ガーデンパラソルに穴をあける
夫が亡くなる少し前からガーデニングは自分一人でやっている。業者に頼むことは一切せずに自分で出来る範囲でのガーデニング。真南向きで日当たりの良いのはいいがそこが悩みの種でもある。ガーデンパラソルを設置したのは2年前。両脇の木は大きくなったが、向こう側が南なので、この場所は日影にならない。このパラソルの下は9kgはあるが、少しの風ですぐ倒れる。高台でなくても倒れるのでは?見た目が悪いので下の部分を入れていないが、その後100kgほど、羽根つきのコンクリートブロックを針金で止めている。(作業が大変だった)それでも強い風が吹くと飛んでしまいそうなのでパラソルを閉じてしまう。心配で開いたまま外出はできない。傘はときに凶器になるし、この大きさがどこかに飛んで行ったら大変なことになる。梅雨が明けたの言うので久しぶりにパラソルを開く。その時に「穴の開いた傘」のことを思い出した。普通の傘も強風では飛ばされそうになりそれを止めようとすれば力が必要。逆止弁というのがついたビニール傘はとっても高い。傘に穴が開いているので、下から入り込んだ風は抜けるが雨は中に入らない。風のために力を入れる必要がない。皇后さまの要望でこの傘は誕生したという。もともとうちのパラソルは日除け用に設置している。少々の雨は入っても構わないし、たぶん雨の日は閉じている。線香はすぐ折れるので、蚊取り線香で穴をあけた。パラソルの影に水玉模様の光が見える。これで少々の風に心配せずにいられたらいいな。