腕時計夜話2- 変わり者腕時計 -ネットで腕時計を物色していると時々ヘンな商品にぶちあたり、「なんじゃこりゃ?」との説明書きにめり込むうち時間が経ってしまった・・ということがある。 ここでは、そんな「変わり者」の腕時計のいくつかを紹介。 1.カタパルトウォッチ まずはこれ。 学生時代授業中に、先生の目を盗んでは紙くずを丸めてそれをだれかの頭にぶつける・・ といういたずらをやったことがある人は多いと思うが、これはそれを助長する(?)商品。 こうやって使うらしい。 くだらないけど、商品として売られているのは面白い。 50ドル。 どこで売ってるやら、誰がつくったやら、よくわからなかった。 外国の通販サイトで見つけたのだが、サイトのつくりが「ちゃちく」って ちゃんと届くのか怪しい感じだった。 2.PIMP-3-SSB 続いてはこれ。 「PIMP」です。 こういう変り種時計ならおまかせっ!!てメーカー。 かなり有名らしい。 写真のものはLED light のドットを読み取って時間を知る。 ちょっと考えないと今何時かわからないところがミソ。 <<わかりやすさよりも わかりにくさがかっこいい>> 今はそういう時代なのかも。 近未来時計と銘打ってはいるが、果たして近未来に このタイプの時計が定着する日が本当に来るのか? <来ないだろう>と私は思う。 でも、こういった人が作らなかった物を作るチャレンジ精神は大事だとも思う。 3.PIMPのその2--RADIO ACTIVE-- 同じくPIMPから。 使い方、時間の読み方は このページ に詳しい。 考えなければ時間がわからないというのは、お世辞にも実用的とは言えないが 付けていれば間違いなく注目されるだろう。 私なんぞは、昔ボーリング場にあった(今でもゲーセンに行けばある)ピンボールマシーンの電飾を思い出してしまう。 この「PIMP」というメーカーはこの手のLED時計をいっぱい作っているので、見てまわるのも面白い。 楽天で「pimp」を検索キーに使えばいっぱいヒットする。 若者に大人気!!、との触れ込みだが、実際に身につけている人を見たことはない。 4・常に発光している腕時計--NITE MX10-- NITEはドイツのメーカー。 一見何の変哲もない樹脂バンドの腕時計だが、こいつの「変わり者」たる所以は 「常に発光」していることにある。 いわゆる、ルミブライトとか、蛍光塗料とかの蓄光タイプのたぐいではない。 かといって、電池を使っているわけでもない。 トリチウムとかいう物質が3本の針と文字盤12箇所に埋め込まれていて そいつが自発的に光るのだ。 だから昼間でも勝手に光っている。 この時計、需要はきっと多いはずだ。 日の当たらない場所で仕事をしなければならない人は案外多い。 Luminox(同じくトリチウムを使用している腕時計ブランド)の蜘蛛の巣のようなデザインよりシンプルで良いと思うのだが。 電池を消耗せずに、何の操作をしなくても光るというのは画期的だと思う。 変わり者時計だけど、人によってはとてもありがたい代物となるはず。 80グラム弱、と重量も少なくて軽い。 個人的には G-shock にこのトリチウムとやらを採用してもらいたいところなのだが・・・。 楽天でも少ないながら数店舗が扱っている。 ここ 『腕時計本舗』が現在のところ「最安値」の店。 5.腕日時計--fossil sundial-- これ、言ってみればソーラーウォッチ。 1・夜間は使えない。 2・昼間でも、曇天、雨天の日には使えない。 3・晴れた昼間でも正確な方位磁石がないと時間はわからない。 ならば、なぜわざわざ腕時計にしたのか? 方位磁石を持ち歩かなければならないくらいなら、日時計を持ち歩いたほうがマシだ。 むしろ腕から腕日時計を外す余計な手間が省ける。 逆にフツーの腕時計とこいつをいっしょに持ち歩けば簡易方位計として機能する。 つまり、フツーの腕時計が指す時間のところまで日時計に落ちる影を調節すれば方角がわかるって寸法。 しかし、となるとやはり、はじめから方位磁石を持っていけばよい、ということになる。 ・・というわけで、「変わり者」の中でも非実用性はNO.1決定! こんなものを「商品」として世に送り出したfossilの鼻っ柱の強さは、 今をときめく’ラッキョ3兄弟ボクサー’の上を行く。 ひょっとするとこれを発売した頃は会社があぶない時期でヤケクソになっていたのかも知れない。 fossilは変わったデザインのものが結構ある。 基本的にはまともな腕時計をちゃんと作ってる会社だ。 「fossil」で検索を。楽天にもいっぱいある。 その極め付けがこれなのだが、この「腕日時計」は楽天では売っていない。 ・・・・・・・・・良かった! 6.グレース・ファブリオ--grace fabliau-- フェイスが平行四辺形! 手巻き。 販売元:太陽商会(モントレソルマーレ) 10年以上前に生産終了。当然、楽天には売っていない・・というより入手は 個人売買以外は不可能でしょう。 カシオやadidas や nikeは これとよく似た(といっても流線型で卵型) スポーツウォッチを現在販売していますが、 ひょっとして、こいつをヒントにしたのでは?と思わせる形状です。 この会社、先見の明があったのでしょうか? 7.メトロブラック PIMP物の最後です。 PIMPの中でこれがいちばんいいかなぁ、と思ったものを挙げておきます。 ネオンサインのように、時刻が流れる。おしゃれ度が高い上に実用的じゃないかと思いますがどうでしょう? 8.ABACUS 針のない時計です。 説明によると、 「時刻を知る時には、時計を横から叩くと金属球が転がり、現在時刻を表す位置でピタリと止まる・・」だそうです。 ハァ~・・。 レディースウォッチには文字盤のない時計もありますが、あれと同程度の アバウト表示で十分。という方にはいいのではないでしょうか? かなりおしゃれだと思います。 これは楽天でフツーに売ってます。 検索キー=「ABACUS」でお探しください。 めんどくさい人は こちら からどうぞ。 9.メガメモリー USBコードが、内蔵されているところがミソ。 容量32M。音楽データ、書類データ、その他 パソコン用各種ファイルを腕時計で持ち運べる。 なんだかジェームズ・ボンド気分です。(笑) 『東急ハンズ』で売ってます。 次がラストです。 なんだかんだ言って、これが‘変わり者’のなかでは私のイチオシです。 すばらしい! 10.The Earth Watch(Think The Earth)-北半球バージョン- ~~ 一目瞭然の世界時計 ~~ 製造元:セイコーインスツルメンツ。 裏フタはスクリューバックで、10年電池。 売り上げの一部はチャリティーに寄付される。 楽天でも買える。 元サイト http://www.endogem.co.jp/wn1.htm 【写真上】の簡単な説明を。 『16の左にある白い印が時針です。 写真は斜め下から撮っていますのでずれているように見えますが、日本に合わせてあります。 つまり日本から赤道方面へまっすぐ南下した位置です。 この時針は地球の自転と同じ「反時計回り」にドーム型の地球といっしょに24時間で1周します 。 ですから、16を過ぎたあたりですので、午後4時すぎです。 そして、オレンジ色の丸が分針を表します。 分針は時計と同じ右回りです。 ベゼルに刻んである偶数字は5分ごとで、12が普通の時計の6にあたります。 ですから、25分をさしています。 上の写真は現在4時25分ということです ポジションインジケーター(時針)は、好きな場所に設定することができ、北半球の世界時計として機能します。 ベゼルの12の位置が常に太陽の方向です。 上の写真ではインドが正午、ヨーロッパは午前7時か8時ごろ、日本はそろそろ日が暮れるころというのがよく解ります。』 ・・・だそうです。 値段が固定されているのは、売り上げの一部が寄付されることと関係があるかもしれませんね。 売上金の割合によって寄付金が異なるのは不平等になるため、それを避けるためメーカー側が価格統制していることはありえます。 一人で持つのもいいでしょうが、家族で見てこれを眺めるごとに地球規模でものを考えるくせがつくとすれば、もっと有意義だと思います。 楽天で販売している店舗は、検索キー=「WN-1」で探せますよ! メンドクサイって人は こちら からどうぞ。 ↑残念ながら売り切れたみたいですね。。。。でもまだ画像は見れます。 **以上、‘変わり者時計’の紹介でした。 「こういうのもあるのか・・へぇ~」と思っていただけたら、わざわざ作った甲斐があったというものです。 html言語とやらの知識がまったくといっていいほど無いので、これだけ作るのにずいぶんな時間がかかってしまいました。 おそまつ!! ジャンル別一覧
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