キスひけキスひけ
高倉健が亡くなった。やはり、健さんの場合は“亡くなった”だろうな。安部だの、石原だの、麻生だの、最近“政策通”どころかまるっきりのバカだと言うことが露呈した塩崎などは“死んだ”だろうな。それで良し^^健さんの死に関して、2,3の感想。まず、追悼番組がいろいろ流れたが、「南極大陸」などの企画大作ものを避けて、プログラムピクチャーの「網走番外地」を流したテレ東のセンスが一番良い。その時代の作品を外しては“健さん”は無いわけだから。(もっとも、大作を流せなかったという事情があるかもね^^)それと、数ある作品の中で選んだのが「南国の対決」というのは、最初は外したなと思ったが、観ていると、沖縄を舞台というのが、今の沖縄情勢のなかでは渋いのかと感じられて、それもありと思うようになった。二つ目は“せどり”でオイラが健さんの死でいくらか儲けたと言うこと。「あなたに褒められたくて」という健さんのエッセイの文庫は、以前から仕入れていたのだが、新刊の在庫があったので出品しないで不良在庫になっていた。今回の訃報で、念のため再度見てみるとなんとAmazon在庫切れで、最安値が高騰しているではないか。で、不良在庫を出品すると同時に職場の近くのブックオフに確か1冊あったなと思い出して、早速昼休みを利用して行ってみるとありましたね。状態の良い本で、なおかつ108円でした。こういった状況変化で、すぐに値上げとかなんかはできないんだろうな。そこまで機動的にはなかなかなれないもんな、ブックオフでは。で、出品すると、即日と次の日で2冊とも売れた。つまり“健さんの死”でオイラは何千円か儲けてしまったと言う話でした。かつて札幌の東映館で、健さんのやくざ映画を観て劇場を出てくると、当時、そのあたりは典型的な場末だったので、映画の余韻で飲み屋で酒を飲んだくれた記憶が蘇ってきた。気分は健さんだったので、よく喧嘩したっけ(笑)