マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

[１]　皐月賞　予想　　
　　　
　　　
　　　中山11R　皐月賞（JpnI・芝2000）　＜08年今日の勝負レース　第52回＞

　　　　◎2 スマイルジャック

　　　　　　皐月賞は、前走において先行するなり、まくるなりして４角では４番手以内に
　　　　　いるような競馬をしていない馬では極めて連対の難しいレースである。
　　　　　　前走が中団以降の位置取りで、皐月賞でも連対したような馬たちは皆、

　　　　　　　07年　２着　サンツェペリン　→　ダービー　４着
　　　　　　　06年　２着　ドリームパスポート　→　ダービー　３着
　　　　　　　05年　２着　シックスセンス　→　ダービー　３着
　　　　　　　01年　２着　ダンツフレーム　→　ダービー　２着

　　　　　　その後、ダービーでも活躍しており、余程能力が抜けていないと厳しい。

　　　　　　ただこれは結果論であって、皐月賞の時点ではダンツフレーム以外は皆、過小
　　　　　評価されており、むしろ皐月賞終了後にダービーの買い目として加える方が建設
　　　　　的である。

　　　　　　よって、前走で先行する競馬をしていた馬の中から、素直に本命馬は選びたい。
　　　　　　というわけで、本命はスマイルジャック。
　　　　　　前走先行組の中でも、先行してのスプリングＳ優勝という内容を特に評価して
　　　　　の本命。過去に同様な成績を残している馬には、メイショウサムソンや、ネオユニ
　　　　　ヴァース、ナリタブライアンなどがいる。

　　　　　　単純なトライアル同士の比較であっても、どのレースも先行馬がそのまま残るレ
　　　　　ース内容だったとはいえ、本番でのペースを思えば、スローペースだった弥生賞や
　　　　　若葉Ｓよりも断然スプリングＳの方が信用できる。

　　　　　　血統的に、タニノギムレットも、母父サンデーというのも中山芝20に合っている
　　　　　とは言い難いが、初年度から牝馬のダービー馬を輩出したタニノギムレットの血の
　　　　　スケールと、苦手苦手と言われていた中山重賞での評価をあざ笑うかのように今年
　　　　　に入って３頭もの中山での重賞馬を出し、どんどんとその勢力を広げていっている
　　　　　母父サンデーの血のポテンシャルに期待したい。

　　　　　　
　　　　　　　→　2 スマイルジャックの単勝1000円＆複勝3000円で勝負！　　　

　　　　　　　→　08年今日の勝負レースこれまでの結果

　　　　　　　　　　累計収支　-71,700円

　　　　　　　　　　試行回数　51回
　　　　　　　　　　的中率　　25％
　　　　　　　　　　回収率　　65％

　　　　　　　　　　6 - 4 - 3 - 38 / 51

　　　　　　　　　　勝率　12％
　　　　　　　　　　連対率　20％
　　　　　　　　　　複勝率　25％


　　　　○9 マイネルチャールズ
　　　　△1 タケミカヅチ
　　　　△アグネスタキオン産駒　

　　　　　　先行したものの３着に敗れたショウナンアルバは、先週の桜花賞における同産駒
　　　　　の体たらくを見る限り、トライアルホースとある程度決めてかかって良いと思って
　　　　　いる。それにミスプロ系の連対自体のないレースでもあり、適性としてもあってい
　　　　　るとは思えない。

　　　　　　弥生賞を先行して勝ちきったマイネルチャールズも大崩は考えにくいが、全姉の
　　　　　マイネヌーヴェルが桜花賞、オークス共に４番人気に支持されながら二桁着順に終
　　　　　わった結果から、全幅の信頼は置きづらい。馬の器としてもＧＩ級か、となると疑
　　　　　問は残るが、近年ここを勝ったブライアンズタイム産駒はこのレースで打ち止めと
　　　　　いう馬ばかりで、そういう意味ではイメージに合致する。
　　　　　　よって、こちらは対抗として一応の評価はする。