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ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

ホッピー仙人*

店の名前から居酒屋を想像していたのだが、
実はバーらしい。
看板にも「サラリーマンバー」とうたってある。

都橋商店街の真ん中の階段から2階へ。
左手に行くとすぐだ。

表から中の様子は窺えないが、思いきって扉を開けよう。

カウンターだけの店内。
5人ぐらいでいっぱいか。

カウンターには久米仙の甕。

「ホッピーでいいですか?」第一声。
のぞむところだ。
一番奥の席に座る。

「立ち呑み詩人のすすめ」という本が目に入る。

ビールの中ジョッキのグラスを目の高さに上げ、
焼酎を2フィンガーほど。
冷蔵庫で冷えたホッピーを注ぐ。
泡も含めてちょうど擦り切り一杯。
技である。

お通しは、ひじき。

「ホッピーお好きなんですか?」とマスター。
好きだと言うとうれしそうに笑う。
ここではマスターのことを「仙人」と呼ぶらしい。

久米仙、瑞泉、守禮と泡盛の種類が多いと思ったら、
奥様が沖縄出身だとか。

仙人は普通のサラリーマンで、仕事を終えてから仙人に変身する。

従ってここの営業時間は他の店に比べて短い。18:00~22:00。
日曜日と祝日が定休日。

それでも常連さんが楽しみに来るのは仙人の人柄だろう。

ホッピーは¥500.-~。
「~」というのは、泡盛のホッピー割りなどがあるせいで、
オリジナルホッピーはちょっとお高めになっているのだ。

それにしてもおつまみは全部¥300.-と統一されている上、
カラオケも¥500.-で歌い放題など、良心的な店だ。

チーズのオニオンクリームがけが美味しかった。

ふと見るとタラモアデューが。
アイラ系モルトまであるのかと感心していると、
コーヒー好きの女性のために
アイリッシュコーヒーを作るのだというからさらにびっくり。
凄すぎる。

仙台四郎さんの色紙が飾られているあたりもかなり渋い。

http://www.geocities.jp/hoppysennin/


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