マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

[２]　エリザベス女王杯　予想


　　ウォッカは取り消しながら、予想自体は週はじめに完了していたので、そのまま。


　　　京都11R　エリザベス女王杯（ＧＩ・芝2200）

　　　　◎6 アドマイヤキッス
　　　　○9 アサヒライジング

　　　　　エリザベス女王杯というレースは、（Ａ）「牝馬三冠路線で、オークス好走＋桜花
　　　　賞や秋華賞でも活躍したGI馬」か、（Ｂ）「牝馬三冠路線で惜しくも戴冠ならなかっ
　　　　た馬」のどちらかに該当する馬の活躍が顕著なレース。

　　　　　96年　ダンスパートナー　：　桜花賞２着、オークス優勝　→（Ａ）
　　　　　97年　エリモシック　：　秋華賞２着　→（Ｂ）
　　　　　98年　メジロドーベル　：　桜花賞２着、オークス優勝、秋華賞優勝　→（Ａ）
　　　　　99年　メジロドーベル　：　同上
　　　　　00年　ファレノプシス　：　桜花賞優勝、オークス３着、秋華賞優勝　→（Ａ）
　　　　　01年　トゥザヴィクトリー　：　オークス２着　→（Ｂ）
　　　　　02年　ファインモーション　：　秋華賞優勝　→　唯一の例外。
　　　　　03年　アドマイヤグルーヴ　：　秋華賞２着　→（Ｂ）
　　　　　04年　アドマイヤグルーヴ　：　同上
　　　　　05年　スイープトウショウ　：　オークス２着、秋華賞優勝　→（Ａ）
　　　　　06年　カワカミプリンセス　：　オークス優勝、秋華賞優勝　→（Ａ）
　　　　　06年　フサイチパンドラ　：　オークス２着　→（Ｂ）

　　　　　今年の出走メンバーを見ると、（Ａ）または（Ｂ）に該当する馬は４頭。

　　　　　（Ａ）スイープトウショウ、
　　　　　（Ｂ）アドマイヤキッス、アサヒライジング、フサイチパンドラ

　　　　　この中でも、アドマイヤキッスを中心に狙ってみたい。

　　　　　何故なら、チューリップ賞優勝、桜花賞連対の実績を持っているが、この馬は基本
　　　　的に中距離がベストだと思っているから。
　　　　　今年に入ってから、牝馬らしく、マイルを中心に使用された為に微妙に適性が合わ
　　　　ずレースを取りこぼしてきたが、それでも掲示板に載ることのできる能力上位の馬と
　　　　見ている。

　　　　　今年は、昨年のカワカミプリンセスのような、圧倒的能力上位の（Ａ）組が存在せ
　　　　ず、チャンスもそれだけ大きい。

　　　　　それに古馬の（Ｂ）組の好走馬（今年の３歳馬に該当馬はいないので）は、

　　　　　　97年　エリモシック　→　96年エリザベス女王杯　６人気　８着
　　　　　　01年　トゥザヴィクトリー　→　00年エリザベス女王杯　２人気　４着

　　　　　と、一年目の結果が必ずしも直結しない。