|
カテゴリ:カテゴリ未分類
農業総産出額からみる日本農業の衰退 すみ
農業総産出額というものがあります。これは 『農業生産活動による最終生産物の総産出額であり、農産物の品目 別生産量から、二重計上を避けるために、種子、飼料等の中間生 産物を控除した数量に、当該品目別農家庭先価格を乗じて得た額 を合計したもの』 というもの。 その農業総産出額をグラフで表すと、つぎのようになるのですが・・ 昭和50年代後半には、12兆円を越していたはずの農業総産出額は、 平成20年には 8兆円強にまで低下していることが わかります。 ちなみに8月30日に衆参両院で行われた首班指名選挙で次期首相に 指名された野田佳彦氏は、松下政経塾のご出身ですが、2006年度 の新聞記事にもとりあげられた〔農業者の間で話題となった〕有名な フレーズで 日本の農業総産出額の8兆円強という数字は、 9兆円超のパナソニック1社にも及ばない というものがありました〔通常はトヨタと比較されることが多い〕。 ちなみに、この数字には農業補助金も含まれたものとなっています。 ほめ殺しというものがあります。“日本農業はじつは強い”という 意見を聞くたびに連想するのはこの言葉です。 “ねっ、日本農業ってじつは強いんですよ。だから参加してもなん ら心配いらない”といった、形を変えたTPP推進論にしかおもえ ないんですよね、それって。 労働問題編は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.19 16:20:28
|