|
テーマ:鬱病(2267)
カテゴリ:カテゴリ未分類
妻が書いています。昨日の日記の続きです。
東京都労働相談情報センターと三鷹市が主催のうつセミナーに参加しました。 NTT東日本関東病院の「職場復帰援助プログラム」を通して これから先、何か生活の中に、取り入れることができれば。 そんな思いで、書き留めます。 「職場復帰援助プログラム」はいわば、 『うつで衰えた心と体に基礎体力をつける』のが目的だそうです。 うつで会社を休み、休養の結果 朝、起きれる 夜もぐっすり眠れる 食事もおいしい ジムなどへ行って運動もできる ここまで回復していると「もう体力が戻った」と感じている方が多いですが、 会社へ毎日出社して、仕事をする体力がついているとは、限らないので、 プログラムで基礎体力をつけ・正しい自分の体力を知り、現実の検討・ 自己コントロール能力をつける のだそうです。 月 火 水 木 午前 パソコン 軽スポーツ _ パソコン 9:30 午後 _ _ グループ _ 13:30 パソコン :PC・ビジネス検定など(2時間) 軽スポーツ:卓球(2時間) グループ :小集団療法(1時間) いきなり、週4回は大変なので、まずは、パソコンの日だけ週2回から。 次に軽スポーツを取り入れ週3回 更にグループ(小集団療法)を追加していくそうです。 この順番にも意味があり、個人でできるPC作業から、だんだん他人と接触し、話す時間が増えるよう工夫されているのです。 作業療法士・臨床心理士のスタッフが付きます。定員25名 「実際の作業より、ここへ、朝9:30に来るというのが大変ですよ。 通勤ラッシュを体験するんですから。」(この言葉に大きくうなずいた私) 期間は人それぞれ違い、2~3ヶ月で終えて復帰していく方もあれば、 1年・1年半と長く続ける方も。 また、本人に納得してもらうため、スタッフが評価シートを作成し、 復職へ自信をつけていただく資料もあるそうです。 このプログラムは、うつの休養期から、回復期に入った方のもので、 その後、安定期に入って復職する時期を見極めるための作業です。 先生のお言葉の中で特に心に残ったのは、 うつの時には、「励まさない・叱らない」などが大事だとよくいわれますが、 これは うつの初期にいえることです。 うつの回復期に入って、最も大切なのは「早寝・早起き」これが根本です。 うつ症状がよくない方でも、この「早寝・早起き」をするだけで、よくなっていきます。 強くおっしゃっていました。(これは、夫が体験済みなのでわかります) プログラムに参加しなくても、 例えば、 通勤で使っていた交通手段でちょっと離れた図書館やネットCAFEなどに自分の決めた無理のないスケジュールで、”出勤”してみる。 なんて、いいかもしれませんね。 本日は、ここまでに致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|