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カテゴリ:映画
先日拝見した「白い砂」('57)からさかのぼること11年。25歳のデボラに遭遇ということとなる。もっともこの後すぐハリウッドに招かれ、クラーク・ゲーブルの相手役、やはり新進女優であったエヴァ・ガードナーも共演の未輸入「自信売ります」('47)という作品を幸運にもキャッチしているので、その美貌とのおつきあいも永き春となる。 ハリウッドが放ってはおけなかった高貴艶麗の美貌は尼僧姿に閉じ込めてもなお隠しきれない香気をも結び、以後絶頂期の30代を堪能することとなるのだが、この作品でもかわいこチャン女優とは遥か高みの地平の演技で一線を画す。ジーン・シモンズが一種の汚れ役でオッと思わせたり、フローラ・ロブスンか、心理サスペンスに導く役どころもベスト・バランス。 黒水仙=ブラック・ナルキッソス、か。なあるほど、とも合点の、名女優出演映画はあれこれ見どころあるものと堪能。 「デジタル・シネマ・ダイアリー」 「シネマ・ラビリンス」 デボラ・カーの項あり「CLASSIC STAR」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 20, 2005 08:00:56 AM
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