カテゴリ:着物
以前、母の着物をお直しに出したことのあるきものの『三松』さんの新作きもの発表会に行ってきました。
まだ着物の悉皆についてよくわからなかった頃、三松さんの店舗に『お直し診断会開催します』ってポスターが貼ってあって、『お直しの先生が直接あなたのきもののお直し方法や費用を無料でお見積もりします』ということだったので、母の着物2点について相談、そしてお直しに出したのでした。 今思うと高かったよなぁ。。隠れ家ギャラリー「えん」さんで直せば、安くできたのに…(ていうか自分で直すという手もあった) 決して三松さんが高いと言っているのではなく(たぶん大手呉服屋さんに出せば同じような値段)えんさんがとってもお値打ちにお直ししてくれるので。 それなのになぜに新作きもの発表会なんぞに行くのかって?こんなに買物してて、また新作きものを誂える気があるのかって? というか店員の方から電話があって、 と言われたので、つい……「行きます」と答えてしまったのです。(なんて現金なやつ) 約束した時間に行くと、結構たくさんの人で賑わっていました。囲まれたらいやだな…と思っていたからちょっと一安心。 指定時間前後15分以内に行くと、佃煮がもらえると書いてあったので、ぴったりに行きました(笑)どうせなら…ね。 なぜ佃煮かというと『ぴったりの時間につく(着く)だに~』ということらしいです(^_^; 名前が入った風呂敷は大判で表が緑、裏が薄紫のリバーシブルのものでした。そしてもう一つ選べるプレゼントがあって、私は一輪挿しをもらいました。 今日、三松さんでいただいたもの。名前は隠してありますが、ちゃんと白字で入っています。 展示会の一番の売りが『時代がさね』というブランドで青苧(からむし)という植物の繊維と絹を一緒に折り込んだ布を使った着物や帯がありました。なんでも大和時代(!)に織られていたものを再現したそうです。へぇぇ~ 確かに良い着物ばかりだったけど、表地だけで40万から100万なんだもの。やっぱり簡単には買えませ~ん。 それから屋久杉の繊維を特殊加工して布地に折り込んだものもありました。年輪とかちゃんと出てるの。すごい! 大正ロマン風の着物もかわいかったけど、やっぱり13万から20万とかするし。。 結局、見るだけで帰って来てしまいました。京都ではこういう時『目の正月をさせてもらいました~』なんて言うらしいけど、ほんとそんな感じでした。 それにしても来店プレゼントだけちゃっかりもらって、何も買わずに帰るとは、お店にとって一番いやな客かも。三松さんごめんなさい。 あとで父に「何にも買わないでプレゼントだけもらってきた」といったら飽きれかえっていました。(でも佃煮はおいしそうだ、と言っていたが(笑)) その後、帰り道に古布 きむらさんに寄ってしまいました。何だか値段がとても安く思えてしまう。でも着物としては悪いわけではない。ただ古かったり、誰かが袖を通しただけだもの。 店内入って左のお値打ち品コーナーを物色したら、やたら紅型染めみたいに賑やかな着物が。 何の柄かわかりにくい?それじゃあ、アップだ! 真中がピンクなのは桜?梅? 真中がカラシのは何の花? これ、小紋に見えるけれど、違うんです。紬なんですよ。そしてとても柔らかい紬。お値段はというと、 確かに袖に少し汚れがありましたが、1000円とは。さっきの100万円の着物と1000円の着物。何でこんなに差があるの? それでどうしたって?もう買物は控えると昨日私、言ってたはずだよね…… ちょっと派手かなぁ。。なかなかない柄ですよね。でもいざとなったら、のれんにもいい柄じゃない??(笑)うそうそ。ちゃんと着ますよ。 この着物には何色の帯が合うかな?やっぱり黒が無難?それとも生成り?赤? やっぱり私は古い着物の方が好きだわ。 ■■■今人気のblogランキング■■■ ■■■楽天広場blogランキング■■■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.14 23:13:22
[着物] カテゴリの最新記事
|
|