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日本大通りのGALERIE PARIRで行われている安藤ニキ展を観てきた。精緻な筆使いで描かれた彼女の中にある世界の人々は、彫刻が息を吹き込まれ色をもって現れたかのように逞しく在りながら、その瞳は生きる力強さと共にどこか悲しみを湛えているように感じた。対照的なのがコラージュ作品で、本人も新たな試みというだけに、遊びがあって観る側の私も楽しめた。子どもの頃にした小さな冒険をふと思い出す。創作家具作家である彼女の父、安藤和夫氏との共同作品である厨子は、扉を開けると異空間へと繋がるような不思議な広がりのある作品となっていた。多面的であり未知数。彼女の作品にまた出会えることを願う。
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