学校選び
てっち10っ才。学校がかわる。試験があるわけではないけれどこれから10年通う学校。ちゃんと卒業できるかどうか問われるところが日本の進学の考え方と違うと改めて思った。成績だけでなく生活態度や家族の取り組み方も問われる。仲の良いお友達は、てっちより成績が良かったのにギムナジウムの推薦が取れなかった。彼の希望する学校は、ある意味で典型的なドイツのギムナジウムでとても強いイメージのある学校。両親が外国人でドイツ語がおぼつかず、家族からの助けが得られることは余り期待できないと言うのが理由。やさしいいい子なので、どうなることかと思ったけれど彼にぴったりの別の学校に希望を変えた。推薦がどうなったのかその後は首をつ込まなかったけれど上手く行きそうな気がする。うちは、てっちの希望通りで良いんじゃないかと考えていた。いくら校風やある程度得意分野があるとしてもギムナジウムはギムナジウム。そんな風に考えていた。ところがね。行って見ると私には見えないものがパパには見えてくる。必ずそれが正しいと限らないとしても、彼がこんなに頑張ることは珍しい。土壇場で、家族会議混戦模様です。