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こんにちは!西東京市の 山本光一税理士事務所です。 ヨミウリウィークリーニュースより。 都心のジョギングコースとして知られる皇居周回コース。 1周30分程度で走れるため、昼休みを利用して、汗を流すサラリーマンは多い。 かくいう私も、麹町税務署に勤務していた10年ほど前に 皇居一周マラソンに2年連続で参加したものです
ところが、何と!皇居周辺は空気が悪いため、運動によっては健康を害する恐れがあるというデータがまとまったそうです。 (以下記事より抜粋) 都心で最も大きな緑のエリアである皇居のお堀沿いに走る一周マラソンは 開放感もあって爽快だが、問題は、車の排ガス。 皇居前広場から北の丸公園にかけて東側は、それほどでもないが、 西側は、新宿通りや青山通りに接続していることから、渋滞していることが多い。 日本歯科大学共同利用研究センターの星秋夫准教授(環境衛生学)のグループが 「長期的に考えると、肺や気管などの呼吸器に悪い影響が出る恐れがある」という研究結果をまとめたとのこと。 大学院生の男性10人に、皇居と、都心から離れた横浜市の郊外のグラウンドの2か所で5キロを走ってもらい、それぞれ、血液成分の変化を比較した。 その結果、10人中10人つまり全員の過酸化脂質が、皇居を走った後は走る前に比べて増加していた。 増加の幅も、郊外のグラウンドに比べて、統計上明らかに大きかった。 星准教授がこう説明する。 「過酸化脂質の増加は、肺や気管に、より多くの大気汚染物質が取り込まれて、 炎症を引き起こしていることを意味しています。 過酸化脂質自体も、細胞を傷つけ、老化を進めることが知られています」 「マラソンやクロスカントリーの選手には、慢性的に、のどの痛みを訴える上気道炎が多く、原因として大気汚染との関係が指摘されています。 分からないことも多いのですが、運動で換気量が安静時の10倍以上も増えることを考慮すると、 大気汚染が進んでいる場所で運動することは、なんらかの注意が必要だと思います」(星准教授) 皇居周回コースで走るには、どう対処したらいいのか。 「建設作業用の防塵マスクの着用」をおすすめしています。 活性炭フィルターで汚染物質をカットできます。息苦しそうに見えますが、お椀型のタイプならば、呼吸抵抗が小さいため、運動のパフォーマンスも変わらないことをデータで確認しています」(星准教授) 現在、星准教授は、フィルター取り換えができるスポーツ用の防塵マスク製作をメーカーに提案しているという。 来年、五輪が開催される北京は、東京の3倍もの大気汚染物質が測定されている。 日本オリンピック委員会の専門委員会は、外出に防塵マスクの着用を選手らに勧めることも検討中だという。 北京五輪を機に、ジョガーたちの間にマスクが普及するかもしれない。 とのこと!!
北の丸公園は、都立九段高校時代の思い出の場所でもあります。 (現在はコース制となり女子生徒が多いようですが、当時は学校群制度で 日比谷高校・三田高校と共に11群とされ、6~7割が男子生徒でした!)
緑が多く憩いの場所であり、排気ガスはそれほど気にならなかったものですが・・・ 皇居マラソンにもマスクが必要とは・・・・・
ぜひ石原都知事には、排気ガス規制、電気自動車の普及、緑化・・・など 危機感をもって対処していっていただきたいものです。 マスクなどせずとも 安心して走れる場所があるということは、進歩的な都市のひとつの条件ではないでしょうか!?
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最終更新日
2007.10.05 00:00:35
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