ニャンミャオ・ダイアリー
新作よりも味わえるこの馥郁たるあじわひの歓び!
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[ 映画 ]
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 36歳で急逝した マリリン・モンローは20世紀を代表するセックス・シンボルでもあるわけだが、それ以前のセックス・シンボルで名前が大きい割にはその作品に接する機会のなかった、これもなんと26歳で急逝した ジーン・ハーロー、その作品をやっと見ることができた。
その死の1年前の作品「 妻と女秘書」('36)であるが、フィルムも美麗で クラーク・ゲーブルも若々しく(35歳)、妻役は マーナ・ロイ(31歳)、女秘書役がジーン・ハーロー。
お話は美人秘書を傍らにする夫に、周囲の諫言もあって余計やきもきする社長夫人、出張先から電話も来ず、深夜2時にホテルに電話をしたら秘書が出て離婚寸前という、予期せぬ(よくある)出来事。
'30年代の女性は柳眉を逆立てなかったかというと、逆立てたに違いないのだが、'30年代の映画に登場する女性はその表現はまことお淑やか、妻のほうはますます口数少なく沈黙の殻に閉じこもるのみ、それを見るのも初々しいものだが、ジーン・ハーローの女秘書、浮気の疑いはあっても浮気のない段階、敢然と出かけて行き年上の妻にそんな疑いを持ってるとその通りになってしまいますよ、私には好都合ですけど-----というようなことをのたまう。
ここに描かれるのは今日とはまた大いに異なる節度ある男女関係、その相互の振る舞いをゆくりなく楽しめるのは公開の時よりもまさに今かも知れぬと思うほどの、時代が生む豊かなあじわひである。女秘書には恋人がいて、これを若き ジェームズ・スチュアート(28歳・「スミス都へ行く」の3年前)が演じ、ジーン・ハーローもその腕の中へ帰っていくのか、というような暗示で終わるわけである。
何より霙まじりの画面でなく、肌理もまろやかな高純度、ジーン・ハーローの真価を知るには不足でも、よく見ればぼってりとふくよかなその姿にも、てきぱきと仕事をこなすめりはりにも、1年後の死は嘘のようではある。
それにゲーブルがやはり魅力的、晩年まで美女との共演は切れ目もなかったが、この男ぶりに共演女優もさらに輝いて見えるのはさすがのキング・ゲーブル。
この妻への愛しっぷりを見れば、どこにこんな夫がいようかというくらいの至れり尽くせりの天にも昇る勢いだろうに、それでもそこにジーン・ハーローを傍らにはべらせるだけで、疑惑の虫がうごめきだす、なんともゆとりと含蓄の一篇。'30年代映画の至福!
はじめまして。TB有難うございました。こちらからも折り返し送信しました。
「妻と女秘書」は未見ですが、粗筋を拝読し、機会あれば観てみたいと思いました。
男女の地位や関係が今とは随分ちがいますよね。クラーク・ゲーブル、35歳にして渋いですなぁ・・・。(Jun 16, 2007 04:53:55 AM)
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風と共に去りぬビビアン・リー (2007/01/26)ワーナー・ホーム・ビデオこの商品の詳細を見る
名作と呼ばれる古典映画ほど、いつか観ようと思いつつ機会を逸してしまうものだ。
母の書棚に「風と共に去りぬ」の文庫とDVDが(Jun 16, 2007 04:49:09 AM)
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