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松下一郎のグリーンブレーカーズ

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ベトナム旅行5日目… New! 5sayoriさん

2010.12.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類
『本当は危ない有機野菜』 ・・・口蹄疫に関する追加資料
前回の 口蹄疫に関する農水省疫学チームによる発表 に関する記事の中で、

「もちろん口蹄疫が確認されてからはふん尿の移動は禁止されます。しかし
 問題は口蹄疫が確認される前、日常の有機物の管理にも問題があるように
 思えるのです。
 というのも、日本では「家畜排泄物処理法」でスラリーの貯留や家畜ふん
 堆肥の製造を、雨水を遮断する覆いのある不浸透性の素材で作った施設で
 行なうことが義務づけられていますが、法的な規制はこれだけなのです。
 スラリーや家畜ふん堆肥の農地への施用量、施用時期、施用方法などにつ
 いては、水質汚濁防止の規制を受けるような表流水への直接投入や、悪臭
 防止法の規制を受けるような悪臭をまき散らす方法での散布でない限り、
 何らの規制もないのが現実なのです。
  こういった現実が、今回の宮崎県の口蹄疫被害を拡大させた可能性も大き
 いといえるのでは
ないでしょうか。そう思えてならないのです。」

といった部分に関係するものとして、朝日新聞の9月25日の記事をご紹介
しておきます。以下は記事。

『国土交通省が調べた2009年の河川水質ランキングで、県内最大の河川、
 大淀川は、全国165河川中で、前年の142位から150位になり、九
 州26河川中では、同22位から23位にランクを下げた。特に上流域と
 なる都城市内で水質が悪化しており、県は原因究明と環境改善のため、同
 市内に重点を置いた調査に乗り出した。
 大淀川は、流域面積が九州2位の2230平方キロ、長さは同4位の10
 7キロ。1991年には、九州の1級河川ランキングで最下位となったこ
 ともある。その後改善した時期もあったが、近年は悪化傾向にある。
 宮崎河川国道事務所によると、大淀川では7カ所を定点に水質を観測。こ
 の中には、生物化学的酸素要求量(BOD)が環境基本法で定められた環
 境基準値を超え、水質汚濁が著しいとされた地点もあり、09年では、都
 城市の中心街に近い岳下橋(竹ノ下橋)と志比田橋の2地点で基準値をオ
 ーバーしていた。 中略
 そんな中、畜産の影響を指摘する声もある。
 同市の06年の農業産出額は、肉用牛、豚とも市町村別で全国1位の畜産
 地帯。家畜の糞尿(ふんにょう)の取り扱いについては家畜排せつ物法で
 定められているが、流域住民からは「夜中や雨が降った時に、川から排泄
 物のにおいがする」といった声
も聞かれる。
 大淀川の水質データを調べている大淀川流域ネットワークの杉尾哲代表は
 「24時間測定していると、夜中にぽっと悪くなるときがある。一部の畜
 産業者が家畜の排泄物をきちんと管理していないのではないか」と懸念

 ている。
 県環境管理課は、今年度から、同市内の大淀川本流や支流、下水路などの
 23カ所で、毎月1回の水質調査に着手。どこが特に汚れているか分析し、
 対策を取るという。同課の担当者は「踏み込んだ調査をしないと対策につ
 ながらない」と話している。』 

というものです。

以上、畜産県の有機物管理に関する一例として取り上げてみました。
ご参考に。

 ▼ 水辺の生き物達の変化から水の ↓ 清潔度がわかるんですよ。

 「本当は危ない有機野菜」「里地里山複合大汚染








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Last updated  2010.12.02 03:43:42



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