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テーマ:お勧めの本(7203)
カテゴリ:今日読み終えた本
題名:「まれに見るバカ女」 編者:別冊宝島編集部 発行:宝島社文庫 頁数:285 読みやすさ:3/5 おすすめ度:3/5 私のように、日頃ぼーっとして過ごしてる人にとって、テレビに出てたり本を出して る人は、とりあえず「すごいなぁ~!」と思いこんでしまう癖があります。 でも、そんな中に「いやちょっとそれは、なんか違うような気が・・・」っていう人が 多いのも事実なんです。 人間ですから、人に対して好き嫌いはあっても仕方ないとは思うのですが、それ とは違う、いわゆる“なんか変!?”という感じを受ける人がいます。 ところがその人達に抱く“違和感”をうまく説明できないので、結局「あ~そうなん や。でもなんかな~・・・」と釈然としない状態で過ぎていく、という日々を送らざるを 得ないわけです。日頃テレビとか見ながら「え~また出てる?なんでこの人が?」と か「なんか感じ悪いんよなぁ~」とか「そんなこと言ったってなぁ~」と無意味なツッ コミを入れたりしているだけで、具体的に批判できないのでモヤモヤしているのが 実情です。 ここに出てくる対象は女性限定ですが、この本はそんな人に対して、「ここがおか しいぞ!」と具体的に厳しく指摘しているところがわかりやすいです。 まな板に載せられた人をみんな知っているわけではなかったので、新たに知った 人もありましたが、よく見る人や知っている人に対するコメントは、「あ~~そうそう、 そういうところが引っかかってたんや」とか、「あ~やっぱりそういう背景があったん やなぁ」とか、“モヤモヤ”の一部を晴らしてくれる内容になっていました。 ただ、これらのコメントも寄稿者の一意見に過ぎないので、まるまる鵜呑みにす るのもいけないと思います。 もちろんいろんな資料や情報に基づいて、自信を持った批判を展開しているので、 説得力はあるんですが、名指しでこれだけの批判をできる寄稿者たちもなかなか チャレンジャーです。 マスコミはこれらの人々を、情勢に合わせて上手に使おうとしているので、こちら としてはとりあえずそういうことに惑わされず、その人の本質を見る努力をしたいと 思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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