
数日前ミア・ファーローじゃなくオードリーならと「
フォロー・ミー」('72)で記したら、同じ夫婦不仲のお話でずっとその前にオードリーで「
いつも2人で」('67)があったとは不明にして知らなかったなあ。こちらはまだ若きアルバート・フィニー共演、やっぱりオードリーが出てるだけでオシャレ度格段にアップやないの。
オードリー出演映画としての出来は(オードリー作品は水準も高い)さほどでないにしても、夫婦仲ほどにはうっとおしくはない。いつも2人でいてよくキスもするこのふたり仲がいいのか悪いのか、秋風も感じて改善旅行中、双方浮気あり外泊ありの中でくっついたり離れたり、でも思い出もいっぱいというところをフラッシュバックも多用で延々と終りまで。
所詮夫婦仲など他人には無関係、好きにしてくれ!なのではあるが、藤原紀香でもオードリーでも結婚生活となるとなぜか必然に近く秋風も吹く、なのになぜに人は結婚したがるのか、法律に守られないと愛を全うできないのは人間だけなのである。
なんちゃって、ことも言えるのだが、まあ犬も食わぬ夫婦不仲、それを何とかしようという他人も現れず、ケンカするほど仲もいい、という一面もあって、なにやらそのまま終わるやはり好きにしてくれ!だった。
オードリーだからこそなんとか最後まで観たというドラマの中身で、改めてそのファッショナブルでスリムでしかも決して重くならない明るさの特性を知る作品なのではある。
先ごろこの16年後の作品である「
ドレッサー」('83)の老優役を観たばかりのアルバート・フィニーもやがて貫禄なのではあるがここではまだ怒れる若者の風情の残滓を留めて、これも見方によっては面白いところではあろうか。
――実際、結婚未満くらいの時が、一番いいのよね。
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