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カテゴリ:鉄道・バス関係
2020年3月8日、東京-新大阪で運転される「のぞみ315号」をもって、東海道新幹線700系車両は東海道区間での運行を終了します。
その「のぞみ315号」の指定席が今月8日に発売されましたが、1,000席以上の指定席が完売するのに1分もかかりませんでした。 ラストランの指定席が瞬殺される・・ネームバリューが高い列車(車両を含む)ほど、よく聞かれます。 それだけ注目されている証拠・・だと思います。 ただ、こういうのって、正直言って好きじゃないです。 特に、それまで見向きもしてなかったのに「最後だから」というだけの理由で集まってくる連中。 僕は「葬儀屋」って呼んでますが、ハッキリ言って嫌いです。 そんなに行きたかったのであれば、もっと早い段階から行ってやれ。そういう気持ちです。 言っちゃ悪いですけど、混雑を助長させてるだけではないのか、とも思いたくなります。 基本的に、僕はラストランを見に行くor乗りに行くことはしません。 とは言っても、過去に行かなかったわけではありませんよ。 ただ、かつて引退間近のとある列車をたまたま目にした時の光景が、今の考えを固めるきっかけになりました。 多くの人々がカメラを向け、混雑している中で、どこからか発せられた「邪魔や、どけ!」という罵声。 おそらく、なかなか狙ったような撮影ができなかったのかな、と推測されますが、あれにはひきました・・ あの中には入りたくない。そう思いました。 以後、よほどのことが無い限り、ラストランを追っかけることはしてません。 もし追っかけるとすれば・・ よほど思い入れや縁がある列車・路線だけ そう決めてます。 なので、この15年間でラストランを追っかけたのは、近鉄内部・八王子線くらいでしょうか。 高校時代に通学でお世話になり。卒業後も機会があれば乗りに行ってる路線が、廃線・BRT化されると聞いた時は「ちょっと待てよ」って思いました。 その後の協議により、四日市あすなろう鉄道に移管されることになりましたが、近鉄線としての最終日にギリギリまで追っかけ、最終列車が四日市駅を発車するのを見届けました。 あとは、前職で北海道へ赴任する時と、退職して北海道から戻ってくる時に乗った「北斗星」ですけど、こちらは引退の1ヶ月前に上野駅で発車を見送っただけでした。 念のために言っておきますが、ラストランを追いかけること自体は否定しません。 ただ、縁もゆかりもない列車や路線まで追いかける必要があるのか? 僕はそう問いたいです。 そして、追いかけるのであれば、普通に、静かに追いかけ、見届けるべきです。 先に述べた件もそうですが、どこかで大小様々なトラブルが起きがちです。 先日、JR東日本の山手線からE231系車両が全車両離脱し、他線へ転属しました。 その際、最後となった編成にヘッドマークが取り付けられ、いろいろとイベントが企画されていました。 しかし、その一部が中止になったほか、最終運行が一日繰り上げられました。 公式には発表されていませんが、最終運行予定日の前日に線路内で撮影していた者が山手線の運行を停止させたことが要因ではないか、という話が上がっています。 こんな犯罪行為を犯してまで追いかける必要性はゼロですし、現場が迷惑を被るだけです。 よく考えて下さい・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.12 22:45:41
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