カテゴリ:BOOK
こんにちは!西東京市の山本光一税理士事務所です。 本日のブログ担当は事務員です。
~ 風通しのよい人に ~
本日の読売新聞朝刊 本よみうり堂 “ビジネス5分道場”よりの抜粋です。 今回のお勧めは近藤信緒著『人に好かれる法』である。 60年前に50万部売れたベストセラーの復刊。 (中 略) 「自分のよさがわからない人間、そういう人間が無邪気に振る舞っているくらい見事なものはない。(中 略) あまり自分の長所や短所を気にかけすぎてはいけない」 心理学者なら逆に「自分の長所短所を認識せよ」と説くはず。 が、それではまっとうなだけで面白みのない人間ができそう。 近藤さんは風通しのよい人間になれ、という。 例えるなら、司馬遼太郎氏が『竜馬がゆく』で描いた坂本竜馬のような好かれ方がよい、と。 「人と仲良くすること、人を愛することにも非常に能力のあるなしがあると思う。(中略) 真にその愛に生き抜くことは、世の立身成功者と同様にすぐれた人たちだと思う」 愛ある人生を生きた人は、大臣や財界の名士に匹敵する成功者である、と。 管理職には次の教え―。 「(部下は)これが正しいと信ずればこそ、生命を投げ出しても働くことができるのだ。(中略) いかなる命令にも大義名分を明らかにして部下が堂々と正々の陣を張って戦えるよう、 肚(はら)で練った命令が出されたいものである」 日本の管理職は責任を回避した命令を出し過ぎ。そういう職場には無気力が増える。 逆に、ワンマン社長は部下を頑張らせ過ぎる。その場合はこの教えが効く。 「張り切った弦は切れやすく、湧く水でないととぎれる。 努力は過ぎると、公平を欠いて、かえって反感を呼び、敵を作る」 一見矛盾するような二つの教えだが、結局「人を見るの明」があるかないかが分岐点という。 歯に衣着せないで、なおかつモノを売る術を知る人の言葉は、胸の奥で響く。
以上、抜書きしていてもすべてひとつひとつ心に響いてくる教えです。 「本」には・・・・・その人が人生をかけて 命を削って書いてくれる教えが 惜しげもなく散りばめられていますね。 ありがたいことです。 今日は『母の日』 子供たちにもたくさん本を読んでほしいと願う・・・一男一女の母である税理士の妻です。 長男を産んだのは・・・ちょうど17年前の今日。 その日も 『母の日』でした。
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最終更新日
2007.07.21 11:30:27
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