腕時計・禁断の選択 妖怪マネマネ2腕時計・禁断の選択・・・なんちゃってデイトナ集 ロレックス社のデイトナは1961年に誕生。 「カーレース用のクロノグラフ」というコンセプトを史上初めて腕時計に持ち込んだ。 ベゼルにタキメーターの目盛りを書き込んだのもデイトナが最初である。 「デイトナ(DAYTONA)」とは、当時24時間レースの開催場として名を馳せていたサーキットの名前であったことから便乗効果によりロレックスのデイトナは目覚しく認知度を上げた。 現在のデイトナは完全自社製(マニュファクチュール)であるが、1999年までは他社のムーブメントを乗せていた。 また、現在のように「自動巻き」になったのは1988年のことであり、それ以前は「手巻き」時計であった。 以上のことを考え合わせると現行デイトナの歴史は意外に浅いことがわかる。 <ref.116520>の場合、現行のスペックになったのは2000年のことである。 (ここでは最も人気の高いref.116520に絞って書かせていただく。) また、さらにロレックスデイトナについて知りたい方は次のサイトをお薦めしておく。 http://www.eonet.ne.jp/~rolex-daytona/index.htm さて、そのロレックス社のデイトナは世界中で大人気だ。 人気ぶりを第三者に示すのは実に簡単である。 値段を見ればよい。 普通、腕時計を買うときは、2割引、3割引、という割引があるものだ。 少なくとも僕のような庶民にとっては、割引は「あって当たり前」という感覚が普通ではないだろうか。 ところが、このデイトナに限っては全くない。 全くないどころか、定価よりもはるかに高いのである。 僕は時計初心者なので、調べていてこれにはびっくりした。 定価は77万円。 対して、平均小売価格は130万円である。 国際的に見ても、日本だけが異常に高いということはなく、これが「適正価格」なのだ。 だから世界のどこかに行ったら安く手に入る、ということもない。 さらに驚くことに、<116520>は、デイトナの中では比較的安いほうなのである。 ちなみに、ref.6265の通称「フェラーリ・レッド」と呼ばれる機種は、某オークション(海外)において、実に3500万円の値がついたらしい。 まあ、それは極端な例としても、スゴイ話ではある。 これらは無論、需要過多による現象であるが、時価ほど商品の人気を簡単かつ客観的に示す資料はない。 デイトナは嘘偽りなく、世界中で人気なのだ。 それほど人気のモデルだから、当然(?)この人気に「あやかりたい」メーカーがいっぱい現れる。 意を決して調べてみると本当にいっぱいあった。(笑) なるべく大きい写真の物を選んで一覧を作ったので、まずはご覧あれ。 下に掲げた本物と見比べてみると結構楽しめる。 なお、『禁断の・・』などと表題に書いたが、リンク先は全て楽天市場内ショップか、ショップ内の画像への直リンクのなのでご安心を。
(個人的にはテクノスの物が一番似てるかな?と思いますが、どうでしょう。) デイトナについては、実は、僕のいい加減なブログのなかで「出所不明のメーカー」と僕が勝手に称して、それらについて調べているうちにだんだんとわかってきたことである。 気がつくと、買ってみようかな、という気になっていた。(実は買った。。。) でもそこで一呼吸置き、自分なりに冷静になって、これらのものをなぜ買いたくなるのか考えを巡らせてみた。 以下、その箇条書き。 ○何に似ているかなんて自分には関係ない。デザインが良くて安いのなら、それでいいんじゃないの? ○本物なんか要らない。雰囲気だけ楽しめればよい。かといって正面切ったパチ物は気が引ける。 ○ひとりでこっそり楽しみたい。 ○似たデザインでクウォーツの物が欲しかった! ○本物を持っているが、今はもったいなくて使えないので気楽に使える似たものがもう一本欲しい。 ○いつの日か、本物を手に入れるまでの<つなぎ>として。 購入動機としてはこんなところではないだろうか? でも、何も知らずに「かっこいいなぁ」と思って買う・・というパターンが、純真で一番良いと思う。 まさに、知らぬが花、である。 ((特典付録)) なんちゃってスピマス集 *スピマス=「(オメガ)スピードマスター」の通称。
さらに・・・ (ある意味)最強!! シャルル・フォーゲル ~「素晴な」時計 に負けない~
((後書))2007年2月25日 最近、「エクスプローラーもどき」の自動巻きを買って「なかなか質感はよい」というような趣旨のはしゃいだ書き込みをしたのだが、 ・・・これはやっぱりダメである。 確かに質感は良いし、中身のミヨタムーブメントもいたく気に入ってしまった。 ブレスも高品質だし腕につけているときぜんまいが巻き上がる感触が不意に腕に伝わってくるのは快感だ。 いいところもあるのだが、フェイスを見るたびに「こいつは~もどきなんだ・・・マネマネなんだ」というある種の引け目が脳を支配するのである。 これには参った。 僕は考えすぎなのかもしれないが・・・。 こっそり身に着けているのに、やっぱりダメなのである。 時間を確認するたびにその思いに襲われると、やがては<げんなり>してくる。 なまじ「~もどきだ」という知識がなければ、普通に付けられたものを・・・。 と、つとに思う。 皮肉を感じずにはいられない。 「知らないほうがよい」ということは、世の中にはあるものなのだ。 というわけで、この時計は<息抜き用>になりました。 たまには体に悪いものも食べたくなるでしょう?ハンバーガーとか・・。あれといっしょです。 ず~っと、まじめな時計を付けているのも疲れますからね。 普段使いにはなりません。(キッパリ) せっかく必死こいて、アフィリエイトプログラムまで組んでからこんな事言うのはシャクなんですが、 買うにしても生涯で1個だけにしておいたほうがいいです。それも安いクウォーツ物で十分! なんだかんだ言ってもシャレでしか使えないものなのです。 さようなら、なめらかローターのミヨタムーブ、ずっしりがっしりのステン無垢バンド。 ああ・・もったいないなぁ・・・。 2007年2月5日 同月8日 および25日一部追加 ジャンル別一覧
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