的地に連れて行ってよ!!!!!

しばらくプリプリして歩いていると、今度はまた男の子が「自分は日本語を勉強しているんだけど、よかったら少し日本語を教えて欲しい。」などといって近づいてくる。まあ宿に着くまで話でもしていた方が気が紛れると思ってしばらく一緒に歩く。

目指すホテルが見えてきてほっと一安心。すると彼が、「今日は実は自分の誕生日で、友人達も家に集まってパーティをするからこないか?」という。
とりあえず、宿についてから考えると返事をして別れ、宿にチェックイン。ホテルのオーナーにその彼の話を何気なくすると、「絶対行ってはダメだという。その彼の姿も見つけて、「あいつは1年中誕生日だと言っている。」と注意してくれた。えーそうなの?

旅をしていていろんな人に出会うが、どの人を信じるかというのは本当に難しい。特にインドなんかだと。


部屋に帰ってまたひと眠り。11時ごろに朝食をとってアーグラー城へ。歩いて向かっていると、おじさんが声をかけてきた。アーグラー城まで自転車の後ろにのっけていってくれるという。自転車ならなにかあっても飛び降りて逃げられるし、と思ってのせてもらうことに。最初は世間話をしていたのだが、「アーグラー城をみたら、私の家に一緒に行こう。」という。えー、と思っていると、彼は、続けて「私の妻になるとよい」などどめちゃくちゃなことを言ってくる。

はー、なんでいきなりそうなっちゃうんだろう。でもこのおじさん、ちゃんと城で私を降ろして、さようならしてくれたよ。からかわれただけだったのかなー? まあ、荷台に載せてくれてありがとう。

アーグラー城の城内にはたくさんの野生のリスがいて、ビスケットをあげていたらまたたくまにりすに囲まれてしまった。さすがにインドのリスはたくましい。

夜、にぎやかな音が聞こえてきたので外に出てみる。結婚式のパレードだった。花婿さんは白い馬にまたがってパレード。その後ろをきらびやかな電飾をつけたおみこしのようなものが練り歩く。トランペット隊がいたり、大変な騒ぎである。


3月4日(日)晴れ  アグラ→車中
今日もまたタージマハールを見に行く。今日はこの町をでるので見納めだ。

宿泊した宿の隣にはみやげ物やがある。そこでチェスセットや、コースター宝石箱などを購入。店の人が発送もしてくれるというので、頼んだのだが、結局まてどくらせど日本には届かず。あーあ、自分で郵便局に持っていけばよかった。大後悔。

ここではもうひとつ、エピソードがある。この店で宝石を加工してアクセサリーを作ってくれるというので、自分で適当にデザインして頼んでおいた。今日の出発時間までには間に合うという話だったのに、出来上がってくる気配なし。そうこういううちに宿をでなくては間に合わない時間になってしまった。
お金も払っちゃったし、受け取れないのは悔しい。どうしようかと思っていると、同じ宿に宿泊していた大学生が、「自分はもう少しここに滞在するから、それを受け取って日本に帰ったら送ってあげる」という。

ありがたくそうさせてもらう。こちらの方は無事送られてきた。

しかし、このアクセサリー、とても人前にしていけるような仕上がりではなかった。私でももっとましなの作れるよ!!!といいたいぐらい。日本で売っている子供のおもちゃのアクセサリーの方がよっぽどまし。それなりの石で作ったはずなのに・・・(T_T)。
 


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