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カテゴリ:旅行
実は私、アリクイという動物がかなり好きです。昔は貧歯目といわれて
いたアリクイ目の動物は大きく分けて3種類、ナマケモノ、アルマジロ そしてアリクイといずれも個性的な姿でありながら動物園などであまり 脚光を浴びることもなくひっそりと生きているようです。この仲間、氷 河期くらいには巨大なナマケモノやアルマジロがいて繁栄していたので しょうけど、今は南アメリカにしかいません。人類の祖先がそうした巨大 な動物を絶滅に追いやったかもしれないと思うと悲しいです。 アリクイのぬいぐるみやグッズなどはおそらく少ないだろうと思っていた のですが、さがしたらいろいろあって驚きました。アリクイが主人公の 絵本まであるのです! さてアリクイの仲間にはオオアリクイ、コアリクイ、ヒメアリクイなど がいて、オオアリクイの堂々とした歩き方もホレボレするのですが(そ んなふうに動物園でアリクイばかりじーっと見ている人はおそらく非常に 少ないと思いますが)白と黒のコアリクイのかわいらしさも格別です。 都内のとある水族館でそのコアリクイの赤ちゃんが見られると雑誌に出て いたので、さっそく次男を連れて見に行きました。 水族館でありながら私は陸上の動物コーナーばかり何度も見ました。(も ちろん魚も見たけど)肝心のミナミコアリクイは隅の方で寝てばかりいま したが、アリクイファミリーの顔写真と名前が出ていました。お母さんの タエは自分で鍵を開けて脱走しペンギン舎に行っていたという珍事件を起 こしたそうです。お父さんの名前がアリーでお兄さんがリク、アリクイの 名前がアリとリクなんて随分安易な名前(笑)と思いましたが、赤ちゃん の名前付けコーナーでは自分もミナミコアリクイの中から字を選んで書いて 出していました。おみやげには自分用にアリクイぬいぐるみも買いました。 アリクイは全然よい写真が撮れなかったのですが、仲間のアルマジロさん の素晴らしいシーンが撮影できました。毛づくろいをしているキツネザル の足元をよく見るとアルマジロの姿が・・・ちゃっかり足のせ台にしてし まっているキツネザルの下で不満な表情も見せず文句も言わずに(あたり 前だが)淡々としているアルマジロさん、なんていい性格の動物なんだろ うと感動してしまいました。動物園のスターになることはおそらくないだ ろうけど、アリクイ目の動物、やっぱり大好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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