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<OEHMS CLASSICS> OC-402 ¥1750 フレデリック・ショパン:バラードと即興曲集 1.バラード第1番 ト短調 Op.23/2.バラード第2番 ヘ長調 Op.38 3.バラード第3番 変イ長調 Op.47/4.バラード第4番 ヘ短調 Op.52 5.即興曲第1番 変イ長調 Op.29/6.即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36 7.即興曲第3番 変ト長調 Op.51/8.幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66 アミール・カッツ(ピアノ) 録音 2011年9月10日,10月1日ベルリン テルデック・スタジオ Recording Producer: Friedemann Engelbrecht, Sound Engineer: Tobias Lehmann 前作「夜想曲」(OC-779)の録音の際、インタヴューで「俺のショパンを聴け」 と言い切った男、エミール・カッツ。このバラードと即興曲は、ショパン・プ ロジェクトの第2弾としてベルリンで録音されたものです。ここでも彼の個性 は際立っていて、どの曲からも、今まで聞いたことのないような新鮮な驚きと 発見を引き出しています。それは、あくまでも自然な流れの中から沸き起こる もので、不思議な旋律線を出したり、新奇なテンポを設定するものではありま せん。まずは「バラード第3番」での両手のバランスや、「即興曲第2番」での 目を見張るような軽やかさに息を飲んでください。このアルバムは彼が信頼す るテノール歌手、パヴォル・プレスリクに捧げられています。 OC-407 ¥1750 アントン・ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調(ノーヴァク版) ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団 アイヴァー・ボルトン(指揮) 録音 2008年4月25.26日ザルツブルク祝祭劇場 大ホール Recording Producer, Editing & Mastering: J.Pospichal (Classic Sound Austria). Sound Engineer: Gustav Soral ブルックナー(1824-1896)の交響曲の中でも、最も愛される曲の一つである第4番 「ロマンティック」については、すでに多くの人が挑んでおり、この聳え立つ 山の様々な面の景観を楽しむことができるものです。さて、アイヴァー・ボル トンは2004年からこのザルツブルク・モーツァルテウムの首席指揮者として活 躍していて、ブルックナーの交響曲全集も着々と進行。そろそろ完成に近づい ているところです。この第4番は7作目にあたるもので、今回もライブ録音であ り、極めて集中力の高い演奏を提示しています。彼の作り出すブルックナーは、 音の厚さよりも、透明感を追求する傾向にあり、この4番のような比較的軽め の作品では、その美点が最大限発揮されていると言っても過言ではありません。 清々しく美しい・・・そんなブルックナーです。 OC-648(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3050 グスタフ・マーラー:交響曲 第3番 ニ短調 ミヒャエラ・シュースター(アルト) ケルン少年少女合唱団(エバーハルト・メッテルニヒ…指揮) ケルン・オペラ女性合唱団(アンドリュー・オリヴァント…指揮) ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 マルクス・シュテンツ(指揮) 録音 2010年7月4-6日ケルン・フィルハーモニー Recording Producer, Editing, Mastering:Jens Schunemann, Balance Engineer: Christian Feldgen, SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas 常に堅実な音楽を聴かせるドイツの中堅指揮者シュテンツ。決して派手ではな くとも、その良さがじわじわと浸み込んでくるような指揮は、来日公演の際も 賛否両論を巻き起こしながら、大きな話題となったものです。今回のマーラー (1860-1911)も、この大曲の隅から隅までをじっくりと見渡し、細部まで丁寧 にスコアを読み込んだ上で、一貫した流れに乗った音楽を聴かせます。ソリス ト、合唱団も全て力を出し切った上で、最終楽章へとなだれ込む様は、まさに 感動の極みと言えるでしょう。日本では、どうしてもマーラー指揮者として見 られてしまうシュテンツですが、劇場でのオペラ経験も長く、また、ヘンツェ のスペシャリストでもあります。次代を担う指揮者の筆頭として押さえておき たい一人です。 OC-799 ¥1750 1-3.サミュエル・バーバー(1910-1981):ヴァイオリン協奏曲 Op.14 4-6.エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト(1897-1957): ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35 7.フランツ・ワックスマン(1906-1967):カルメン・ファンタジー 8.ジョン・ウィリアムズ(1937-):「シンドラーのリスト」メイン・テーマ アレクサンダー・ギルマン(ヴァイオリン) ケープタウン・フィルハーモニー管弦楽団 ペリー・ソー(指揮) 録音 2010年12月ケープタウン Recording Engineer: Marek Pinski, Digital Editing & Mastering: Joel Cormier 「何ともロマンティックな表現、そして美しい音色!」若きヴァイオリニスト、 ギルマンを聴いた途端、誰もがそう思うに違いありません。あのハイフェッツ を凌駕するほどのコルンゴルトのコンチェルトからは、まさに「良き時代のア メリカとウィーン」の風景が感じられるのです。彼は1982年にドイツ、バンベ ルク在住のロシア系音楽一家に生まれ、幼い頃から音楽的才能を示し、数多く のコンクールに入賞し、多くのコンサートで演奏、また名教師ザハール・ブロ ンに師事し、チューリヒ音楽大学で修士号を取得、現在はブロンのアシスタン トとして活躍しています。2006年からは、フランク・ペーター・ツィマーマン が所有していたストラディヴァリス“ex Croall(1684年製)”を与えられ、そ の楽器から素晴らしい音色を引き出しているのです。そんな前途洋々の彼のデ ビュー・アルバムは前述のコルンゴルトとバーバーのヴァイオリン協奏曲を中 心とした1枚です。ケープタウン・フィルハーモニー管の若き指揮者ペリー・ ソーのバックを得て、この少し懐かしい感触の音楽を瑞々しく、この上ない美 しさで表現しつくしています。超新星の生まれる瞬間をご堪能ください。 OC-830 ¥2080 リローデッド・ハッセ ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783): 1-5.音楽劇「捨てられたディドーネ」(1742) 6-9.室内カンタータ「嫉妬」(1762) 10.ポルポラ(1686-1768): ハッセの歌劇「アルタセルセ」(1734)への追加アリア 「今や嵐の雲が」 ヴェラール・バルナ=サバドゥス(カウンターテナー) ホーフカペレ・ミュンヘン ミヒャエル・ホフステッター(指揮) 録音 2011年6月ミュンヘン 昇天教会 Recording Producer: Jakob Handel, Schnitt & Editing: Jakob Handel & Gerhard Betz 「リローデッド(再充填)・ハッセ」とは、なんともステキなアルバム・タイト ルではないでしょうか?「18世紀に書かれた音楽は古臭く、誇りに塗れている」 という偏見を取り除きたいと語る現代屈指のカウンターテナー、バルナ=サバ ドゥスが目を付けたのは、ヘンデルとヴィヴァルディの名声の陰に隠れてしま い、名前すら忘れられかけてしまった作曲家、ヨハン・アドルフ・ハッセでし た。ハッセは120作品に及ぶオペラ作品のほか、オラトリオ、カンタータ、ミサ 曲、そして数多くの器楽曲を作曲し、一時は「ヘンデルのライバル」として持 ち上げられようとしましたが、彼自身がそれを断ったことでも知られます。生 前は高く評価され、人気もあったのですが、この当時の多くの作曲家たちと同 じく、時の流れとともに忘れ去られてしまいました。そんなハッセの作品に、 300年以上経た今こそ新しい命を与えるべく立ち上がったバルナ=サバドゥス。 彼の試みは、すばらしい技巧と強靭な声、そしておなじみホフステッターによ る見事なオーケストラによって、ここに見事に実現いたしました。
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2012/01/24 06:18:43 PM
OC-841 2枚組 ¥3050 ブリタニック・オルガン 第3集-外海で 《CD1》 1.J.S.バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調 2-4「主よ御許に近づかん」サラ・アダムズ(1805-1848)の詩による讃美歌のた めの3つの旋律(ローウェル・メイスン(1792-1872):アメリカ民謡から「ベサニ ー」/A.S.サリヴァン(1842-1900):イギリス民謡から「プロピオール・デオ」 /J.B.ダイクス(1823-1876):ホーベリー(タイタニック号沈没の際に演奏された 曲)(オルガン演奏…デヴィッド・ラムゼイ) 5.ヨーゼフ・ベネット(1884-1944): タイタニック号の思い出 ヴェルテ・ロール1661(マスター) (オルガン演奏…ヨーゼフ・ベネット) 6.ドビュッシー(1862-1918): 沈める寺 ヴェルテ・ロール1995(マスター) (オルガン…バーナード・テン・ケート) 7.ショパン(1810-1849):葬送行進曲 ヴェルテ・ロール1006(マスター) (オルガン演奏…エンリコ・ボッシ(1861-1925)) 8.メンデルスゾーン(1809-1847):静かな海と楽しい航海 ヴェルテ・ロール1476(マスター) (オルガン演奏…ハリー・ゴス=カスタード(1871-1964)) 9.シューベルト(1797-1828):海の静けさ ヴェルテ・ロール512(マスター) (オルガン演奏…フランツ・フィリップ) 10.ワーグナー(1813-1883):さまよえるオランダ人より ヴェルテ・ロール645(マスター) (フランツ・クサヴァー・フランツ(1857-1920)ハンドメイド・ロール) 《CD2》 1.テオドール・デュボワ(1837-1924):トッカータ ト長調 (オルガン演奏…デヴィッド・ラムゼイ) 2.ハインリッヒ・ホフマン(1842-1902):舟歌 Op.46 ヴェルテ・ロール1233(オルガン演奏…エドウィン・レマル(1865-1934)) 3.ジャック・ニコラ・レンマン(1823-1881):大幻想曲 ホ短調 ヴェルテ・ロール1121(オルガン演奏…ハリー・ゴス=カスタード) 4.ウィリアム・ウォルステンホルム(1865-1931):舟歌 ヴェルテ・ロール1577(マスター) (オルガン演奏…ウィリアム・ウォルステンホルム) 5.ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲 第9番より第1楽章 ヴェルテ・ロール957(マスター)(ハンドメイド・ロール) 6.ロシア民謡「ヴォルガの舟歌」 ヴェルテ・ロール1920(マスター)(オルガン演奏…ポール・マニア) 7.ヨーゼフ・ランナー(1801-1843):古いウィーンのワルツ ヴェルテ・ロール384(マスター) (アルトゥール・シュナーベルのピアノ演奏による) 8-12.ハンス・ホイザー・トリビュート (マルダーレン:夢のタンゴ ヴェルテ・ロール2067(マスター)/ブラウフックス: 黄金の夢の島 ヴェルテ・ロール2067(マスター)/ハイン(1879-1928):パウニー ヴェルテ・ロール2067(マスター)/ペレシュ・フレイレ(1880-1930): Ting-a-Ling ヴェルテ・ロール2082(マスター)/ペレシュ・フレイレ:クレオー ルのセレナーデ ヴェルテ・ロール2080(マスター) (オルガン演奏…ハンス・ホイザー) 13.J.B.ダイクス:涯しも知られぬ 青海原 (オルガン演奏…デヴィッド・ラムゼイ) 14.W.H.モンク(1823-1889):日暮れて四方は暗く ヴェルテ・ロール1154(マスター) (オルガン演奏…オルガン演奏…ハリー・ゴス=カスタード) 録音 2011年7/8月スイス ゼーヴェン、自動演奏楽器博物館 Musical Direction: David Rumsey, Technical Direction: Daniel Debrunner, Recording Supervision, Editing and Mastering: Andre Scheurer つい最近起きた、イタリアの海難事故の例を挙げるまでもなく、あの「タイタ ニック号の悲劇」は永遠に人々の記憶からなくなることはありません。このシ リーズで使われているオルガンが搭載されていた「ブリタニック号」はもとも と、タイタニック号の姉妹船「ジャイガンティック号」として造船されたもの で、本来は同じ形としてこの世に生を受けるはずでしたが、1912年のタイタニ ックの事故を受け、設計を大幅に変更し、船名までを変更し、ようやく1914年 に就航したものの、結局は残念ながら海底に沈んでしまったという顛末を持っ た船でした。さて、この第3巻も貴重な音で埋め尽くされていますが、注目は、 あの讃美歌「主よ御許に近づかん」の3つのヴァージョンの音楽でしょうか。 これは「タイタニック」が沈没した時に甲板で音楽家たちが最後まで演奏して いた音楽とされていますが、本当のところは、どの曲だったのかは記録が残っ ていないようです(1904年、カナダ沖でバレンシアの船が難破した時に逃げて きた女性が、その船で賛美歌が演奏されたと語っていて、この話が混同されて いる可能性もあるようです)。映画では、アメリカ人が一番好むメロディが使 われたため、トラック2の「ベサニー」が最期を飾る曲として広く知られるよ うになったというわけです。 <ARCO DIVA> UP 0135-2 ¥2080 愛の小道 チェコ歌曲集 マルチヌー(1890-1959):1ページの歌 H.294 露/一言だけで鍵を開けて/恋人のもとへ/歩道/母と暮らしていた頃 聖母マリアの夢/ローズマリー マルチヌー:2ページの歌 H.302 から モラヴィアから来た少女 ヤナーチェク(1854-1928):歌によるモラヴィア民俗詩 から 恋人の輝き/恋人の絵/揺るぎなさ/小さな花束/花は誰に 小さなベンチ/楽士たち ヤン・クンツ(1883-1976):カチェンカはドナウの岸に立っていた Op.14 ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌 Op.55 B.104 私の歌は再び愛を響かせる ああ、私のトライアングルは何と素敵に鳴ることか あたりの森は静寂に包まれ 私の年老いた母が歌を教えてくれたとき(わが母の教えたまいし歌) 弦を調子を合わせて/だぶだぶの上着とだぶだぶのズボン 鷹に黄金の鳥かごを与えたら ペトル・エベン(1929-2007):極秘の歌 愛の小道/苦しみを伴う恋/対話/私の心に/ロンデル/別れ/歌 私はあなたについて行く オタカル・オストルチル(1879-1935):孤児 Op.9 アンドレア・カリヴォドヴァー(メゾソプラノ) ラディスラヴァ・ヴォンドラーチコヴァー(ピアノ) 録音:2011年6月3日、イフラヴァ(チェコ)、ホテル・グスタフ・マーラー、 グスタフ・マーラー・フェスティヴァル、ライヴ アンドレア・カリヴォドヴァーは2003年以来プラハ国立オペラのソリストを務 めているチェコのメゾソプラノ。オールヌードを思わせる大胆なジャケットは 容姿への自信の現れでしょうか。 UP 0142-2 ¥2080 リバ:チェコのクリスマス・ミサ ヤクプ・ヤン・リバ(1765-1815):チェコのクリスマス・ミサ(*/+/#) ヤン・ヴァーツラフ・アントニーン・スタミツ(1717-1757): シンフォニア・パストラーレ ニ長調 Op.4 No.2 ヤクプ・ヤン・リバ:親愛なる子供たちよ(パストレッラ)(*) ヴァーツラフ・ピフル(1741-1805):シンフォニア・パストラーリス ニ長調 ヤクプ・ヤン・リバ:やあ、やあ、兄弟よ(キリストの生誕祭の賛歌)(*/+) アンナ・フラヴェンコヴァー(ソプラノ(*)) シルヴァ・チムグロヴァー(アルト(*)) ヤン・オンドレイカ(テノール(+)) ロマン・ヤナール(バス(+)) チェコ少年合唱団ボニ・プエニ(#) ラヴェル・ホラーク(合唱指揮)(#) パヴェル・チェルニー(オルガン、チェンバロ) パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団 マレク・シュトリンツル(指揮) 録音:2011年8月29-31日、パルドゥビツェ(チェコ)、音楽館 注目すべき指揮者マレク・シュトリンツルによるチェコ前古典派・古典派のク リスマス音楽。時期を逸してしまい申し訳ございません。
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2012/01/24 06:18:01 PM
<TRIART> TR 003 ¥2080 クロスロード デイヴィッド・バラクリシュナン(1954-):Waterfall with Blenders チック・コリア(1941-)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲:No Mystery デイヴィッド・バラクリシュナン:Little Mouse Jumps オリヴァー・ネルソン(1932-1975)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲: Stolen Moments ホレス・シルヴァー(1928-)/デイヴィッド・バラクリシュナン編曲:Ecaroh マイルス・デイヴィス(1926-1991):Seven Steps to Heaven デイヴィッド・バラクリシュナン:Rishi's Dance アンディ・ハーダー:Waltz マーク・サマー:Julie - O/Gettysburg パット・メセニー(1954-)/ダロル・アンガー(1953-)編曲:Jaco デイヴィッド・バラクリシュナン:Skylife アポロン弦楽四重奏団 パヴェル・クデラーセク、ラデク・クシジャノフスキー(ヴァイオリン) パヴェル・ツィプリス(ヴィオラ) パヴェル・ヴェルネル(チェロ) ヴィート・シュヴェツ(ダブルベース) ヴェンツェル・グルント(クラリネット) ミラン・ツィムフェ(ドラムス、パーカッション) 録音:2011年1-5月、クラドノ(チェコ)、SONO・レコーディング・スタジオ チェコのアポロン弦楽四重奏団が、タートル・アイランド弦楽四重奏団のメン バーであるデイヴィッド・バラクリシュナンとマーク・サマーの作品および編 曲を中心としたジャズ・ナンバーを演奏したアルバム。 <ROMEO RECORDS> RON 7286 ¥1980 「ミュージック・イン&オン・ジ・エア」-クララ・ロックモア (1)サン=サーンス:白鳥 (2)カサド:挨拶 (3)ラフマニノフ:歌うなかれ美しい人よOp.4-4 (4)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043より第2楽章 (5)フランク:ヴァイオリン・ソナタより第1楽章、第2楽章※ (6)ベートーヴェン: 三重奏曲Op.87-アダージョ・カンタービレ(チェロ三重奏による)※ (7)J.S.バッハ:G線上のアリア (8)ヴィラ=ロボス:アリア-ブラジル風バッハ第5番よりアリア (※印:クララ・ロックモア不参加トラック) (1)-(4)(7)(8)クララ・ロックモア(テレミン)、 (1)-(4)(5)ナディア・ライセンバーグ(Pf) (3)(4)(5)エリック・フリードマン(Vn)、 (6)B.S.マロウ(Vc)/B.ロジャース(Vc)/P.ローゼンフェルド(Vc) (7)(8)チェロ・アンサンブル(8人) ロバート・シャーマン(番組司会) 録音:1979年1月26日WQXR(ニューヨーク・クラシカル・ラジオ・ステーション) リスニング・ルームにおけるラジオ番組 リマスタリング:2011年9-10月 (ラジオ番組そのままのCD化ですので、曲間に1分前後のコメントやインタビュ ーが入っています) ロシアの発明家レフ・セルゲーエヴィチ・テルミンが20世紀初頭に発明した世 界初の電子楽器テルミンの奏者としてかつて一世を風靡した女性クララ・ロッ クモア(1911-1998)が、ニューヨークのラジオ局の番組に出演した際の収録を リマスタリングしてここに初CD化しました。ラジオ番組らしく曲間に司会の曲 目解説がそのまま入っているのはご愛嬌ですが、クララ・ロックモアへのイン タビュー(番組の最後にはロックモアのスピーチあり)も入っており大変貴重。 また共演者として実姉ライゼンバーグやハイフェッツの高弟フリードマンも登 場します。 テルミンはオンド・マルトノや各種電子楽器の開発に大きな影響を与え、現在 は組み立てキットまで売られていて(テルミン内蔵のマトリョーシカも大人気)、 電子楽器といいながら、そのアナログな感覚になんともいえない魅力がありバ ンドやフォーク・シンガーから一般の音楽ファンまで幅広く支持されています。 そんな元祖テルミンの女王ロックモアの年齢を感じさせない艶やかな演奏をお 楽しみ下さい。 RON 7285 ¥1980 「イタリアン&ナポリタン・ソング」(全24曲) トスティ: セレナータ、最後の歌、さようなら、理想、夏の月よ、魅惑、別れの歌、 かわいい口元、マレキアーレ、もはや君を慕わず、悲しみ、 暁は光から影を分ける レオンカヴァッロ:マッティナータ レスピーギ:夜、雪、雨、霧 デ・クルティス:私のために歌って、帰れソレントヘ、孤独 カルヴィ:アカレッツァーメ カルディッロ:つれない心(カタリカタリ) ディ・キアラ:ラ・スパニョーラ ディ・カプア:マリア・マリ ヨラム・チャイター(バス)、 イレナ・ゼリクソン=リッチェン(Pf) ヨラム・カイタは1973年ウクライナ出身で現在はイスラエル在住のバス歌手。 2005年ハイファ交響楽団とのコンサートでモーツァルトのドン・ジョヴァンニ で演じた司令官の役が好評を博し一躍注目される。レパートリーはイタリア、 ロシア歌劇のほか宗教楽、シューベルト、フォーレ、ヴォルフの歌曲など幅広 い。イタリア歌曲、ナポリ民謡の定番ばかりを集めたこのディスクはカイタの 力量が存分に発揮されている。 RON 7276 ¥1980 「2台のピアノのためのラプソディ」 フローラン・シュミット:3つの狂詩曲Op.53 アルチュニアン&ババジャニアン:アルメニア狂詩曲 ラフマニノフ:ロシア狂詩曲 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 カナザワ・アドモニー・ピアノ・デュオ(金沢多美&ユヴァル・アドモニー) イスラエルで活躍する日本人ピアニスト金沢多美。イスラエルのピアニストで 夫でもあるユヴァル・アドモニーとデュオを組んで活躍しており、このコンビ はNAXOSのリスト・ピアノ作品全集で、2台ピアノ版の「前奏曲」「マゼッパ」 など担当し、好評を得ています。当コンビは2000年東京国際ピアノ・デュオ・ コンクール優勝、2001年ローマ・ピアノ・コンクール(デュオ部門)1位、2008 年グリーグ国際ピアノ・コンクール(デュオ部門)優勝など、数々のコンクール で優勝しています。 このアルバムも有名なリストやガーシュインに加えて、フローラン・シュミッ トやアルチュニアンとババジャニアンの合作など、興味深い作品がカップリン グになっております。
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2012/01/24 06:17:37 PM
<KII> KKC 033 ¥1650 宇野功芳 傘寿記念日本大学OB管弦楽団 特別演奏会ライヴ (1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 (2)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調「未完成」 宇野功芳(指) 宇野功芳傘寿記念日本大学OB管弦楽団 [録音:2011年9月19日/上野学園石橋メモリアルホール(ライヴ)] 『第7交響曲は情熱のかたまりであるが、僕は第1楽章展開部に苦悩の痕跡を感 じ取り、演奏ではそれにこだわっている。もうひとつの問題点は第3楽章スケル ツォのABABAという5部形式で、これは明らかに冗長である。さすがのベートー ヴェンも聴衆を退屈させまいと、2度目のAを少し変え、弱音部を長く続けてい るが、僕には弱気になっているとしか思えない。そんなベートーヴェンは見た くないので、本日はABAの3部形式で演奏することにした。おそらくこの試みは 史上最初にして最後になるだろう。(宇野功芳。ライナーノーツより)』 2011年に生誕80年を迎えた宇野功芳を祝し、特別装いを施した彼とゆかりの深 い日本大学管弦楽団が「宇野功芳 傘寿記念」の名を冠して、9月19日に上野学 園石橋メモリアルホールにて記念コンサートを開催しました。当ディスクはそ のライヴで、物凄い爆演に驚かされます。まさに切れば血の出るような音楽で、 独特の解釈も強烈のひとことに尽き、フルトヴェングラーやクナッパーツブッ シュら往年の巨匠が蘇ったかと錯覚させられるオーラと魔力に満ちています。 録音も鮮明、生々しい臨場感を味わえます。観客の熱狂ぶりもすさまじく、 稀有の体験を共有できます。 <C Avi> 4260085532360 2枚組 ¥4050 シューベルト:ピアノ三重奏曲集 CD1: (1)ソナタ楽章 変ロ長調 D28 (2)ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D898 CD2: (1)ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D929 (2)三重奏曲「ノットゥルノ」 変ホ長調 D897 トリオ・ジャン・パウル【エックハルト・ハイリガース(P) ウルフ・シュナイダー(Vn)マルティン・レール(Vc)】 録音:2011年1月(CD1)、2011年6月(CD2)、 ケルンWDRクラウス・フォン・ビスマルクホール ヨーロッパ屈指の三重奏団トリオ・ジャン・パウルのCAviレーベル第2弾は、 シューベルトのピアノ三重奏曲集!シューベルト最初期の作品である「ソナタ 楽章」と、晩年期の傑作といわれる3作品が収録されています。軽やかで若々 しい活気にあふれた「ソナタ楽章」の後に晩年の作品を聴くと、シューベルト の円熟した音楽の魅力がより際立って感じられましょう。第1番と第2番はどち らも長大な作品ですが、重々しくも流麗な旋律、寂しくも抒情的な美しさに じっくりと浸ることが出来ます。 トリオ・ジャン・パウルは1991年に設立されて以来、世界各国で活躍している ベテラントリオ。1993年の第1回大阪国際室内楽コンクール、1995年のメルボ ルン室内楽コンクールで優勝した実力派です。詩的音楽への追求に意欲的なア ンサンブル団体で、今回も重厚なハーモニーと深みのある演奏を聴かせてくれ ます。 4260085532445 ¥2450 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 (1)ヴァイオリン伴奏のクラヴィア・ソナタ op.2より第2番 ハ長調 K296 ヴァイオリン伴奏のクラヴサンまたはフォルテピアノのためのソナタ op.1 (2)第1番 ト長調 K301 (3)第3番 ハ長調 K303 (4)第6番 ニ長調 K306 ジョルジオ・タバッコ(Pf)、フランチェスコ・ドラツィオ(Vn) 【使用楽器:ポール・マクナルティ2007年製ヴァルターモデル(1805年)、 1711年製グァルネリ】 これまでにJ.S.バッハやヘンデル、ハイドンなどのソナタなど、多くの録音を 共にしてきたジョルジオ・タバッコとフランチェスコ・ドラツィオ。名コンビ がお送りするCAviレーベル第1弾は、ヴァイオリンとフォルテピアノのための ソナタ集です。マンハイムで活躍していた時代に作曲された作品を中心に、 全体的に軽やかで明るい雰囲気に満ちた作品の数々を収録しました。フォルテ ピアノとヴァイオリンとの軽やかな掛け合いが美しく、タバッコとドラツィオ の息の合ったアンサンブルに魅せられます。1805年製ヴァルターをモデルにし たピアノフォルテと、クレモナ1711年製グァリネリによって生み出される、柔 らかくも芯の通った音色のハーモニーにも注目です! <APARTE> AP 026 ¥2300 フォーレ:(1)主題と変奏 嬰ハ短調(全曲) (2)舟歌 第1番-第13番 ジュリオ・ビダウ(Pf) 録音:2011年10月3~5日、サン・ボネ劇場(ブルジュ、フランス) 1985年イタリア生まれのピアニスト、ジュリオ・ビダウによる記念すべき最初 のCD!ビダウは2010年にカサグランデ国際コンクールで第3位に輝いた他、数々 のコンクールに入賞経験を持つ実力派です。20世紀半ば以降の作品を得意とし、 フランスを中心にヨーロッパ各地で活動しています。NHKの「スーパーピアノ レッスン」で生徒役として来日出演したこともあり、日本でも今後ますます注 目されるアーティストの1人といえましょう。 本CDには、ビダウがかねてより得意のレパートリーとしてきたフォーレの「主 題と変奏」と共に、1880年頃より晩年にかけて作曲された「舟歌」を全て収録 しました。インタビューでは、「舟歌」の収録を通じて「フォーレの様式の変 化、他の音楽家たちからの影響、次世代の音楽家への影響など、多くを発見す ることが出来た」と語ったビダウ。(このインタビューはリブレット内にも掲 載されています【仏語、英語、伊語】)。本人が確かな手応えを感じるのも納 得の1枚です! <MIRARE> MIR 166 ¥2500 日本語解説書付き ショスタコーヴィチ: (1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77 (2)同第2番嬰ハ短調Op.129 庄司紗矢香(Vn)、 ドミトリー・リス(指) ウラル・フィル ジャケット写真:篠山紀信 録音:2011年8月/エカテリンブルク・フィルハーモニー(ロシア) これは衝撃の強力盤の登場です。庄司紗矢香がショスタコーヴィチの協奏曲に 挑戦しました。これまで彼女は日本のオーケストラと1番を何度か演奏し、高 い評価を受けていただけに期待が高まります。まさに古今のどの協奏曲よりも 庄司向きの作品と言えるので、冷淡でいられる人はいないと申せましょう。 オーケストラはフォル・ジュルネ音楽祭でもおなじみのドミトリー・リス指揮 ウラル・フィル。古き良きロシア的爆演と大きな音楽作りで、庄司の真剣勝負 を真っ向から受け入れた好サポート。この緊張感の凄さはなかなか味わえませ ん。日本語解説書付、ジャケット写真は篠山紀信の撮影。 <WIGMORE HALL LIVE> WHLIVE 0049 ¥1050 シューベルト:歌曲集「白鳥の歌」D. 957 クリストファー・モルトマン(Br) グレアム・ジョンソン(P) 収録:2010年4月20日ロンドン、ウィグモア・ホール クリストファー・モルトマンによるシューベルトの3大歌曲集プロジェクトの 完結篇。「白鳥の歌」は2010年4月に収録されたもので、同年2月収録の「冬の 旅」(WHLIVE0046)、同年12月収録の「美しき水車小屋の娘」(WHLIVE0044)と同 じく、ピアノはグレアム・ジョンソン。 シューベルトが世を去った1828年8月に集中的に作曲された13曲に、10月に入っ てから書かれ、おそらく最後の作品とされる「鳩の使い」を加えた「白鳥の歌」 は、シューベルトの死後、ウィーンの音楽出版社ハズリンガーがセットにして タイトル付けした歌曲集。そのため、シューベルト自身が意図した連作歌曲と しての一貫性はないものの、ハイネの代表詩集「歌の本」所収の「帰郷」に付 曲された数曲に顕著なように、言葉に対する音楽の緊密具合とともに、なによ り最後に辿り着いた簡潔で洗練された様式とがみられます。 モルトマンは前2作を通じても濃やかな性格表現に長けていることをあらためて 強く印象付けていましたが、このたびも深みのある内容を聴かせてくれるもの とおもわれます。 <ANIMA RECORDS> ANM1 11000001 ¥2350 (日本語解説付き) 1. ヤナーチェク:霧の中で 2. スクリャービン:5つの前奏曲op.74 3. シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲 op.19 4. ドビュッシー:前奏曲集-第2集(全曲) ジェローム・グランジョン(ピアノ) 録音:2011年3月、サン・マルセル教会 20世紀初期、音楽のみならず芸術全体が新しい表現を求めて「霧」の中をさま よっていた時代に書かれた作品たち。チェコ、ロシア、オーストリア、フラン スのそれぞれの作曲家が、自分の独特な表現法を確立していった作品に光を当 てます。 ジェローム・グランジョンは、若くして国立パリ高等音楽院ピアノ科、室内楽 科を一党で卒業し、チッタ・ディ・セニガリア国際ピアノコンクール入賞。文 学と音楽を融合させたコンサートを開催、教育者とし世界各地でワークショッ プを行うなど多岐に渡る活動を展開しています。
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2012/01/24 06:17:14 PM
<auris subtilis> ドイツの新しいレーベル、auris subtilisの扱いを開始します。 ASC 5055 ¥2250 音楽:モーツァルト(1756-91) テクスト:フィリップ・ユゲ(歌手・作家)による「モーツァルトへの私の手紙」 1. ソナタ ニ長調 KV 7より「メヌエット」 2. 敬愛するモーツァルトへ・・・ 3. ソナタ ニ長調 KV 7より「アレグロ・モルト」 4. それにしても、神童であったかもしれないあなたは、なんて面白い人だろう 5. ソナタ ニ長調 KV 7より「アダージョ」 6. 15年後に訪れた二度目の出会い 7. ソナタ ニ長調 KV 330より「アレグロ・モデラート」 8. パリのサロンと華やかなサークル(上流社会)の感激よう 9. ソナタ ハ長調 KV330より「アンダンテ・カンタービレ」 10. あなたのパリに対する無関心のわけは、ひょっとして・・・ 11.ソナタ ハ長調 KV 330より「アレグレット」 12. 輝くものが何一つないパリで、あなたの才能は正式に評価されうるもの だ・・・ 13. ソナタ ヘ長調 KV 332より「アレグロ」 14. あなたとグリム男爵との関係 15. ソナタ ヘ長調 KV 332より「アダージョ」 16. 1778年9月27日、あなたはパリを(?)永遠に去った 17. ソナタ ヘ長調 KV 332より「アレグロ・アッサイ」 バーバラ・バオン(ピアノ)、フィリップ・ユゲ(朗読) 録音:2011年 言葉の綾と音楽が織りなすモーツァルトの生き生きした世界。1763年から1778 年までパリに滞在していたモーツァルトの軌跡を辿ります。フランスの歌手で あり、作家でもあるフィリップ・ユゲによる、お洒落なフランス訛りのドイツ 語と、バーバラ・バオンの奏でる晴れやかなモーツァルトの旋律が、パリの華 やかな雰囲気を醸し出しています。 バーバラ・バオンはフランクフルトの音楽芸術大学でピアノとピアノ伴奏を学 び、その後マンハイム国立劇場、シンガポール・ゲーテ研究所などで研鑽を積 みました。ソリストとして大いに活躍する傍ら、アンケ・フォンドゥング、オ リヴァー・ヴィドマーなど有名な歌手の伴奏も務めており、絶大な信頼を寄せ られています。フィリップ・ユゲは、フランスのブザンソン生まれ。マンハイ ム音楽芸術大学でオペラを学び、1989年以来ドイツに住んでいます。歌手、俳 優、ステージ監督、作家として活躍しています。彼のシャンソン「ブレル!」、 「今夕、私はマンドリンを待っている」はドイツで大反響を呼び、一躍脚光を 浴びています。 <harmonia mundi> HMC 902097 ¥2450 ヤナーチェク: (1)6つのモラヴィア合唱曲(原曲:ドヴォルザーク:モラヴィア二重唱曲集) 〔もし大鎌が鋭く磨かれていたら/スラヴィコフの小さな畑/もみじの木にい る鳩/仲よく別れよう/野ばら/若者よ緑にもえよ〕 (2)野鴨 (3)狼の足跡 (4)カンタータ「わが娘オルガの死を悼む悲歌」 (5)わらべ歌(序奏と18曲とエピローグ) (6)我らの夕べ (6)アヴェ・マリア (7)我らの父 ダニエル・ロイス(指)、カペラ・アムステルダム トーマス・ウォーカー(テノール)、フィリップ・マイヤーズ(ピアノ)、 ラジオ・ブレイザーズ・アンサンブル(わらべ歌) 録音:2010年11月、アムステルダム ヤナーチェクの創作の重要分野のひとつが合唱で、生涯にかなりの作品を残し ています。多くがモラヴィアの民謡を源泉としているもので、ヤナーチェクな らではの深いメランコリーと苦みに満ちた独特の味わいがあります。ここには 民俗的なものと宗教的なものから魅力的な7作品が選ばれ、ヤナーチェクの合 唱世界を俯瞰できるようになっています。 興味深いのは母国の偉大な先輩ドヴォルザークの「モラヴィア二重唱曲集」か ら6曲をヤナーチェクが混声合唱に編曲したもので、ヤナーチェク特有の和声 がますます民俗色を濃くしています。ドヴォルザークとヤナーチェクふたりの 天才性が倍加する稀有な宝と申せましょう。また、愛娘を失った慟哭「わが娘 オルガの死を悼む悲歌」の悲痛さも心を打つ内容となっています。一方、伝承 音楽に基づく「わらべ歌」は全20曲から成り、カラフルな東欧色にあふれ、音 による小旅行を楽しめます。 1970年結成のカペラ・アムステルダム。ダニエル・ロイスの指揮のもとに、古 典から近現代まで、幅広いレパートリーを誇っていますが、ここでも民族色豊 かなユニークな世界を見事なチェコ語で再現しています。1961年生まれのダニ エル・ロイスは、ロッテルダム音楽院で合唱指揮を学び、1990年にカペラ・ア ムステルダムの指揮者に就任、2000年にはRIAS室内合唱団の指揮デビューも飾 っています。 ●musique d’abordシリーズ最新10タイトルの御案内 HMA 1951355 ¥1280 モンテヴェルディ:4声,6声のミサ ヘレヴェッヘ(指) シャペル・ロワイヤル 録音:1990年11月 ここに収められた4,6声のミサ曲は、モンテヴェルディのマンとヴァからヴェ ニスへの移行期であるとともに、第一様式から第二様式への移行期をも示し ています。二つの時代の移行期に生きたモンテヴェルディは、これらの作品 で、過去の芸術を総合的にまとめあげ、同時に未来の音楽語法をも形作るこ とに成功しています。ヘレヴェッヘによる壮麗かつ厳粛な演奏も、20年ほど 前の録音とは思えない清冽さに満ちています。 HMA 1951901 ¥1280 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 ケント・ナガノ(指揮) ベルリン・ドイツ交響楽団 録音:2005年6月 1899 年にウィーンで全曲初演をマーラーが手がけたこの曲は、「改訂マニア」 ブルックナー自らは手を入れなかった会心の作。“鉄面皮なヤツ”と自身があ だ名をつけたのもうなずける第1楽章の開始。霧が立ち込めるようなヴァイオ リンのきざみに、暗く不吉に呼応するコントラバス。やがてホルンが立ち現れ 無骨なフォルムで全奏へとなだれ込んでゆくこの箇所は、実演でもそうでした が何度聴いてもゾクゾクしてきます。さらに続くアダージョでは、しなやかで 陰影に富んだ弦の音色が織り成す絶妙な風合いがたまりません。 晩年かのヴァントもよく振ったオケ、ベルリン・ドイツ響。そのヴァントを崇 拝し、ヴァントの音楽を熱心に学んだナガノ。ヴァント、そしてその先人たち のブルックナー観をじっくりと咀嚼しています。そんなナガノの明晰な棒に、 ベルリン・ドイツ響のメンバーが素晴しい反応をみせており、ずっしりと分厚 い響きのブルックナーに心ゆくまで浸かれます。 HMA 1951511 ¥1280 C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ集 ロンドン・バロック[イングリート・ザイフェルト(Vn)、 リチャード・ギルト(Vn)、チャールズ・メドラム(Vc)、 リチャード・エガー(Cem)] 録音:1994年4月 C.P.E.バッハは、トリオ・ソナタの編成に深く魅せられており、彼の作品の中 で特に質の高いもののいくつかはトリオ・ソナタのかたちをとっています。バ ロック時代の末期、啓蒙主義の薫りと疾風怒濤様式など、時代の変遷に伴って 様々にスタイルが変化していったことを感じさせる、新旧の時代の入り混じっ た空気の薫りと典雅な世界に満ちた魅惑のトリオ・ソナタ集となっています。 HMA 1951627 ¥1280 カンシオネスとエンサラーダ集-スペイン黄金時代の歌曲と器楽作品集 ドミニク・ヴィス(指) アンサンブル・クレマン・ジャヌカン 録音:1997年1月 ヴィス&アンサンブル・クレマン・ジャヌカンによるスペインもの。16世紀、 世界の最強国のひとつとして栄華を誇ったスペイン。そのいにしえの時代に歌 われたカンシオンとギター・ソロが収められています。クレマン・ジャヌカン ・アンサンブルが多くとりあげてきているイタリアやフランスの作品とは明ら かに異なるスペイン的情熱と哀集に翳る一連の作品はどれもとびきり魅力的。 フラメンコの源泉を感じさせます。 HMA 1951705 ¥1280 デマンツィウス: 「聖霊降臨祭(ペンテコステ)の夕べの祈り」(ニュルンベルク1602年刊), 「哀悼歌集」(フライベルク1620年刊) パウル・ファン・ネーヴェル(指)ウエルガス・アンサンブル 録音:1999年9月ベルギー ルネッサンス期の、ザクセンで行われたページェントのための音楽。モンテ ヴェルディと正に同じ時期の作曲家(同年生まれの同年没)、ボヘミアのクリス トフォルス・デマンツィウスは、アルプスを越えたところにいた「双子」が牽 引していたイタリアの前衛的な運動から完全に外にいましたが、桁外れに創造 的な作曲家でした。しかし、むしろ逆に、ジェズアルドとも違って、デマン ツィウスは、ルネッサンスのポリフォニーのスタイルを大切にしながらも、優 れた発想で新しい音楽の道を切り開きました。極めて祝祭的な「聖霊降臨祭の 夕べの祈り」は、ラッススやプレトリウスといった「古い」対位法から、シャ インやシュッツら、すぐ後の時代への華々しい移行であるといえるでしょう。 HMA 1951752 ¥1280 ブルーンス(1665-1697): カンタータ「別れのとき」「人間ではありえない」 「主を畏るるものは幸いなり」「私は臥して眠る」「わが心は定まれり」 「君のあふれる涙をおさえ」 コンラート・ユングヘーネル(指) カントゥス・ケルン 録音:2001年2月 「この町で、彼ほどに素晴しい音楽を書き、また、種々の楽器をこれほどに素 晴しく演奏する者はこれまでいなかった」・・・バッハ以前、最も優れたカン タータを書いたと賞されるブルーンス。早すぎる死は、彼にさらなる音楽の修 錬をすることを許しませんでしたが、それでもここに収められている作品には 静謐かつ厳粛な世界の魅力に満ちています。
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2012/01/24 06:16:54 PM
HMA 1951834 ¥1280 マルタン(1890-1974):無伴奏二重合唱のためのミサ、アリエルの5つの歌 メシアン(1908-1992):5つのルシャン、ああ聖餐よ ダニエル・ロイス(指) RIAS室内合唱団 録音:2003年9,11月 マルタンとメシアン、二人の巨匠の間には、音楽的共通点はそれほどありませ ん。しかし、ひとつ共通点を挙げるとするならば彼らの篤い信仰心であり、彼 らは2人とも20世紀でもっとも重要なキリスト教音楽の作曲家であるといえる でしょう。マルタンの無伴奏二重合唱のためのミサは、現代におけるキリスト 教信仰への篤い信仰の表明ともいえる作品。メシアンの5つのルシャンは、メ シアンの最後の無伴奏作品であり、自身「自分の最高傑作」のひとつと考えた 作品です。ロイス率いる名門声楽アンサンブル、RIAS室内合唱団が厳か、かつ 鮮やかに聴かせます。 HMA 1951862 ¥1280 サン=サーンス: ピアノ三重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18、 第2番 ホ短調 Op.92 トリオ・ヴァンダラー 録音:2004年8月 当時一世を風靡したスケルツォ楽章をもつ第1番から25年後に、サン=サーン スが満を持して発表した第2番。1892年12月7日に行われた初演は、聴衆を大い に魅了したのでした。サン=サーンスの爽やかな音楽の魅力に満ちたピアノ 三重曲を、トリオ・ヴァンダラーが輝かしく流麗に聴かせます。 HMA 1951891 ¥1280 モーツァルト: 交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」、 交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」 イルジー・ビエロフラーヴェク(指) プラハ・フィルハーモニア 録音:2005年1月 ビエロフラーヴェク率いるプラハ・フィルハーモニアによるモーツァルト2曲。 「ハフナー」冒頭のよくまとまった充実した響きに引き込まれます。最終楽章 プレストの小気味よいテンポと機動性は小編成のプラハ・フィルハーモニアな らでは。「リンツ」のメヌエット楽章も絶妙なテンポ感に納得。モーツァルト が最も充実していた頃に書かれた2作品の嬉しい秀演です。 HMA 1957166 ¥1280 (1)ラヴェル:鏡 (2)アベル・ドコー(1869-1943):月の光 (3)シェーンベルク:3つのピアノ曲 op.11 フレデリック・チュウ(P) 録音:1994年10月 「ラフマニノフ、ゴドフスキの再来」と賞されたフレデリック・チュウ。恐る べき超絶技巧と深い音楽性もさることながら、レパートリーの凝り方も特徴の 一枚。シェーンベルクよりも早くセリー(音列)の技法を用いて作曲したフラン スのアベル・ドコーの理論書でしか知られなかった作品に光をあてたことでも 注目されました。ラヴェルに始まり、西洋音楽の礎である調整が徐々に崩壊し ていく過程を俯瞰できます。 <K617> K617 233 ¥2250 (1)アントニオ・ソレル(1729-1783): 2つのオルガンのためのコンチェルト第6番 ニ長調(2台チェンバロ) (2)ハイドン(1732-1809): 音楽時計の音楽より、「アレグロ」(ポジティフ・オルガン)、 「メヌエット」(チェンバロとポジティフ・オルガン) (3)ヨハン・ショーベルト(1740-1767): パストラーレ(ヴァイオリンとバス伴奏を伴うクラヴサンのためのソナタ op.4 ハ短調より)(2台チェンバロ) (4)ペーター・プラニアフスキー(b.1947): 無比のワルツ「何となく不器用に、速すぎず」 (2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より)(2台チェンバロ) (5)アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741): 「バッハ風に」-協奏曲イ短調-合奏協奏曲集「調和の霊感」op.3-8 (2台チェンバロ) (6)ペーター・プラニアフスキー:子守歌「常に少しぼんやりした」 (7)プラニアフスキー: カプリース・フーガ「急いで、しかし慌ただしくなく」 (2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より) (8)テレマン:協奏曲 ロ短調 TWV42 h:1(ポジティフ・オルガンとチェンバロ) (9)ミヒャエル・ハイドン:アンダンテMH468(変ホ長調)(ポジティフ・オルガン) (10)W.A.モーツァルト:ピアノ連弾ソナタ ニ長調 KV381 (11)プラニアフスキー: プレリュード‘かなり静かに’ (2つのクラヴサンのための4つの作品、1978より) アリーン・ジルベライヒ、マルティン・ジェステル (チェンバロ、ポジティフ・オルガン) 録音:2011年、フランス モーツァルト、ヴィヴァルディ、A.ソレル、ハイドン、テレマンなど、18世紀 ヨーロッパの大作曲家たちによる、2台の鍵盤楽器のための協奏曲集。 ソレルの作品は、スペインのギター音楽の雰囲気とフラメンコを思い起こさせ る陽気な作品。「2つのオルガンのための」とタイトルにはありますが、楽器の 厳密な指定はなく(「オルガン」とは当時鍵盤楽器全般を指すこともありまし た)、ここでは2台のチェンバロでにぎやかに演奏されています。 子守歌風の音楽から行進曲風の音楽、フルートを思い起こさせる華麗な装飾に 彩られた美しいアリアなど、様々なスタイルの小品が並ぶハイドンの「音楽時 計の音楽」からは愛らしい2作品を収録。 ほかにも調和の霊感第8番を2台チェンバロで演奏したり、テレマンの室内楽を オルガンとチェンバロで演奏するなど、名曲をさらに楽しく聴かせてくれます。 プラニアフスキーは、ウィーンの聖シュテファン大聖堂オルガニスト並びに ウィーン音楽大学教授として長年活躍したオルガン界の大御所。即興の名手で もある彼による作品を、この2人がどう奏でるか、注目です。 <RADIO FRANCE> FRF 013 6枚組 ¥2300 Notes du traducteur vol.1-演奏家のノートvol.1-ピアニスト・カッサール編 [CD1]楽興の時op.94 D.780より [CD2]ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 op.53 D.850より第1,2楽章 [CD3]即興曲集 op.142 D.935より第1番、第4番 [CD4]「白鳥の歌」D957よりアトラス、彼女の絵姿、海辺で、影法師 [CD5]ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 op.19 D.958より第1,2楽章 [CD6]ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 フィリップ・カッサール(Pf) 録音:2008-2011年、ラジオ・フランス・スタジオ(フランス) ラジオ・フランスで放送されていたカッサール司会のシューベルト紹介の番組 の選りすぐり6枚組CDの登場です。ラ・フォル・ジュルネに来日以来、日本で も人気急上昇中のフランス人ピアニスト、フィリップ・カッサール。近年は独 自解釈によるドビュッシーの演奏で注目を浴びているカッサールですが、シュ ーベルトもまた彼の得意とするレパートリーの1つです。フランスでシューベ ルトについてのエッセイを出版するほど、この作曲家に熱意を持って向き合っ てきました。シューベルトの特定のピアノ作品をテーマに掲げ、その作品の W.ケンプ、バドゥラ・スコダらの演奏の音源を流しながら、演奏の合間や途中 でカッサールが語りの解説を入れる(フランス語)という趣向のラジオ番組で、 2008年~2011年の間に放送されました。また、テーマとなっているピアノ作品 を理解する上で重要な他ジャンルの作品(ディースカウ歌唱、リヒテルのピア ノによる「ブルックの丘で」など)もあわせて紹介されていて、貴重な音源を 垣間見(垣間聴き)ながら、シューベルトの世界を堪能できる興味深いセットと なっています。 <LSO Live> LSO 0688(SACD-Hybrid) ¥2180 ラフマニノフ:交響的舞曲Op.45(1940) ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲(1942-45) ワレリー・ゲルギエフ(指揮)ロンドン交響楽団 録音:2009年5月7 & 8日ロンドン、バービカンホール(ライヴ) プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス ゲルギエフがLSOを指揮して、ラフマニノフの「交響的舞曲」とストラヴィン スキーの「3楽章の交響曲」を演奏したアルバムは、2009年5月におこなわれた コンサートの模様をライヴ収録したもので、2008/09年のシーズンを通じてLSO が据えたプログラムのテーマ「migr(亡命者)」に因んで、祖国ロシアを離れア メリカ滞在時代に作曲された点の共通する組み合わせとなっています。
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2012/01/24 06:16:27 PM
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