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“洪水”を知らせる音がきこえた。
2006年の台風による水害に 避難を経験してから10年。 先日の台風16号で “おりしも満潮時に1時間に105ミリと いう猛烈な雨”に遭遇し、10年ぶりに避難を再び経験しました。 そんなとき、避難の決断したときの おはなしです。 ↓ 『“洪水”を知らせる音がきこえた。』 音が聞こえた。 台風の通過中を告げるテレビニュースをみている最中。激しい風雨が 叩きつける窓の外からの、音である。 コポコっ、コポコポと、定期的に鳴る音。 風雨が弱まった一瞬の頃合をみて、ゴアテックスの雨具と長靴をあわ てて装着し、外へでてみる。 案の定、その音は排水管からながれでていた。そう、表の大きな道路 に埋め込まれたでかい下水管につながる自宅の排水菅から。 定期的に、コポコっ、コポコポと、鳴る音。それは〔本来なら排水が 流れていくはずの排水口から〕逆流した汚水とともに鳴る音だった。 コポコっ、コポコポ。 音とともに、そこらじゅう一面が、ゆっくりしかし確実に水びたしと なっていく。 自宅の排水菅から汚水が逆流してきたとき・・・それは 考えていた 避難を実行に移すときだ。 ● この音を聞いた2006年の水害時の状況は こちら 。 どうせ避難するのなら、明るいうちが絶対にいい〔体験より〕。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.03 15:51:41
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